行ってまいりましたRAVEN Japn Tour 2019。先日のエントリーで書いた通り初RAVEN、といいつつそこまでのめり込んだバンドではないということでお勉強も含めて。
まずはセトリから
Take control
Hell patrol
All for one
Hung drawn & quartered
Top of the mountain
Rock until you drop
guitar solo
Faster than the speed of light
Hellraiser / Action
Firepower
Wiped out
Mind over metal
bass solo
Break the chain
Don’t need your money
Crash bang wallop
最初に書いちゃうと実はちょっと疲れもあってbass soloの途中で退出しちゃいました。そこまでで1時間超えたぐらいだったから最終的には1時間半弱だったのかなと。
メタル高齢化の波がどんどん押し寄せている中でNWOBHM40周年というのもひとつのポイントではある。完全に後追いの身だけどこのバンドは観ておいた方がいいだろうということで観に行った。
結論としては行ってよかったと思えるライヴだった。(もちろんいい意味で)いい歳こいたおっさんが汗だくになりながら楽器を弾きまくってるというのはもはや美しい。Johnが言った”ヘヴィメタルにはアティテュードがある“って言葉が全てを表してるね。それを実践している人間が言うんだからそれは重みがあるよ。
事前にアナウンスされていたスペシャルゲストのMarty Friedmanはショウの中盤で登場。FirepowerとWiped Outで一緒に演奏した。彼は年末のHM SOUNDHOUSEで久々に生で観たけど、実際ギターを演奏している姿を観るのは相当久しぶりな気がするけど、カッコイイねぇ。なんだかんだで彼も結構な歳いってると思うけど、トレードマークのカーリーヘアーはふさふさだし、体型もスリム。頭振りながら弾きまくるところはまだまだメタル魂も持っているということで、いやあ見事なセッションだった。そもそも彼とRAVENの関係がイマイチ不明なんだけど、以前のライヴにも飛び入りしてんだね。単純に交流があるってことなのかね。
曲は、何となく事前に予習はしていたけど、分かりやすいシンガロングパートから爆走パートから、まさにNWOBHMって感じでどの曲もよかった。ただ、SWEETのActionのカヴァーはもともと知ってる曲だったので盛り上がったな。ちなみにRock Until You Dropってのは以前自分のメルアドにも使ったりしてて、何となく響きも良かったし、you dropってのは”疲れる”って意味で、つまり”ヘトヘトになるまでロックしろ!”って意味で、これはいい、と拝借させていただいたという超個人的思い出もあるので、今回初めて生で聴くことができて感謝感激でした。
Gallagher兄弟はふたりともよく動く。Markは正直ハゲ散らかした頭で、体も中肉体系だけどそんなことお構いなしに汗まみれで弾き倒してる姿が、段々Angus Youngに見えてきたよ。最大の敬意を込めてロックンロール馬鹿と呼びたいね。
観客も7~8割ぐらいは入っていたと思うが、凄く盛り上がっていたし、歌っていたしで、いい雰囲気を作り上げてた。
そんなこんなで途中退場してしまったとは言え、いいライヴを見せてもらった。1曲だけ新曲をやっていたが過去の曲に遜色ない爆走チューンだった。このバンドはまだまだdropしそうにない。今後にも期待したい。
RAVEN are: John Gallagher (vo/ba.), Mark Gallagher (g.), Mike Heller (dr.)
§ぽっぷびぃと§