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カテゴリ:live talks

風邪、ようやくほぼ治った。来週怒涛のライヴウィークだったので今週でよかった~

さて、ようやくDOWNLOADロスからも解放されてきたでしょうか。そんなんしてるとあっという間にサマソニがやってくるからね。今年は3日間参加予定。
​で、DOWNLOAD後夜祭じゃないけど、前日に雑誌「ヘドバン」が企画した90年代ヘヴィネスを語る会ってのがあったのに参加してきたのを備忘録的に書いておこう。

場所は新宿のRock Cafe Loftって場所。Loftにもいろいろあって、まあ基本的にはトークイヴェントが開催されてる場所ってイメージなんだけど、この場所は1年前まで居酒屋だったらしく、他のLoftより飯がおいしいってのが売りらしい。席は2025席って感じだろうか。

とりあえず開場と同時に入ったけど、予約していったので、名前と整理番号を言ってチャージ1,500円を払うとあとはお好きなところにどうぞ、ってことで、DJブースが見やすい席をゲット。今回一人で行ったので、時間潰すのは飲むしかなかったけど、基本的には居酒屋に一人で入るイメージなので、なんとも居心地が悪い、というか、さすがにこういうイヴェントは誰かと一緒に行った方がいいと思ったね。ただ、開場と同時に入ったので、いい場所を確保できたのはよかった。後ろの方だと知らない人と相席とか隣りとか、ボクみたいなのにはもはや地獄としか言えない状況になっていたのでね。ボクの前にもお客さんが座ったけど、いくら飲んでも結局喋りかけることは出来ずじまいでしたわ。
で、開場には小さなモニターとプロジェクター用の大きなスクリーンがあり、適度な音量でBGM(BGV)が流れていた。ここは今回のテーマは関係なくクラシックロック系が中心だった記憶があるが定かではない。店長も腰の低いいい感じの人で好印象。開演前に、店の説明とかを軽く説明してくれた。

ということで定刻になり今回のMCであるヘドバン編集長梅沢さんと音楽ライターの荒金さんがスタンバイ。以前ベッド・イン/THE冠のライヴ会場で、たまたま飲んでた時に編集長風の話をしていた人がいたから、なんとなく風貌は分かってたつもりだったんだけど、なんか実際見ると結構違った。勘違いしてたのかも。荒金さんは初めて見た。

曲の構成的にはまず翌日がDOWNLOADということもあってPRIEST, GHOST, SLAYERをかけてから、本編の90年代ヘヴィネスのバンド群をかけ、最後は再びDOWNLOAD出演バンドで締めるといった流れ。で、各曲の前後で、そのバンドにまつわる話をする、といった流れ。興味深かったのは、最後の曲にPRIESTとGHOSTどっちかけるか聞かれて、客が選んだのはGHOSTだったこと。GHOSTフィーヴァーはすでにこの時から始まってたんだね。

梅澤さんは48歳とか言ってたかな?PRTでバイトしてた流れでこの業界に入ったとか。荒金さんは経歴みたいのは話さなかったけど梅澤さんより若干若いのかな。
基本的には梅澤さんメインで話していて、それなりの裏話とかもあったりしつつ、やはり編集長だからなのか、お客さんにも結構質問したりしていましたね。「明日のDOWNLOAD行く人は」とか「90年代ヘヴィネスぶっちゃけ苦手な人は?」とか。その中でも面白かったのが「BURRN!買ってる人」で手を上げたのがボクとあと一人ぐらい(ボクの後ろにいる人は見えなかったので分からない)だったし、「ヘドバン創刊号から買ってる人」もボクとあと数人だった。まあ両方買ってるボクの自画自賛乙、てのもあるけど、こんなマニアックなイヴェントに来る人ですら、どっちも買ってない人もいるんだなと。まあ、「CD毎月買ってる人」って質問があったらもはやボクも手を上げない側なので、同じなのかも知れないけど、個人的には結構びっくりしたね。音楽業界の波の一部を観たというか。

で、本編の90年代ヘヴィネスの会では、まあ王道と言っていいところが基本的にはかかって、年代を追うように90年からかかっていったんだよね。だから確か最初がMETALLICAHolier Than Thouだったと思う。で、ALICE IN CHAINSからPANTERAからNIRVANAからNINからってことで、最終的に3時間弱あったんだけど95年までしか行かないという。(ということで56日に第2弾が開催決定のようです。ボクは行けないけど行ける人行ってあげて)。

そんな中で、ボクが初めて聴いたのがLARDのforkboy。


まあ、教科書には出てるバンドなんだろうけど知らなかったしカッコよかった。

あとはORANGE 9MMのglisteringって曲も初めて聴いたけど、

これはまあまあだったかな。

パートナーの荒金さんはガンガン喋るタイプの人ではない(むしろ喋りは苦手なように見えた)けど、得意分野は90年代後半のようで、次回に期待かな。
やっぱり一番聞き応えがあったのが、梅澤さんがBURRN!信者から脱却していくのがまさにこの90年代だったわけで、メタルは好きだけどパンクも今の音楽も聴くボクみたいな人間からすると凄く親近感が湧く(当然向こうの方が知識も経験も豊富なのは十分承知の上で)。やっぱりBURRN!基準かそうじゃないかってのって結構ポイントになる気がするんだよね。最近の若い人はそもそもBURRN!の存在感を知らないから、それはそれで会わない部分もあるし、当然BURRN!にどっぷり浸かってる世代とも違うし、となると、当然年齢の要素も大きいとは思うけど、BURRN!を教科書にして入って、そこから抜けていった(といいつつまだ買い続けているボクはBURRN!寄りなのかも知れないけど)世代ってのは音楽的にはいい時代を生きているのかも、とか考えたよ。

とにもかくにも「ヘドバン」は、メタルを新しい視点から見たカッコイイ雑誌だと思うし、編集長もまさにこの雑誌を創るべくして創った人だったというのがよく分かったいいイヴェントだった。比べるのは何だけど、HM SOUNDHOUSEよりはこっちのイヴェントの方が性に合ってる気がしたよ。激ロックは知らないけど。また行ける機会があれば参加したいね。一緒に行ってくれる方募集します。

§ぽっぷびぃと§






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Last updated  2019.04.04 20:32:24
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