印象を持って頂く行動とは???
「はとみさん、新聞観ましたよ~。 うちの旦那が言うんだよ。 水海道は、婿さんの街だぞ。」って。笑いながら お話し下さったです。 もう、15年ぐらい前の総会でしょうか? その後、懇親会が、ありました。30名ぐらい懇親会に集まりました。その席上で、自己紹介の場が、ありました。「一人、2分ぐらいで、お願いします。」・・・・・・と司会者が言います。 私の番が、来ました。制限時間を他の参加者は、守ろうとします。私の番は、20番目ぐらいでした。ほんの30秒で、まとめようとしうました。その内容は、「私は、商売が、大好きです。 大好きな羽富 都史彰です。」と2回繰り返して、終わりました。全員が、笑いました。全員から拍手をもらいました。司会者から「こんなに短く、強烈的に自己紹介されるはとみさんは、やはり、宇宙人ですね。」と発言され、みんなの笑いを誘っていました。 問題は、ここなのです。制限時間 2分でまとめることが、目的ではありません。 30秒でも、45秒でも、1分でも、2分30秒でも、OKなのです。 自分の名前をPRする。相手に印象付ける。人柄を知ってもらう。 ・・・・・この3つに、絞り込むことです。 私は、子供のころから、慌てるクセがありました。 落ち着きのない子だね~。・・・・と近所のおばさんたちにも、言われました。 でも、人間誰でも、欠点がある。その欠点を笑いに変えて、人間掌握術のヒントにしようと、考えたのが、大学生時代の新聞配達のアルバイトです。(新聞奨学生) 貧乏学生でした。本当に、貧しかった。奨学金だけでは、生活できません。収入を増やすために、営業活動をしていました。新規客獲得のため新聞拡張の営業です。 当時は、読売、毎日新聞が、ライバルでした。私は、朝日、東京、サンケイ、日経新聞を配っていました。1968年ごろ(昭和53年)の秋ごろ、学生の中で、拡張NO1に選ばれました。 コツが見えたのです。それは、相手が、今何を欲しがっているのか?・・・・これを把握することだと。あるお宅に新聞拡張に出向きました。「オレは、自宅を朝5時には、出る。新聞の銘柄は、気にしない。朝4時半まで、投函できるか?」という質問を受けました。 そのお客様の家への配達時間は、それまでは、通常6時ごろでした。 ライバルの読売新聞も、毎日新聞も、ほぼ同じ時間でした。私は、その方が、朝日新聞を読んだことのない方で、サンケイ新聞、東京新聞を見たこともない。・・・・・・・という情報を武器に、新しい角度で、新聞を読まれたら、どうですか??? ・・・・という提案をしました。見事に、成功。 サンケイ新聞の内容の面白さを薦めました。朝は、4時半に配達を続けました。投函する時は、「おはようございます。朝刊です~」と玄関の前で、声をかけて、配達をしました。そして、昭和54年 最終日3月31日付けで、退職する時、そのご主人様が、玄関前で、立っているのです。「おはようさん~、 学生さん。よく、オレの為に、朝刊をいつも、いつも4時半に届けてくれた。ありがとうね~。餞別だ。 」と封筒に3,000円入っていました。新聞代金が、2,000円ぐらいの時代の3,000円です。最初は、ご丁寧にお断りしました。でも、あまりにも熱心に勧められたのです。「ありがとうございます。」・・・・と言いました。 人間関係のまったくない街に住んで、信用を得る。新聞配達で、人間掌握術を学びました。