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カテゴリ:ろできちのひとこと
産休に入り、あわただしい毎日から、ちょっとペースをつかんでゆっくりできるようになった ろできちです
じっとしてられない性格なのか、ただ単にうまく生活ペースを整えられないのか… 一日横になっていたりすると、余計におなかが張ったり元気が出ないので、食事の準備や掃除以外にも、出来ることはやっています それでも、なんだか体がなまるので、一時間くらいを目安に散歩を始めました。 うちの近くはのどかな田園風景も広がり、ここ数日は本当に天気もよかったので、絶好の散歩日和でしたよ歩くって、確かに健康にいいんだなあ~と痛感 産休に入ると、普段はあまり会うことのなかった同級生や専業主婦の友達が遊びに来てくれるようになり、気分転換や、ママさんとしての豆知識なんかも教えてくれます 「あんた、仕事が忙しいけん連絡してもおらんとおもっとったんよ。産休にはいったら家にいくけん連絡頂戴」というかんじで。 そんな数人の友達のなかの一人、小学校一年生からの旧知の友人が遊びに来てくれました 仮に、Hちゃんとします。 彼女は子供のころから非常に優秀で、字もうまいし、走りも早い、性格はいいし、頭もいい、先生や親の信頼も厚く、何をまかせても「Hちゃんだったら大丈夫」という私達同級生の思いもありました。ずうっと学級委員長だったし。 そんな彼女。社会人になってから心の病気を患いました。 今までの自分の姿が重荷になったのかな…と振りかえると感じます。 一緒に病院についていったこともあります。 「普通、精神科なんてついて来てって言ったら嫌がるのに、あのときは本当にうれしかったよ」と言われました。 たぶん、あんまり深く考えていなかったのと、自分の身の回りに精神疾患の人や認知症のお年寄りがいるので、あまり違和感なく受け入れられたのかもしれない。 今は、内服治療をしながら就職もして、元気に働いているようで、本当にうれしかった 彼女は婦人科の疾患もあり、妊娠しにくい体質のため不妊治療に通ったこともあるそう。 でも、親や親せきに言われたのは「自分の成長も伴っていないのに、親になるのは早すぎる」という言葉だったそう。 ご主人も、子供と彼女の面倒はいっぺんには看れない、と義母に愚痴ったそう。 「内服治療のことや、体のことを考えて妊娠をためらうのはわかるけど、いったい自分はいつになったら母親になれる人間性をもてると思う?そんなの、子供のいるお母さんは覚悟して妊娠しているわけじゃないよね」と彼女は言った。 そんなこといったら、私なんてどうしたらいいんだよ~ 全てのお母さんが覚悟して全員妊娠したとも思えない。そうだったら、産んですぐにゴミ袋に入れて捨てたりしないよ。 去年の夏の大阪の事件みたいに、ドアをバミッて子供を餓死させたりしないよ。 お母さんと言われる全ての人の人格が出来ているなら「モンスターペアレント」なんて言葉もないのかもしれない。 よくいうけど、子供を育てるのが「育児」だけど、自分もそうやって「育自」していく。 今の時代、子供を持てることが幸せなのかどうかもわからないし、あえて持たないという選択をする人もいる。 その人の生き方なんだと思う。 ろできちだって、結婚すると思えない時期もあったし、子供を授からないと思ってた。 たまたま、私はこの年齢で神様からチャンスと試練をもらったのかも知れない。 最高のパートナーを得られたから、神様がちびろでをプレゼントしてくれたのかも。 私は、周囲の人に恵まれているのだと本当に思いました。 彼女は病気をしたことで、自分の母親に「家の恥だ」とまで言われたそうです。 「ろできちは、子供のころから苦労してきたけど本当に頑張ったよね、偉いよ。」とたくさんほめてくれたけど、そうじゃない、身内にそんなことまで言われても、今立派に仕事しているHちゃんのほうがずうっと偉いよ。 人間は、一人では幸せになれないんだな。 そのことを痛感する一日でした。 Hちゃん、しあわせになろうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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