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カテゴリ:新聞
天声人語
2007年06月22日(金曜日)付 http://www.asahi.com/paper/column.html 沖縄はきのう梅雨明けの空が広がった。その空へ向けて、米軍嘉手納基地から訓練の戦闘機が盛んに飛び立つ。基地を見渡せる、通称「安保の見える丘」に立つと、ごう音で空気が震えていた。 朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争……。基地を通じて、沖縄はいくつもの戦争にかかわってきた。憲法9条に庇護(ひご)された本土とは異なる戦後を、島は生きてきた。目下のイラク戦争でも、兵員や兵器が、ここから戦場へ向かっている。 「基地の島」の象徴が嘉手納である。先月、周囲17.5キロを手をつないで包囲し、平和を訴える「人間の鎖」があった。だが参加者が3キロ分ほど足りず、鎖は途切れた。80年代から4度目だが、初めてのことという。「平和への思いが薄れたのか」と、多くが落胆したそうだ。 太平洋戦争の末期、沖縄は本土を守る「捨て石」になった。戦争が終わると、今度は米国の世界戦略の「要石(かなめいし)」とされた。沖縄生まれの詩人、山之口貘(ばく)は、虐げられる島を悲しんだ。〈戦禍の惨劇から立ち上り/傷だらけの肉体を引きずって/どうやら沖縄が生き延びたところは/不沈母艦沖縄だ……〉。 沖縄県の面積は国土の1%に満たない。そこに国内の米軍専用施設の75%がひしめく光景は異様だ。「基地の中に沖縄がある」状況は、本土復帰から35年たっても変わらない。 失業率は全国平均の2倍近く、とりわけ若い世代を苦しめている。平和を願いつつも、基地の経済的恩恵に頼らざるをえない。相克の中で、沖縄はあす62回目の「慰霊の日」を迎える。 憲法9条は何かしらのバリアなんですか?違うでしょ?憲法9条によって、日本国として海外派兵する事は阻止出来た(された)ので有って、日本が他国の侵略を受けなかったのは、正しく沖縄に有る「在日米軍」によってもたらされたものですよ。 平和への思いが薄れた訳じゃない。逆だからこそ、朝日新聞を始めとする左の人が作り出した虚構に気付きだしたんですよ。だって可笑しいでしょ。相手がですよ、「日本には平和憲法が有るから戦争を仕掛けません」てなるんですか?そんな馬鹿な話が有る訳無い。 日本の戦後60年の安保体制は、正しく「夢の世界」だった訳ですよ。何も考えなくてもアメリカ様が守ってくれるってやつですな。じゃぁ、そのアメリカにこれから先も日本を守るだけの実力が残っているのか?アメリカの考えはどうなのか?そこら辺を抜きにして、本当に語れるんですか? 沖縄は確かに気の毒だと思いますよ。しかしですよ、日本から在日米軍を追い出すことは、今の段階で出来る訳が無いんですよ。自衛隊が国防軍と名乗れる様になるまで、自衛隊が矛の部分も持つようになるまで、まだまだ日本にはアメリカが必要なんですよ。物凄い恥ずかしい事を行ってることは理解してるつもりですよ。それでも、日本にはまだまだ時間が必要なんですよ。 そして、たとえ在日米軍が沖縄から出て行っても、日本国軍が同じように沖縄に入るでしょう。「要石(かなめいし)」とされたのではなくて、要石なんですよ。 憲法9条は尊い、憲法9条が日本を庇護してきた。朝日は、そろそろこの馬鹿げた夢物語の矛盾から抜け出すべきではないのか? 楽天ブログ★アクセスランキング そろそろ、その夢物語から目を覚ませ。 そう思った方は、クリックお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月22日 21時52分49秒
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