052673 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

社長室 業務日誌

社長室 業務日誌

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2005/02/26
XML
カテゴリ:勝つということ

まず、先日までの考えをまとめてみよう。


Q、
「勝つ」って何だろう? 
具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか?
「勝つ」って何なの? 


上記は、2つの問いに分解できた。

Q1、そもそも、「勝つ」って何だろう? 
Q2、具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか?

で、「勝つ」ってことに関しては、
現在、下記の通り、考えが進んできている。

A1、
「勝つ」とは、厳密に言うと、
勝負が始まる前に、
既に、自らが「勝ちたい」という強い意志を持ち、
かつ、自らが能動的に動いて
「勝利という状態」という結果をもぎとる、という
非常に能動的な一連の行動~結果のこと、である。


――――――――――――――


現在のステータスは、下記Q2に解を出す、ということだ。

Q2、
具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか?
スポーツのように「誰かに勝った」という状態は、
我々の目指す「勝つ」ことにはあたらない。
ならば一体、何なのか? 

 
――――――――――――――


今年の年明けすぐの話だった。

F1 BARホンダの佐藤琢磨が、
資生堂とパートナーシップを結んだと発表。

資生堂は、新しいプロモーション活動やコンペティションの顔として、
佐藤琢磨をコスメティックショップや薬局、デパートで
2005年の1月20日までキャンペーンを実施し、
TVや新聞、雑誌などで宣伝された。

□資生堂/佐藤琢磨キャンペーンサイト:
http://www.shiseido.co.jp/mencam/

□引用Blog:
http://www.yamaguchi.net/archives/000773.html
≪ January 25, 2005 ≫

――――――――――――――


「美しく、勝つ」。。。。
ベッカムも、そんな本を出していたなあ。

別に、「ブサイクに、勝つ」でも、勝てばいいんじゃない? 
それではダメなのかな・・・? 


――――――――――――――


恐らく、資生堂や佐藤琢磨が、
きちんと、言い表したいであろう、その本質を推測すると、

「自らの美意識のもと、それを貫きつつ、
 かつ、結果として勝つ」

=なんとカッコイイ! 美しい!! 

ということなんだろう。


――――――――――――――


では、どんな美意識の元にいるのか? 
当の佐藤琢磨は、こんなインタビューを残しているようだ。


Q、それでは最後になりますけれども、今後の目標を教えて頂けますか? 
A、はい、もちろん僕にとっての最終目標は優勝ですし、
  世界チャンピオンを狙っていきたいです。
  来シーズンに優勝ができれば最高ですね。
  とにかく頂点に上がるまでは常に自分のベストを
  更新していきたいと強く思ってます。

Q、最後にどういう男になりたいかだけ質問させて下さい
A、どういう男!?ちょっと待ってください(笑)
  そうですね、これまでもたくさんの失敗や
  うまくいかないことがありましたけど、
  自分の最大限の力を発揮するために攻めて攻めて、
  ずっと攻め続けてきたので、
  今後も攻め一本の姿勢でいくつもりです。
  やっぱり、絶対に諦めない、
  どんなことあっても絶対に諦めないっていう人間になりたいですね。


――――――――――――――


上記インタビューを要約すると、

(一)「頂点に上がる」ことが最終目標である
(二)最終目標までのプロセス(過程)では、常に自己ベスト更新が目標である
(三)絶対にあきらめない

という3点か。


文面をそのまま捉えていくと、佐藤琢磨という人は、

・「勝つこと」、「1位になること」を絶対視している
・(一)は、
 他人に勝つ・・・
 つまり、典型的なスポーツのように「誰かに勝った」という状態、
 つまり、我々の目指す「勝つ」ことにはあたらない、
 その状態を言っている
・一方、(二)(三)は、
 他人に勝つということではなく、
 「自分に克つ」と言い換えられる点について、言っている

と分析できる。


――――――――――――――


先日までの考えと照合してみよう。


(仮説1)
「勝つ」とは、厳密に言うと、
勝負が始まる前に、
既に、自らが「勝ちたい」という強い意志を持ち、
かつ、自らが能動的に動いて
「勝利という状態」という結果をもぎとる、という
非常に能動的な一連の行動~結果のこと、である。

⇒ 自分で立てた上記仮説は、
  佐藤琢磨に言う「最終目標までの過程」に該当する。


――――――――――――――


さて、佐藤琢磨は、
最終目標までの過程においては、
「自己ベスト」の更新を続ける、ということで、
最終目標への到達を行う、と言っている。

これを、下記の自問自答の解として、
代入してみるとどうなるか?
        ↓
Q2、
具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか?
スポーツのように「誰かに勝った」という状態は、
我々の目指す「勝つ」ことにはあたらない。
ならば一体、何なのか? 
        ↓
A2、
「自己ベスト」の更新を続けることで、
最終目標への到達が可能となる。

ならば、   
何が最終目標か、よくわかんないとしても・・・、
「自己ベスト」を続けていけば、
何が勝利か、わかってくるんじゃないの・・・。




うーん、ちょっと無理やり過ぎたかなあ。
最終的に禅問答っぽくなってしまった。


――――――――――――――


まあ、なんとなく言わんとすることはわからなくもないが、

「獲物が明確化できていないと、
 どの獲物を追えばいいか、わからない」
    ↓
「ドーパミンが出ない」

ともいえる。
そんな状態では、真剣に物事に没頭できないと思うんだよね。。。


だから、経営者は、
必ず「行き先」「方向性」「得るべき結果」
を仲間に明示しないといけないと思う。


やっぱり、


Q2、具体的にどのような状態を指せば、勝ちなのか?


これには明快な解を出さないといけないと思う。
また、明日以降に考えよう。


以上







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/02/02 05:59:44 PM
コメント(0) | コメントを書く
[勝つということ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X