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社長室 業務日誌

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2006/03/11
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カテゴリ:幸せになるために

なんと話の通じない奴らなのか。と憤慨する日々。
すっごいイライラする。

何回も説明したやんけ!! こういう段取りしてたやんけ!! 

しかし、では彼らがいなくなってくれればOKか? 全然、OKではない。

彼らはなぜ、この部屋にいるのか? それは、僕達自身が呼んだからだ。

――――――――

「話が通じないかもしれない」

そんなことは、最初からわかっていたはずだ。
当然、考え方は十人十色、バラバラだ。
「入社したい」という意思の下、
新卒・中途採用として入ってきた新しい仲間だって、考え方が違うのに。
それを、個人の意思とは別に、一気に人数を増やしたのだから。

この軋轢は、僕達自身は、最初から予想できていたリスクに過ぎない。
しかし、僕達は、自身の意思で、そのリスクをとった。

――――――――

今回のケースは、
”養子(M&A)”ではなく、”結婚(JV)”だ。

僕達にとって、初めての結婚。

子供(子会社、被買収先)は、
親(親会社、買収者)のいうことをある程度聞かないとなあ、
と暗黙の覚悟を持っている。
里子とはいえ、その親子関係には、
子供の率先的な”遠慮”が働き、
なんとなく、その関係が表面的でも良好に見え始めるのは、それなりに早い。

(子供が遠慮しすぎて、萎縮につながり、その子の長所が埋没してしまわぬよう、
 むしろ、親が気を遣わねばならない。それが最も難しい。)

でも、”妻”は、”夫”のいうことを聞く、義理はない。

――――――――

”養子も、”結婚”も、その本質は、
「新たな仲間を、一気に大量に取り込む(採用する)」ということだ。

今回、欲しかったのは、
ユーザという顕在化したフローではなく、
ユーザーを呼べる潜在的な『力』。つまりストックなのだ。

この世に、既にフローを顕在化した企業は存在しなかったため、
共に作り上げられる、その相手(仲間)がほしかったのだ。力を持つ。

つまり、「人」なのだ。

現有リソース、ならびに、そのオーガニックグロースだけでは、
目標とする成長速度を満たせない。

だからこそ、”養子”や、”結婚”が生む果実と、
それに伴うリスクをとっていく、、、そう決めたのだ。

――――――――

これは、僕達自身で決めた「未来」だ。
その「未来」が、「現在」になっているだけだ。

その”妻”は、
どんなに鬼みたいな顔してテーブルの向こうにいようが「敵」ではない。

「仲間」であり、 ”妻”だ。

ていうか、「仲間」としてこのテーブルに着いてくれた、運命の奇跡。
これに感謝すべきであろう。

『全然わかってくれてないようだけど、
  とにかく話を聞いてくれて、ありがとう』

ってとこかな・・・? 

それを忘れなければ、何てことはない。

ただ、粛々と清々と、ベストと思われる選択肢の下、
コミュニケーションをとり、コンセンサスを形成し、
できるだけ同じ方向に、できるだけ同じスピードで、走ってもらうだけだ。

何もトラブルではなく、何も苦労なんかではない。のだ。

ムカついて、イヤな態度をとって、本当にゴメン・・・。

以上






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Last updated  2010/02/03 11:41:56 AM
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