20040412僕達のミッション(2)
あくまでも仮説だが、4年後(2008年)に時価総額10兆円になるには、下記どちらかのシナリオを満たせばいい。――――――――――――――――――――――――――――――A、営業利益1,000億円×PER200倍 =つまり、営業利益を10倍、かつ成長性期待は今と同じくらい =つまり、4年後には同じく更に10倍、 =つまり、2012年には営業利益1兆円になる会社って思われること。B、営業利益500億円×PER400倍 =つまり、営業利益を5倍、成長性期待は今の2倍 =つまり、やっぱり、2012年には営業利益1兆円になる会社って思われること。――――――――――――――――――――――――――――――どちらにしても、必要とされる状態。つまり、「8年後(2012年)に営業利益1兆円になる道筋づくり」これが、僕達の第一のミッションであろう。この具体的シナリオについては、明日以降に考えよう。さて、上記A,Bのうち、どっちが現実的だろう? 参考までに、これらに該当するのはどんな会社だろうか。2004年4月12日終値ベースでいうと・・・、時価総額10兆円は、日本ではトヨタ14兆円、ドコモ11兆円、NTT9兆円のたった3社だ。営業利益1兆円以上は、上記と同じ3社のみ。トヨタ1.3兆円、NTT1.3兆円、ドコモ1.0兆円。営業利益1,000億円以上は、東証上場のみで47社ある。1,000~2,000億円台は34社ある。上から東北電力1,999億円、JT1,889億円、SONY1,854億円。下から任天堂1,001億円、富士通1,004億円、三菱商事1,006億円だ。あとリクルートもそれに該当する。PER200倍台は、東証21社・JQ7社。例えば、ヤフー、ACCESS、メガチップス、DNAチップ、サイバード等だ。そして、これが最も重要だが、営業利益を4年で10倍にした会社(かつ営業利益100億円以上)は・・・、これは明日以降に調べる。上記会社群を定性的に表現すると・・・、・何かメッチャ独占している国内インフラ企業、もしくは世界中で知られている企業・圧倒的No.1な企業・就職人気度No.1な企業・社名だけで雰囲気わかるような企業・「安定してる」というイメージもある企業・従業員10万人規模な企業・全ての世代で誰もが知っている企業=全ての世代が使ったことのある企業・JASDAQじゃなくて、東証上場企業・株価は100万円で、10百万株。10分割してもなお、今の株価な感じ。・株主数は?人=株主総会は東京ドームで・・・?そんな会社のイメージだ。そんな会社になれば、皆に思われるようになればいいということだ。ちなみに、ヤフーは5兆円いった。まあ言われてみれば、国内インフラ企業、というイメージになってきた、といえなくもないが・・・。後日、米国の例も見てみよう。――――――――――――――――――――――――――――――本日の宿題(1)営業利益を4年で10倍にした会社 (かつ営業利益100億円以上)を調べる(2)米国企業のケースを見る (時価総額100~1,000億ドル、営業利益10~100億ドル、PER200倍台)(3)「8年後(2012年)に営業利益1兆円になる道筋づくり」 の具体的プラン(仮説・案)を5個つくる――――――――――――――――――――――――――――――以上