[ちょっと語る]の記事一覧 | ロクの『今日のウンコ？』

ン～～ン・ン・ン・ン・ン・ン～～～ン・ン・ン・ン～～～。

朝の通勤電車の中。いつものように電車に揺られ、いい気持ちで　zzz…　zzz…そんな心地よい睡眠を妨げる耳障りな音。最初はなんか鳴ってる？？？　くらいの感じ。あまり気にしないでまた眠りの中へと。さっきより、だんだん大きくなってる。誰か大音量で音楽でも聴いてるんだろうか？ヘッドフォンからもれてるような感じ。ン～～～ン～～～ン～～～。モーターの音…？みたいな感じ。それでも気にしないようにと一生懸命寝ようとしたけど、やっぱり気になる。誰やねんっ？　ノイズ放出してんのは？前に立ってる女の子を見上げてみた。彼女ではない。彼女もなんだか怪げんな顔。違うなぁ。音源特定できず。するとしばらくして駅に着いた。ピタッと静かになった。ん～～ん？発車ッ！！　また聞こえてきた。よく聞いてると、なんだか聞き覚えのある懐かし気なメロディにも聞こえなくもない。いつの間にかノイズだった音を聞き耳立てて聞いてしまってた。　線路は続く～よ、どこまでも♪　野を越え、山越え、谷越えてぇ～♪ぷっ（笑）、これをハミングしてるんだ！！！もう気になってしょうがなくなって、顔を上げて、あたりをカクニン！発見！！！！！！！！！！ハミングおばさまだぁ～。どうやら電車の揺れにあわせてハミングしている様子。よっぽど、いいことでもあったんだろうか？こっちは、すっかり眠気が消え失せた。やっと、音源が判明して気持ちも落ち着いてきた。と、その時。線路は続く～よ、どこまでも♪　じゃなくなった。曲が変わったゾ。何？何？何？　もう気になって気になって仕方ない。おかしくておかしくて、笑いをこらえながら耳を澄まして聞いてみた。どうやら今度は、　大きなのっぽの古時計、おじいさんの時計♪平井堅だぁ～。そしてまた『線路は続く～よ、どこまでも♪』になった。おばさまは次の駅で前の席が空いて、そこに座った。そして、ハミングは終了した。

流氷に閉じ込められたシャチ。

覚えてますか？　まだ記憶に新しい、あのニュース。北海道の羅臼で流氷に閉じ込められてしまった12頭のシャチのコト。1頭は辛うじて脱出できたけど、残りの11頭は死んでしまいました。救出活動もままならず、残念ながら助けられなくて、羅臼の猟師さんや地元の人たちは涙したそうです。。。海の生態系のトップともいえるシャチは、泳力も優れていて最大で時速60Km程だという。きっと、いろんな面での対処能力も高いはず。流氷の下に潜って脱出できそうな感じなのに…なぜ、脱出できなかったんだろう？その時は、そんなふうに思ってた。悲しいニュースだな、と。今朝の『とくダネ！』でこの事がやってた。遠洋水産研究所の加藤秀弘氏の話では、「シャチの予測を超えるような急激な氷の変化があったか、北の海に慣れていないシャチが迷い込んだかのいずれかではないか」とのこと。シャチは母親中心で群れを形成し、一生を母親とともに暮らすという。死んでしまったシャチのうち5頭は子どもだった。最初に流氷に挟まれて岸に追い込まれたのは子どものシャチで、その子を助けようと2頭の大人のシャチが一生懸命近づこうとしてるけど巨大な流氷に阻まれて、なかなか進まない。…こんな映像も流れた。（涙）シャチは、子どもを助けたかったんだろうな。子どもを置き去りにはできなかったんだろうな。流氷の下に潜ってシャチの救助活動にたずさわったダイバーの人は、子どもに寄り添うようにしてた。胸が痛かった。というようなコメントしてた。シャチの生態はまだ未知な事がたくさんあるみたいだけど、今回のことで海のギャングといわれてるシャチのまた違った生態を見たような気がした。なんか長く語ってしまった。。。