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カテゴリ:ボディワーク
権威者「サイトウ君、このクライアントは不定愁訴だそうだ。背骨の湾曲が原因かも知れないから、キミ、ちょっとロルフィングでちょちょっとバランスを取ってくれないかね。僕は、西洋医学は信じていないんだよ」
ロルファーサイトウ「イエス、ミスター」 こんな時代が来ることを望んでいるSIワーカーって、いるんだろうか? いやいや、居たね。「自分は権威者の下でSIをやっているんだ」と誇りに思って「ウチに英語を話す患者さんが来たから紹介するわ」なんて虎の威を借る狐なワーカーもいた(ロルファーじゃないけどね)。いろんな人の鼻先ににんじんをぶら下げて、結局は、実際に紹介してもらった人の話は聞いたことはなかったな。私の周りには、独立独歩で、自分の苦労は自分で背負ってがんばっている方たちが集まってきている時期だったから、この「狐嬢」はなお更胡散臭く見えた。あんたがワークしている人たちは、別にあんたじゃなくても良かった人たちなのかもしれないのに・・・と冷えた気持ちで傍観してた。 権威と上手く提携・・・?上手く提携ってどうすれば出来るの?本気で無資格者(と敢えて言わせてもらう)に尊敬を持つ権威者なんているのかな?私自身は、残念ながら未だ会ったことは無いよ。権威者の余裕で「キミたちの活動には賛同するよ」って言ってるだけなんじゃないのか。逆に「権威者A君、私のロルファーとしての経験から、この人は西洋薬が良いわよ」って言って、「ハイソウデスカ」なんて言える人格者がそう多いとは思えない。権威はSIを本当に理解しているのか、それともSIのイメージを自分の理想のオアシスに組み込みたいのか? 私は、自分の意志で、私を選んで来てくださるクライアントさんと共にワークを完成させたい。それに、治療でもないSIのフィールドに「権威」が入り込んでくること自体、オカシイヨ。 あくまで、私の意見だけど。偏見に満ちているかもしれないけれど。でも、私たちは、集まるたびにこんな話をしてたよね。覚えてくれているかわかんないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.10 00:37:00
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