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カテゴリ:ボディワーク
言葉はそれ自体で意味を持つ。
動きを変えるための言葉がけが、すでにイメージを想起させるものである場合、クライアントはイメージに固執する傾向にある。 ソマティクス(ムーブメント)のセッションにおける言葉がけは、意味を解除させる言葉でなくてはならない。 動作の分化を促す言葉でなくてはいけない。それをなくして変化を期待することは出来ない。 「イメージ想起で身体を変える」場合には、クライアントの変化が、一時的な変化、もしくは意図的な変化で留まることを知りつつセッションをする必要があるだろう。それならば、ロルファーはどのレベルでの変化を意識してセッションを行なっているのかをクライアントに説明しなくては、変化の定着が起こらずクライアントを不安にさせるのではないだろうか。 「思考は言葉のうちにある」とメルロポンティは言う。必要なのは知覚である。思考から離れるためには、余計な意味づけをもたらす言葉がけは避けるべきだろう。 「イメージでからだが変化する!」 それはあたりまえ。それ以上のことができなければ、ボディワーカー/ロルファーとして、お金はいただけません。 @wordのブログ:http://www3.atword.jp/rolfingopenpath/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.21 00:00:59
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