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カテゴリ:小旅がらすマミ
11時07分にValle Aurelia駅から
Viterbo方面の電車に乗りました。 目指すはローマ郊外の Manziana(マンツィアーナ)という町で 行われている栗祭りです。 格別に栗が好物というわけではありませんが、 母が作る栗ご飯などは好きでしたし、 モンブランやマロングラッセ味のジェラートは 大好きです。 マンツィアーナは ロッセッラの実家の近くなので 何度か行ったことがありましたが、 毎年行われているこのお祭りには 行ったことがありませんでした。 アングイッラーラという ブラッチャーノ湖畔の町の駅で降りると、 ユッキーが車で迎えに来てくれていて、 MIMOさんと乗り込みました。 酔うわたしは前。 マンツィアーナまで行くと大渋滞で、 どうしようかと思いましたが、 町の用意している 巨大な駐車場(っていうかただの原っぱ)の料金は たったの2ユーロで、拍子抜けしました。 初詣の鎌倉の駐車場料金とかすごいですものね。 その辺を歩いている人にぞろぞろ着いていくと、 会場の入り口らしきところで 係のおじさんがチケットを渡してくれました。 イタリアのパーティーや美術館で コートや荷物を預けると 番号のスタンプが押してある紙の半券を もらうことがありますが、アレです。 抽選券か何か?と思い受け取ってみると、 おじさんは「人数数えてるだけ」とおっしゃいました。 どうしてその紙をくれるのか意味が分かりません。 あの指でカチカチするやつ、買ってあげようかな。 お祭りは露店がたくさん並んでいる 日本でもイタリアでもよくあるタイプ。 MIMOさんの心は踊るのであります。 まずは栗。 でっかい鉄鍋でゴロゴロ焼いています。 テンション上がります。 焼き栗はこういう包み一つで2ユーロ。 安い! ワインは一杯1.50ユーロです。 次に羊の串焼き。 6本入って5ユーロ。 焼き鳥屋さんみたいに 目の前で焼いているのをすぐにくれました。 これが今回食べた中で一番美味しかったです! 栗祭りに来たのにね…。 ここからはブラッチャーノ湖も綺麗に見えます。 それにしても10月とは思えない暑さでした。 特にローマの10月には天気の良い日が多いのです。 これをottobrata(オットブラータ)と言います。 昔のローマの人には 10月の天気の良い日曜日に 出かけるという習慣があり (貴族などは主にカステッリ・ロマーニへ行ったそうです)、 それをottobrate romaneと言いました。 そこから来ている言葉です。 レスピーギの『ローマの祭り』にも "L'Ottobrata"というのがありますね。 それからポルチーニ茸の天ぷらと 3種のポレンタを食べました。 賑やかな音楽隊の演奏もいくつか聴けて 楽しい日曜日でした。 焼き栗はお持ち帰りもしましたが、 やっぱりその場で食べたほうが100倍美味しいです。 こういう食べ物のお祭りがイタリアにはたくさんあり、 sagra(サグラ)といいますが、 なかなか良くできた町おこしです。 楽しかった〜 帰りは イタリア国鉄にナゼこの色?と聞きたい ド派手座席の車両に揺られ 再びValle Aurelia(地下鉄A線と接続)まで。 Valle AureliaとManzianaは 電車で約1時間の距離です。 同行者の久々のブログはこちら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年10月17日 01時29分27秒
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