シャンパーニュ地方でシャンパンテイスティング
先日からの続きです。パリ、ジュイとたっぷり満喫してきた帰り道。シャンパーニュ地方で突然高速を下りたジュリアーノ。目的は勿論シャンパン!!下りて目の前に広がってきたのは、一面テラコッタ色の街並み!レンガ造りの家々と花たちが完璧に解け合う可愛らしい風景に、うっとりと見とれてしまう。パリともジュイとも違う、温かく歓迎されるような雰囲気。しかし隣で運転しているジュリアーノは、なんだか緊張気味な様子。「どうしたの??」「実は、ガソリンが殆ど空っぽなんだ・・・」普通ならここで、「大丈夫!そう簡単に空っぽにはならないわよ。ガソリンスタンドもその辺りにあるわよ」と思うでしょう。が、私にはなんと前科あり!!実際にガソリンが空っぽになって、車が止まってしまった経験があるのです!!それも、カリフォルニアにて、真夜中のハイウェイ101の上!!この話+幾つかの笑える馬鹿ネタエピソードをご覧になりたい方は、ここで読んでね☆街並みを楽しむのは中断し、はらはらしながら必死でガソリンスダンドを探し始める。見つけた! と思って良く見ると、そこは単なる洗車場。その場にいた女性に聞いても「OH....non,non,Je ne sais pa.」な答えと、更に「この辺にはないわよ。」(ジュリアーノ訳)という駄目押し。高速まで戻った方が早いものかと迷いながらもゆっくりと車を走らせながら歩いている人に聞いてみる。するとどうやら小さなものがあるらしい。・・・見つけたのは、本当に小さな、道路の脇にひょこっとあるタンク。それでもほっと胸をなでおろし、車から降りると・・・・「French creditcard only」というサインが!!!フランスのクレジットカードのみって、そんな~!(泣)。希望は捨てず、また進む。(笑)お庭のお手入れをしていた女性に話しかけてガソリンスダンドを探していることを伝えると、彼女はわざわざ出てきてくれて、ジャスチャーたっぷりでその場所を教えてくれた。ようやくようやくようやく発見~!個人経営の、小さなガソリン給油所。さあこれで、安心してワイナリーを周れるわ♪と、日曜なためにしまっている所も多く、最後に見つけた小さなワイナリー。他の人もいないとあって、色~んな事を教えてくれたオーナーの男性。収穫は、今の時代は機械でするのが普通らしいのだけれど、シャンパーニュ地方は機械を使うことが許されていないとか。ではご自分で収穫を?「ドイツには、ポーランドなどの東欧から人々が出稼ぎに来て、収穫作業をするのだけれどここではどうなの?」というジュリアーノの疑問質問。「ここでは、キャンピングカーに乗って生活している人たちが、お金を稼ぎに収穫作業をしに来るんだよ。」ジプシーだわ!(定住まいが無く、旅をして暮らしている人々)あとは、値段の仕組みや様々な葡萄のお話やある国の人たちは、テイスティングのみをして一銭も払わないのでその国のカーナンバーには注意!というお話(笑)、彼の個人的な旅行や他の国でのワイナリーでのお仕事話。(ドイツでも働いていたとか)楽しく過ごすも、もうそろそろおいとましないとなりません。私たちに数本と、お土産用に1本頂いてその場を去り、その1本を持って、国境辺りに住むジュリアーノのご両親を突然訪問。遅いお夕飯を一緒に頂き、後はひたすら帰ってまいりました。シャンパーニュ地方では雨が降り始めてしまったことと、デジカメのバッテリーがなくなってしまったために写真が殆どありません。(涙)また次回の機会に沢山撮って来ます♪ん?何の鼻??そのワイナリーで飼われている犬。私たちが中でシャンパンを飲んでいる間中、ドアの下の穴から鼻を突っ込んでクンクンしたり、ドアをガリガリ、ガンガン音を立てて仲間に入れて欲しそうでした。ゴールドとピンクが混ざったような綺麗な色のロゼシャンパン。Yummy!