Peaceful Love from Germany

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• クリスタル

  以前私は、クリスタルにはあまり興味がなかったのだがある時一人のクリスタルセラピストに出会って変わった。彼女の名前はLiz　-Elizabeth-。彼女の、クリスタルヒーリングのあまりの美しさとそのエナジーのパワフルな流れに　私は一瞬で恋に落ちた。思わずそのまま　直に彼女からクリスタルヒーリングを伝授してもらえるように頼み込んだ私。それから1年間　あるときは彼女の自宅、　あるときはサンフランシスコベイの海岸、あるときはバンの車の中、カフェなど・・・いろいろと場所を変えて　みっちりと　体験型の伝授となった。彼女が　”White　magic”と呼ぶ　様々なヒーリングを含めSpritualityについて　彼女の中にあるものは全て　伝えてくれた。常にMeditationから始まって　Meditationで終わる彼女とのクラス。それが、とても心地よかった。そして一番最後に手渡された、100個程にものぼる色とりどりのクリスタルたち。私と一緒にドイツに渡ってきたそのクリスタルたち、セラピーに使った後だけでなく　定期的にクレンジングする。その　自然の、大地からの恵みのクリスタルがクリアになるとき、　色の豊かさと共に　その美しさに胸が一杯になる。自然から、こんなに綺麗な結晶が生まれ私たちの身体と共鳴していることを感じることの　感動。光と大地と色目を見張るような輝きを放つクリスタルたち神秘的な強さもし、何処かで　心惹かれるクリスタルに出会ったら迷わず手元においてあげてくださいね。直感は、私たちに必要なものを引き寄せてくれます...

  2005.01.21

• 至福の時

  あ～、もう、最高!!っていう至福の時それはどんな時ですか?私の至福の時は、Fitnessジムで汗を流した後、そのままサウナにぐったり横になって更に身体の中から毒素を抜いて　クターっとなる時。。。その後リラックスルームのリクライニングチェアーに横になって　メディテーションをする。それが、なんとも至福のひと時なのです・・・交感神経をふんだんに活発化させた後バランスをとろうとしている副交感神経が深く深く自分を静めて自分の中に入ってゆくのを促すのがわかる。身体中が　沈んでいくような感覚でいつもより　更に深く　メディテーションの状態になる。その後ゆっくりゆっくりとストレッチをするように身体をうーんと伸ばして動と静のバランスが　完全に戻ってくる。だから　Work-out大好き。サウナ大好き。メディテーション大好き。至福な時、大切に生きましょうね♪

  2005.01.20

• 自分好き好きテクニック☆

  とっても簡単に、自分大好き☆を感じる方法。それはね...自分を呼ぶこと！！シーン・・・・・（笑）O.K.　O.K.,　説明はこれからです。（笑）それは、自分の本当の名前でも構いませんしニックネームや　○○ちゃん、○○君、○○さん　でもOK,そのほか、何でも自分が呼ばれて、言われて、心地よい響きの　←ココ重要！　言葉（呼ばれ方）を　頭に思い浮かべてみてください。注：自分で気に入っていない名前や呼ばれ方は決してこれには使わないようにネそしてただ、自分を呼んであげるのです。呼ぶといっても、「おーいっ！」という感じではないですよ（笑）。ささやくように　唱えるように　優しく、思いやりをこめて、ね。自分に「こんにちは」って挨拶をするような気持ちで優しく優しく、温かく。人とのコミュニケーションをとる時のことを考えて見ましょう。話す時に相手の名前を呼ぶ（唱える）と親近感をうみ、相手も自分もお互いの距離を少し近く感じることが出来ますよね。それと同じです。自分で、自分の事を呼んであげて。気に入っている呼ばれ方を、唱えてあげて。それもね、一度ではないのです。連続して、何どもね。早く唱えちゃだめよ。早口言葉じゃないからね（笑）ゆっくりと　　目を閉じて　　音を　響きを聞くように繰り返し　繰り返し　　　自分を呼んで　名前を唱えて温かく　　　優しく　　　ゆったりと　　心地よくね深く　　深く　　自分全体を　完全に受け入れて　受け止めて　包み込むように　　自分に意識を向けてあげるこの世に　意味を持って生まれてきた　とても　価値のある自分強く　　　　深く　　　温かく　　その存在を　包み込む自分自身に受け入れられて　大きく包まれてゆくのをただ　　感じてだんだんと、胸があたたかくなってくるかもしれない心がふわーっとしてくるかもしれない自分自身が　大きな愛を　自分自身に与えている自分自身が　深い愛を　　自分自身から受け取っている大すきーっていう思いを込めて温かく　　　　優しく　　　　　ゆったりとだんだんとその想いが　身体に心に伝わってきたら自分を抱きしめてあげてみましょう腕を胸の前で交差して　肩や背中を抱くようにギューッ　て．．．．　抱きしめて守られていて　　　　愛されていて　　　喜びと平和の感覚　自分、大スキーっ　て　伝えてあげて満足したら　その感覚を覚えておきながらゆっくり目を開けて.....おかえりなさい（笑）どんな感じがしましたか?自分で自分の名前を繰り返し唱えるなんて　奇妙?(笑）そうかもしれない。　人前ではしないほうがいいかも（笑）。でも、だまされたと思って、試してみてください☆一度でうまく感じられなくても覚えておいて、思い出したら　又　何度も試してみて。そのうちに、ふっと　感じられるようになるかもしれない。その温かさと心地よさに、やみつきになるかもしれない（笑）　自分が自分を大好きな気持ち、愛する気持ち自己愛だらけで　ワガママ自分中心になってしまわないかって?チッチッチ...↑人差し指を立てて、左右に揺らしています（笑）（No,No,No,ってう意味よ♪）自分を愛することが　バランスの取れた愛の根点。自分への愛のバランスが感じられていることは健康な愛を感じられる大元なの。このことについては、また改めて書きたいと思っています。ソウルメイトの愛なども含めて☆自分を大好きなことってとっても心地よいだけでなくとっても大切なことなんですね♪自分好き好き！☆是非是非感じてみてくださいね♪

  2005.01.15

• ☆自分大好き！！☆

  先日かわらヅチさんのところへお邪魔した際にジョークで「自分大好き同盟」と書き込んだのですが同盟はどうでもいいにしろ（笑）”自分が大好き”な事について書こうと思いました。自分が許せなかったり、好きでなかったりする時や人って、あったりいたりすると思います。でもね、それってどうして？？根本的に人は皆、自分が大好きなはず☆だって自分は自分でしかなくて、ずっと一緒に生きてゆくのに嫌いだったら辛いじゃない?なのにどうして自分を否定することが起こるのか...それは、色々な方がおっしゃっているように自分以外の視点から、自分の価値観を決めたり比べたりしてしまっているから。セラピューティックに言ってみると、その殆どは、幼児期の体験から来ています。両親からの言葉、丸ごと受け入れてもらえなかった子供の自分、周りからの、比べられた自分・・・「もっと○○しなさい」子供心*それを出来ていない自分は、十分じゃないんだ「○○ちゃん（君）って、××だよねー。」子供心*　え、私って、××なの・・？　←周りの言葉で、自分を作り上げようとしています。子供は、素直でまっすぐな分、その影響を受けやすく、それが大人になっても潜在意識に残ってしまっていることが多々あるのです。でもね、もう子供じゃないよね？子供のようにまっすぐな心は持ち続けていても、子供のときに感じたいらない事を、大人になった今でも引きずらなくても良いのです。さあ、捨ててしまいましょう! コンピュータのデータをクズカゴにポイッ!!（そしてそのクズカゴも、空にしてね☆）今、ここに、こうして生きている自分。誰からの価値観でもなくて、自分で自分として生きている自分。好きですか?私は自分が大好き。何をしても、どこにいても、あちゃちゃって事があっても、自分、大好き☆自分大好き同盟発起人、会員ナンバー１番の私です☆（会員は、私しかいませんが（笑））過去の自分は今の自分を創ってくれている歴史。未来の自分は今の自分の先にある自分。だから今が一番。今の自分を大切にして。大人になってからでも、今からでも、この瞬間からでも始められるのです。自分大好き☆次回は、☆自分好き好き☆　を感じられる　すっごーく簡単なテクニックを書こうと思います。お楽しみに☆

  2005.01.14

• ドレス選び

  まだ早いかなーと思いつつ下見気分でウェディングドレスを見に行きました。ついてくれた女性は　とてもフレンドリーで楽しく会話をしながらドレス選びが始まります。カラーコンサルタントという職業柄もちろん自分に似合うものは把握しているので迷うことく、沢山のドレスの中から　ポンポンとピックアップをしてゆく私。その切れのよさに彼女も驚きながら彼女のオススメのものも　出してきてくれます。ある程度めどをつけたところで、試着を始めました。ドキドキ・・・初めての体験に、心が躍り一着目に袖を通して鏡の前へ．．．．うわー。。。。　花嫁だ。。。。彼女が生地をつまんで、お直しをした後のぴったりサイズのように見せてくれます。とっても楽しみながら何着も試してその中でも際立って「コレ！」と思ったものに出会いました。ベールと白いグローブをつけると、もう、当日が待ちどおしくてたまらなくなってしまった私。下見のつもりが、もう既に内金を払ってウェディングドレスの準備はばっちりです。当日まで、彼には見せてはいけないしきたりなのでどんなデザインかは内緒。ラフに絵を書いて、こんな感じかな、とだけ伝えると彼もニコニコ、喜びを目一杯表現していました。実はまだ、教会のアポイントをとっていないのですが先にドレスを決めてしまった私。順番が逆になっちゃった・・来週早々にでも教会のアポを取って軽い面接になると思います。

  2005.01.13

• Who am I ?

  私が楽天を始めたのは、メインHP　PeacefulLoveの日記として　更新が楽だという理由からでした。たらたらと、馬鹿げたような私や私の周りの日常を書きながらも私の考えていることは　ただひとつ。”コアな自分でいること”ドイツに暮らし始めてからというもの私は時として　自分自身とつながれないことが増えてきていました。最初にここに越してきたときにカルチャーショックを受けたのは、慣れていたアメリカンジョークを言った時にシーンとなってしまったこと。（笑）ドイツにはドイツなりのジョークがあってお笑い好きな私には、アメリカンジョークからドイツジョークに慣れる前の状態が　カルチャーショックの状態だったのです（笑）。そんな些細なこと（？）から始まって、慣れない事に自分を合わせようとしているうちに、順応性の良いことで有名だったはずの私が　自分を見失うことが多々あるようになってしまったのです。数年前にはカリフォルニアで暮らしていた私。その目的は　”スピリチュアリティーとホリスティクの追求”。アユールベーダ医師、インドの女性のもとで毎日　”Ayurveda＝生命の知恵”を体験しながらヒプノセラピストとして、クリスタルセラピストとして、レイキプラクティショナーとして　常に自分と宇宙、そしてクライアントと繋がっていました。詳しくは ココ で。全てが一体化していたのを感じていた当初を思い出しては自分の今の状態を、環境のせいにさえしてしまう私。何かのせいにすることで　さらに自分自身の源から離れてゆくのを感じていました。当初の感覚は”カリフォルニア”だからではなく自分がそういう状態だったからだということを、忘れかけていたのです。自分自身の源から離れることは、私にとって何かが欠けている感じ。Who　am　I....？それでも日常は流れ、それらを楽しむ私がそこにいながらも私自身は常に問いかけていました。Who am I....？そして出会ったのがたんぽぽさんの日記です。読ませていただいているうちに”この人は本物だ”　”本当に、本物”と感じ、頻繁に日記にお邪魔させて頂くようになりました。たんぽぽさんが常におっしゃっていることは”源と繋がること”　”思考をとめること”。それを思い出させて下さったたんぽぽさんに感謝しながら思考をとめる感覚を取り戻してきた私がここにいます。思考をとめると　瞬時に源と繋がることが出来るのです。源に繋がると　そこにあるものは何でしょう。それは、何もない状態...。ただただ、”無”なのです。そしてそれがWho am I．．．．？の答えなのです。私には、親からもらった名前があり、カラーコンサルタントや上記のようなセラピストとしての肩書きがあり、どこどこの学校を卒業して、どこどこに住んでいる・・・・これらは全て、本当の私ではないのです。私のこの外見も、性格もWho　am　I...?　という問いを満たしてくれる答えでは　ないのです。 思考をとめたときに繋がる源の部分。いえ、部分というよりも、それは全体。その、全体の"無”がWho　am　 I...？の答えでした。そしてその源に集中して感覚を研ぎ澄ましてみるとただ感じられてくるのが、強く温かい、全てを包む喜ばしい気持ち。ただただ、涙があふれ出てくるような深く深く、込みあがってくる喜び。それがWho　I　am　　であり　　Who you are　であるのです。インターネットは、海外で暮らす私にとって必須すぎる必須のもの。それでも、ネットの世界には、正直一歩引いている私がいました。楽天で知り合っていらっしゃる方々が実際の世界で対面されているを見ても　私はここからはお会いできない。帰国の予定も特にない。所詮ネットはネットと、少しさめていたところもあった私なのですがたんぽぽさんの日記に出会って、メールで私の気持ちをわかっていただいて初めてネットを通じて涙が止まらなくなりました。ありがとう・・・私は又、コアな私でいます☆そして山谷あっても　コアな私に戻ります☆Who I am.....思い出させてくださって、ありがとう・・・・源から聞こえてくる声に従って、私は又　自分の分野を深めてゆきたいと思っています。確信は　Who I am　。本当のもの。

  2005.01.10

• 教会ツアー*夫婦のあり方

  市庁舎前の　この街で一番メインであるMarkt教会。ここで結婚式を挙げようと、前から決めていた。プロテスタントであることも確認し私が洗礼を受けていなくても、神父さんとのお話面接をすれば　特に問題はないということも　確かめていた。なのにー！！！この教会、工事を始めてしまった！！！というのは結構前なのだが、終わるかと思っていた工事は、どんどん大きくなっていっている！！では、他の教会も見てみようと、教会ツアーを開催！（参加者は私たち2人のみ（笑））街中車を走らせて、多くの教会を回ってみる。でも、でも.....Markt教会がやっぱり一番いいよね。という気持ちに変わりなし・・・外側の一つの大きな部分が、グリーンの網と足場で覆われている。　ふーむ。　悩むところ。少し考えて、最終決定しようという今日の結論。そして教会ツアーのついでに（笑）夫婦のあり方（？）について話し合った。というより「結婚したら、何か変わるのかな･･」という内容。既に一緒に住み始めて2年以上の私たち、暮らし自体にそれほどの代わりはないだろう。では、二人の関係はどのようにしてゆきたいか。「ずっと　今までどおりでいきたいね。」夫婦であり、恋人であり、親友であり、ソウルメイトであり、そして二匹のじゃれあう小さな子犬のような関係。これをずっと保っていこう。笑いながらこういう話をして、彼を幸せにしたい。　と、強く思った。（既にかなり”おシアワセ”な性格な彼だけれども（笑））この人と、ずっと笑っていきたい。と、強く思った。結婚って、なんなのかな。式の計画準備が迫ってくると、なんだか単なる行事のように思えてきてしまったものだけれど、改めて思ってみる。なんだか、不思議な感覚...。

  2005.01.09

• WEBISABI　?

  義理ママの所で、友達も含めて数人でお茶をしていた。と、突然1人の女性の悲鳴。 キャーッ!!! とともに、テーブルの上は一瞬でお紅茶の海....え...何???　何が起こったの???彼女の手には、カップの持ち手の部分のみが残っている。「カップが突然壊れたー！！」」そのカップは、以前に持ち手が取れてしまったのだが、お気に入りだったため　グルーでくっつけて使っていたそう。熱いお紅茶が中に入って　段々とその威力がなくなってしまったのだろう。　彼女がカップを持ち上げたとたんにその部分が取れてしまったようだ。驚きながらも笑いとすばやい処理で事は終わったが、義理ママがポツリ。「WABISABI（ワビサビ）ね・・・・」ハ、ハイ????今、『わびさび』って言った?聞いてみると、彼女は『わびさび』を　"不完全なもの”と解釈していたよう。楽しく穏やかな雰囲気で完璧なティータイムだったものがハプニングによって不完全なものになった。ということらしい。うーん。。。。。。以前　音楽家の友達に頼まれて『わびさび』や『情緒』を私なりに伝えたことがある。彼はそのイメージで曲を作り、ピアノを弾いて　『WABISABI』というタイトルのジャズCDを作り上げた。その際に私自身が「不完全さ」にも触れたのだと思うが、それがこのような形で義理ママに伝わって残っているとは...念のため、こういったハプニングに、WABISABIは適した言葉ではないのよ　と伝えたが日本の心って、改めて奥深いな　と感慨に浸る私。そして、少し腑に落ちない顔をしながらもなんとなく理解したような彼女。でも、一番　アチャチャ　なのは....またしてもジュリアーノ！！「お寿司についてくる、緑色のものでしょ。なんでそんなに深くて長い説明なの？」 あのね・・・日本が好きなら、少しは勉強しなさいよ！それは ワ･　サ・　ビ　！！！！

  2005.01.05

• 

  画像つき☆7人の小人とアイススケート

  クアハウスの噴水前に、クリスマスの時期から一時設置されている屋外スケートリンクの最終日。 *　後ろにライトアップされて見えているのがクアハウス　*スケート靴をレンタルして、さっそくアイススケート　開始☆最初はそのバランスを思い出すまでへっぴり腰になっていた私、格好わるーい！！　少したつと　ようやくコツを思い出し、思うようにスイスイと滑る事が出来るようになった。流れている音楽は、クラシックがメイン。かと思ったら途中から、ラテン音楽も流れ始めてノリノリ気分へ。とってもとってもかわいいのは、子供たち！小さな子供用に、7人の小人が待機している。それは、こんな感じ..... *　動いているので　ぶれてしまっていますが・・・*小人につかまりながら　ゆっくりとすべる小さな子供にジュリアーノがなにやら話しかけている。「次、僕にもその小人、貸してくれる?」「ダメーッ！！！」力いっぱい振られていました。（笑）ドイツのお正月は、おせちもないし初詣もないし...楽しみは、ここくらいなの。（笑泣）滑り終わって家に歩いて帰ろうとすると...ワインを持って、友達が何人か登場！美味しいワインを頂いたからという理由で、我が家で楽しむことに。ということは、つまり、私の料理が期待されているわけで...たまにあるのです。突然のこういった、夕食ご馳走になりま～す押しかけ（笑）。美味しいワインは口実ではなく本当にいいもので、素敵なキャンドルディナーになりました☆***　PeacfulLove　Voyage(旅行記）更新しました***

  2005.01.03

• 危険で綺麗で　ロマンティックな新年の始まり☆

  年末の時期にだけ、個人的に花火を買うことが許されている法律のおかげで、30日頃からあちこちで　バン!　ボン！　と爆竹の音がし始める。Silvester（シルベスター）と呼ばれるドイツの大晦日は街中がその花火で埋め尽くされるのだ。11時を過ぎると、人々は街へ繰り出して　公園や広場、小高い丘の上へと足を運び年の移り変わりを見届けに集まる。私とジュリアーノもスパークリングワインの小さなボトルを一本と　シャンパングラスを二つ手に　街全体が見下ろせる山（丘？）の上までドライブしていった。そこから見おろす街並みは道路の車のライトやクリスマスから続いているイルミネーションビルの灯り、そして幻想的に浮かび上がる数々の教会の灯りが輝いている。カウントダウン15分ほど前になると待ちきれない人々が既に花火を始めだす。　手持ち花火、ロケット花火、爆竹　などなど、年明けをせかすように　大きく音を立てる花火たち。10、9、8、7・・・人々がカウントダウンを始めると私たちもグラスにシャンパンを注いで　乾杯の準備をした。 「Frohes neues Jahr！！！！！」 その瞬間から、街全体が騒ぎ出す。 ヒューッ！ドーン！！ボーンッ！！！ 各自持っていたロケット花火が打ちあがり上から見る街は、まるで動く宝石箱のように様々な色の花火で新年の訪れをキラキラと告げる。色、色、色....光と色が　とどまることなく一面にあふれている。私たちも、一本一本のロケット花火に新年の抱負をこめて　夜空へと大きく打ち上げた。さて　10分もすると　視界は煙で真っ白になる。煙の中から　それでも続く花火の打ち上げに少しぼやけて　色たちは浮かび上がる。そして15分もすると　聞こえてくるのは　こんな音。 ピーポー　ピーポー..... 　(ドイツでは、タートゥータートゥーと表現されます） 救急車、もしくは消防車...！！ 酔っ払った人々や、不慮の事故、ボヤなどこの瞬間に発生する危険な出来事は、皆承知。次の日のニュースで負傷した人々のお知らせが流れるのも毎年のこと。一段落ついたところで　慎重に　気をつけながら車を走らせる。爆竹が　道路のあちこちで　今だに音を立て続けているから。家に着くと、きちんと全ての窓のシャッターを閉めてきたことに心をなでおろしながら（笑）静かにもう一度乾杯をして　新しい年への夢の中へ　ゆっくりと入っていった。A　HAPPY　NEW　YEAR☆****************************この日記を訪れて下さっている皆様、メインページ　PeacefulLoveを訪れて下さっている皆様いつもありがとうございます。そして昨年の沢山のご訪問に、心から感謝いたします。2005年、皆様に　沢山沢山の幸せと笑顔と愛が訪れますように☆今年もどうぞ　よろしくお願いいたします***Love＆Peaceロミオ

  2005.01.02

• ミルクを飲んだのは　誰？

  こんなに年末押し迫っているときにまたまたクリスマスの話もなんなのですが。。。ジュリアーノから可愛らしい話があがったのでちょこっと書いておこうかな　と思います☆ドイツでは、サンタクロースというものはいません。あえて言えばニコラウスがそれにあたるのですが、彼は12月の6日にギフトを持ってやって来ます。では、イブにギフトをくれのは。。。。。？クリストキント(キリストの子供）！子供たちは、日本やアメリカでサンタさんギフトのお願いをするようにクリストキントにお願いリストを作って書くのだとか。そしてこれは　ジュリアーノの家庭だけなのだか伝統なのだかわからないけれども窓辺に　そのお願いリストと　ミルクを一杯置いておくのだとか。クリストキントがリストを見に来たときに、一休みするためのミルク。かわいい！！「そのミルクは結局その後どうなるの？」「うーん、見たことはないんだけど、MAMAが飲んでたんじゃないかな」　(笑）「かわいい話だねー。」「でも、あるときMAMAが飲み忘れちゃったらしく、いつまでもミルクが窓辺にあって不安になったときがあってね。食事の際にそのことを言ったら、パパがママをひじでつついてて、あ、いつもMAMAが飲んでいたんだなって、わかったんだ。」ハハハ・・・・☆私も子供の頃は、兄と一緒にサンタの招待を確かめようと夜中まで起きて頑張っていたのですが、一度も父OR母が、枕元にギフトを置くのを見ることに成功したことがありません！！それにもかかわらず、朝には必ず枕元にギフトが・・・・クリスマスツリーの下にギフトを沢山並べるのも素敵ですが個人的には、私の子供の頃のように　起きたら枕元に置いてある　というのも　子供心に、大きな喜びを生むものですよね☆☆☆さあ、気分を年末モードに戻して・・・・・といってもここでは日本のような師走的なものはありません。ジュリアーノもこの期間は仕事もゆったり連日早く帰宅して　のんびりと過ごしています。街は、クリスマスでもらったお金で買い物をする人々があふれていますが　それはお正月のためのお買い物ではなくあくまで個人的な　楽しみSHOPPING。日本の、年末年始の独特な雰囲気が、少し恋しいロミオです。　もう、数年も　日本の年末年始を過ごしてないー！！

  2004.12.30

• ドイツのクリスマス☆ページェント

  24日を”Der Heilige Abend（聖なるイヴ）”として始まり、25日は第一日、26日は第2日と続くドイツでのクリスマス。聖なるイヴには家族で過ごし、第一日は親戚を訪ね、第2日は友達を訪ねるというのが伝統らしい。この時期は又、ギフトであふれかえる。12月の1日から24日までは、アドベントカレンダーといって毎日開けるギフト。12月6日にはニコラウスの日としてギフト。12月24日には、ツリーの下に置かれた山積みのギフトを一つずつ楽しんで開ける。まさに、ギフト天国なのである。さて私たちは24日、クリスマスにはお店が全部閉まってしまうために、数日分の買い物に出かけた。とにかくすごい人、人、人...。後、少し正装をして教会へ。賛美歌を歌い、イエスキリスト誕生の劇を観ながら聖書の言葉を聞いて祝福をする。実はこの劇ページェントにはロミオ、苦い思い出があるのだ。***時はグーンとさかのぼり、幼稚園時代へ...。キリスト系幼稚園に通っていた私は、23日に行われるこの劇”ページェント”の役割を決める大切な日に　風邪を引いてお休みをしてしまったのである。コレが悲劇の始まり！！！！酷な事に、休んだ私が　「マリア様役」を演じることに決められてしまっていたのである。マリア様役　****　素敵！　と、ここまではニコニコ。が、問題なのは、相手役のヨセフを演じる男の子！彼は一番のいじめっ子（？）で、感じの悪い「大ちゃん」！私は子供心に、彼のことが嫌いだったのである（笑）。そう、マリアとヨセフはペア。手をつないで歩かなければならない！私は彼と手をつなぐのが、嫌で嫌でたまらなかった（笑）。しかも私のお腹には、イエスキリストが！その父親は、ヨセフとされているではないか！！！イヤーン、大ちゃんの子なんて！！！！！！！（笑）（実際、マリアが身ごもっているのはイエス。神様から与えられたもので、二人の間の子として言って良いかは別として）そう、そんな、涙涙の苦いページェントを　クリスマスの教会ではいつも微笑ましく思い出す私（笑）。大好きな賛美歌で神聖な気分に浸った後、家路へついた私たち。クリスマスディナーはお互い二人の好きなものをグリルに。ジュリアーノは肉！ロミオはロブスター、ムール貝、牡蠣...と、海鮮グリル☆シャンパンの後に赤ワインを2本開けた後　音楽にあわせてリビングルームで踊りまくった（笑）私たちは、気がつくとなんと、朝だった！お互い、飲んで踊って疲れて眠ってしまったらしい。しかも二人とも、記憶は薄い......可笑しい！（笑）そんなこんなで　第1日、第2日へと突入。ドイツの伝統に従って親戚や友達を訪ねたり　キラキラと光る街を散歩したりして、ゆっくりと時は過ぎていった。Happy　Holidays☆☆☆皆様も、素敵なクリスマスを過ごされた事を願いつつ....

  2004.12.27

• 子供の笑顔

  新しいラテンダンスの講座を申し込みに行ったお昼過ぎ他の講座の申し込みのために前に並んでいた女性の脇に、小さな男の子。私の方を振り返ったかと思うと太陽のような大きな笑みとともに　「ハロー**」とニコニコ。私も思いっきり微笑んで「ハロー**」。その小さな男の子は、何度も何度も私の方を振り返って沢山の微笑をくれた。子供の微笑みって、なんてすごいパワーなのだろう。外は雪が降っているのにこんな小さな小さな身体の子供の　大きな大きな微笑みでその空間が　とっても暖かかくなった。笑顔はそれ自体　すごいパワーがあるけれど子供の笑顔って　さらにさらに　すっごくパワフル。可愛くてたまらん！！！という思いのまま「チャオ」と挨拶をし、白い町並みを歩きながら心は快晴の私であった。

  2004.12.22

• リッチ女　と　ヒモ男

  「誕生日プレゼントは、グッチのものでよろしく。」２週間ほど前に、ヒモ男Ｍから　リクエストの電話が入った。全身を、ＧＵＣＣＩやＥＴＲＯをはじめとするイタリアンブランドで包み、そのコーディネートは　完璧な洗練性を醸し出す　嫌味の無い華やかなもの。彼のＢｉｒｔｈｄａｙＰａｒｔｙのため、週末はブレーメンへと向かった。去年の、ローマで一番人気のディスコを借り切って行われたパーティのように　今年も思い切り派手なものにするのかと思いきや、なんとかわいくモダンな雰囲気のアジアンミックスレストランで、こじんまりとした　内輪のお祝いだった。しかしソファーの横に積み上げられたプレゼントたちは彼のリクエスト通りのブランドと指定された製品ばかり。「あー、なんて趣味の良いギフトをくれる友達たちなんだ！素晴らしいよ。幸せだよ。」って、コラコラ！！皆、あなたの希望通りの物をそろえただけよ。これらは　あくまで　ア・ナ・タが選んでリクエストしたものたちでしょ。（笑）ア・ナ・タ　の趣味　です！！！（笑）この、笑っちゃうおかしな　イタリア人Ｍは　私の義理の叔父である。超リッチな妻、Ｉのおかげで　新車メルセデスを乗り回し大好きなテニスに明け暮れる　ＶＩＰなセレブライフを送っている彼。Ｉは歯科医としても女企業家としても大成功しているスーパークールなドイツ女性。　その洗練された華とおおらかな心と細かな心遣いは会うたびに　私たちをとても心地よく、楽しくさせてくれる。彼女のクリニックには、最新技術とマシンが揃い、さらにもう一つ、ＶＩＰ専用のクリニックもオープン予定なのである。そんな彼女のおもちゃはＭ。そう、イタリア男　夫のＭ。手の平で　コロコロとＭを転がすＩと、転がされるＭ。実はＭも　「弁護士」という立派な肩書きを持つのだが何しろ仕事が好きでなく　必要最小限に「働いている」ことを見せるためにちょこっとだけ　どこかの事務所で勤めてる（笑）。自分やＭにだけでなく、周りの人全て、そして地球上の経済的に豊かでない人たちのためにも　稼いだお金を惜しみなく使う彼女。「お金持ちのクライアント（患者）たちが払ってくれたお金を、私はまた、世の中に還元しているの。いろいろとＺＥＮやスピリチュアリティーの本を読んで来て思うのは、お金に対する執着と　幸せの価値。お金で幸せは買えないけれどもね、持っているお金に感謝して、執着しないで還元することでことで幸せでいられる。与えることで、幸せを感じる。私はただ、それを実行しているだけ。お金に執着しないことを通して　与えることを通して　精神的に自分がどれだけ成長できるのかを　楽しんで見ているの。」自分の考えを　こうしてさらっと教えてくれた彼女、格好いい・・・こういう本質があるから　薄っぺらい感じがしないんだ。温かいんだ。私が　”すごいな。この人・・・”　って本気で感動している時、ドアベルが鳴って　Ｍが帰ってきた。「Ｉ、Ｉ、Ｉ！！！　ＯＨ．．．Ich Liebe Dich!!(愛してるよ。）」手には大きな花束を抱えて。その花束に感動するＩと「僕からＩへの大きな愛を込めて」と言いながらハグするＭを見ながら私とジュリアーノは微笑ましくも、クスクスと笑う。なぜならば、この花束のクレジットカードの引き落としは、彼女の銀行からだと知っているから・・・！！！（笑）こんなヒモ男とおおらかでクールな彼女が、私は大大大好き☆そして私は見逃さなかった。彼女の指に光る新しいブルガリのリング。　なんとこれは、Ｍが　自分の稼いだお金で初めて　こっそり買ってくれたものらしい！「結婚記念日にくれたのよ☆」いいぞ、Ｍ！　ヒモ男、一歩成長記念の指輪だね（笑）♪

  2004.12.20

• Reading Group

  月に一度のReadingGroup 今回の本は　”The No.1 Ladie's Detective Agency　"。アフリカの女性が探偵事務所を作り上げて仕事をし、それにまつわる人生色々のお話。所々ぷっと吹き出して笑ってしまうようなところあり、ほんわかと心が温まるシーンありで、リフレッシュやリラックスにいい感じの、軽く楽しく読める本。本を読むにあったて　ReadingGroupに参加している良い点といえば　必ず最後まで読み終わらせること！の他に、他の人がその本に対して　どのように思ったのかを話し合えること。他人の視点を知るって面白く、また、そこからその本の違った魅力が見出せる。また、自分では選ばなかったかもしれない本を読んでみることで、読書の幅が広がる。これからますます寒くなる冬、冬眠のお供に本を☆と考えている私です。（笑）　

  2004.12.16

• Gluehwein　と　クリスマスマーケット

  クリスマスマーケットが開催されているこの期間はGluehwein　漬けの生活になる。（笑）Gluehwein　を始めて知ったのは　まだCAにいた頃。ヨーロピアンたちのクリスマスパーティに誘われて大きなお鍋にたっぷりと用意された　温かいワインの大ファンになった。　何年か後には　本場の地に住んで　毎日のようにたしなんでいるとは想像もせずに...。　　　　　Gluehmwein　は、オレンジやシナモンなどのスパイス、ハーブと一緒に　ゆっくりと温められた　赤ワイン。この一杯で、冷たくなった手も身体も　フワーッと温まる瞬間が好き。更に 「雪の女王様」 と名づけられた 私のもう一つのお気に入りは　Gluehweinにラムが加えられ上にホイップクリームがたっぷりと絞られた飲み物。　甘党でない私も、これにはノックダウンされる。飲み物のカップはすべて返却する仕組み。返却することでお金が返ってくるので、ほろ酔いになってもどんなに酔っても　皆、　カップはきちんと返す。（笑）人々は、これらを含めた数々の温かいワインなどを口にしながら　キラキラと光り輝く　クリスマスマーケットに集まって昼間から夜まで　この時期を満喫し、楽しんでいる。クリスマスに欠かせない　オーナメントや色とりどりのキャンドル、ガラス吹きの実演つきのガラスアート....マーケットを探索しながら過ごす時間は　その熱気と温かい飲み物と　柔らかいライトたちで　寒さも忘れてしまうほど。各国から訪れる人々の　色々な言語や笑いが飛び交っているこの時期の賑やかさは　聖なるクリスマスの当日を　静かに迎えるために十分な　予快楽。私の家のすぐ隣は教会なので、鐘の音とコーラスの練習がクリスマスの夜を更に思い起こさせてくれ　なんとも神聖な気分になっているこの頃である。クリスマス　大好き☆

  2004.12.13

• 思いがけないハッピー☆

  ニコラウスの日（６日）も過ぎ、クリスマスギフトも沢山飛び交い（笑）キラキラとしたクリスマスの雰囲気で街はとてもにぎわっています☆********ある　陽気なイタリアンレストランに集まって皆で食事をしていた際、思いがけないハッピー☆がありました！先日描いた抽象画たちの幾つかを、友達に「見たい」と言われて持っていった所そこにいらした男性にとても気に入っていただいて売れてしまったのです！！☆売るつもりなどは全く無く描いたものだったので本人が一番ビックリ***彼は大変満足そうに私の絵を眺めながらニコニコとしていて、私もとっても嬉しくなりました♪「売る」という意気込みは全く無いのだけれどもこれからも　絵を　続けていきたいな☆

  2004.12.08

• 図書館

  東京の実家から歩いて５分もたたないところに図書館がある。おかげで私は子供の頃から　図書館のとりこ。幼い時の童話から始まって　手作りのための本、小説、心理学系、ファッション系、写真集、なんでも興味ある本を　片っ端から読んでいた。高校の頃は広尾図書館を　ただ、友達と集まる場所として使い（ご存知の方いらっしゃるでしょうね、ウフフ***）大学の論文の際にも　たっぷり図書館のお世話になった。　ある意味　私の人生に、図書館は欠かせないものとなっている。アメリカにいた時もよく図書館で勉強をし、（留学経験のある方、同じ体験されたと思います）今ここでも、時間があれば図書館に行くことが多い。なんだか、落ち着くのです...静かだし、私たちの世界を色々と広げてくれるし...この街の図書館は、借りられる数に限りが無い。先日行ったときはジュリアーノと一緒だったため、二人合わせて２０冊もの本を借りてきた！そう、返しに行くのは私一人ということは忘れて...（涙）その２０冊の本を持って　その重さにへこたれそうになりながらも　今日　本を返しに行った。そしてまた、はまる。しかし今は　（日本でもその傾向になってきていると聞いています）　普通の書店でも自由に本が読める。ソファがたくさん置いてあって、自由に、好きなだけ　置いてある本が読めたうえに　併設されてるカフェでゆったり。図書館には無い類の本や新しい本は　書店でこのように読んでみて　気に入ったら　そのまま購入。なんて素晴らしいシステムなんだろう。図書館と書店をうまく使い分けて　本といつでも近い関係でいれるのって、しあわせ。そして噂に聞いたのは、フランクフルトに日本の本の図書館（図書室？）もあるのだとか！！おそらく数や種類はあまり期待は出来ないだろうけど、行ってみる価値、ありそう。また　いい出会いがあると　いいな。

  2004.12.03

• 困難に感謝する

  ここに住み始めてから２年間　ずっとUNCLEAR　だった事が　CLEAR　になった。ずっとずっとその　いわゆる「困難」の本質を見たくて逃げずに　隠れずに　目をそらさずに　来た。そして　ようやく　やっと　見えた。正直言って　伴った痛みやショックや憤りは　とても大きなもの。しかし　それにもまして　この「クリア」になった事自体に嬉しさを感じている　今の私。その「物事」自体はそれ自身、変わったわけでも　解決したわけでもなく　同じようにそこに存在する。ただ、その　根底の本質が理解できた事で　私の中での「受容」が生まれたのだ。曇らされたままでは　何も見えない。どんな痛みも困難も、それ自体を深く知る事によって、それが何なのかを知る事によって　見えてくるものがある。そして私は今、その「困難」に　心から感謝する。私の洞察力を深めてくれる助けになってくれて、ありがたく思う。私を成長をさせてくれる糧になってくれて、本当にありがたく思う。心から、感謝の気持ちが湧き出てくる想い。教科書や参考書には載っていない　これが　本当の　リアル。体験は　何よりも強い。経験から又　人の経験をも理解できる要素が生まれる。　ハッピーでラッキーな　私の今までの人生の過程において他の人のそれにおいても同じであるように数え切れないほどの　痛みやチャレンジが　小なり大なり　現われてきた。それでもそれらは　逃げずに　チャレンジを直視して　本質を見ようとすることで　私たちを成長させてくれる　大きな源になってくれる。チャレンジに打ちのめされてしまうより、体験して　その後の成長への感謝につながる喜びを　私は選ぶ。チャレンジに伴う痛みより、一皮ずつむけてゆく　自分が面白いから。ここで大切な事は、「チャレンジ中毒」「痛み好き」にならない事。クリアした事柄は、そこで学んで感謝して、手放す。そうして卒業してゆかないと　また同じチャレンジが、形を変えてやってくるのだ。そうして同じパターンを繰り返す　本質を見ようとしない痛みへの執着は　そこに私たちを　とどませるだけ。ひとつのことをクリアしたら、次に来るかもしれないチャレンジは　もう一段階上のもの。次に私に必要なチャレンジ。もう、要らないチャレンジからは卒業する。ありのままの自分でいながら　そうやって　成長していける事を　勇敢な態度で　受け入れ　受け止め　感謝する。人生は、このように料理して味わうと　味わいが増す気がするの。ナルシスト・・・?でもいいと思う。コレが人生の凄味。イタタタタ・・・でも、一番底には　いつも光がさしているよね。怖がらずに目を開けて、体験する。痛くても、大丈夫。土砂降りの後は　いつも快晴。これだから　”生きている事”って　面白い...♪

  2004.12.02

• ピロートーク

  眠る前のひと時って、とても大切。私たちは　お互い今日一日のことを話したり背中や足の裏の　ちょっとしたマッサージをしあったりレイキをしたりしてから　眠りに付くことが多い。最近思いついたのは、親が子供にしてあげる「読み聞かせ」（こんな名前だっけ？）。ジュリアーノは主にドイツ語で書かれた「ZEN」関係の本を声を出して読み　私はただ、聞く。私は「Spirituality」や「Holistic」関係の本を声を出して読み　ジュリアーノはただ、聞く。眠くなって内容が頭に入ってこなくなったら　読み手にストップをかけて　眠る。もちろんお互いに個々本を読むのは素晴らしいのだが、こうして順番に　読み聞かせをしてみるのも　面白い。読み手は声を出すことで　更に内容が頭に入るし、聞き手は耳から言葉が伝わってくるので　心地よい。「愛」についての箇所を読んでそのまま眠ったときには夢で　こんな現象が起きた。女神のような　大いなる愛の存在が現れてメッセージをくれた。　この存在は様々な際に　いろいろな形で現れて　私にメッセージを伝え続けてきてくれる。時には新しいメッセージ。　時には前からの、同じメッセージ。今回のものは「Open your Heart」。事は、心を開くことから始まる。そして彼女はいつものように、大きなハグの後　銀色のキラキラとした紙吹雪のようなものを私の上から振りかけて　消えていった。目覚めた時　私はとっても喜びに満ちた気分だった。夢や　眠る前のリチュアル、ピロートークが豊かだと次の日の寝起きが　ご機嫌な感じに始まるのがいい。Spiritualitｙに限ったことでなく喜ばしいような　温かい　リチュアルを暮らしに取り入れる。「ありがとう」「愛してる」「明日もよろしくね」といった、単純な言葉の投げかけでもいい。一日はそこで終わる。次の日は次の日。ピロートークの力って、　結構大きいものなのだ。

  2004.12.01

• 結婚手続き

  クリスマスマーケットも始まって、街がグンとクリスマスっぽくなってきました。*******今朝は、結婚に必要な書類を確かめにお役所へ。わかってはいたことなのだけれども、ひゃー、いろいろあるのだぁ....婚姻具備証明書やらアポスティールやらって、聞いたことも無い名前。しかも、日本で直接手配しなければならないことが多く、一時帰国予定も無い私は　全て両親にお願いするしかない...母親が昔、”ジェット娘が結婚するとき”という本を読んでいて妙に共感しながら、「うちのジェット娘が結婚するときは　どんな感じなのかしらね。」と、言っていたのを思い出した。自他共に認めるジェット娘が　そのように生きて来られているのも　日本の両親のおかげなのです....本当に、本当に、ありがとう。いつまでも、お世話になりっぱなしな　ロミオジェット。書類が全てそろっても、次に来るのはまたお役所。日本ではおそらく区役所に行ってすぐに成立する籍入れも、こちらでは　証人をたてて、そのほか招待した人たちの前で誓いをする。それが行われるのは　お役所の中の専用のホールか　お城を選べるらしく　私たちはお城で行いたいと思っているのだが、その予約にも二人そろっていかなければならない。ということは、彼は予約のために仕事半休とる必要があるのね・・あぁ、なんだか書類集めて大使館に行って翻訳して...って、プロセスは長いのだー。やることを、一つ一つ終わらせていくしかないとはわかっていながらもこの、書類書類の決まりごと制度に”めんどうくさーい”と言う気持ちになっている私。どこでも　書類書類制度　は同じなのだろうけどネ。。。ふうぅ。。。深呼吸。よーし、へこたれないぞ☆

  2004.11.29

• 

  ≪画像付き≫抽象画にハマル

  ◆Bluemoonさんにご質問していただいて絵のテーマを　一番下に　言葉で付け加えました◆昔から、絵と言えば抽象画が一番好き。抽象画を眺めていて、感動の涙さえ出てしまうこともあった。（ハイ、わかっています。感受性強すぎです*笑*）ドイツに来て、私は、私の中での一番のアーティストに出会った。抽象画家　Gisela　Pauly始めて彼女の作品を見たとき、何かが　ボワ～～ン！！　と生まれたような　胸をすごい勢いでドーンと開かれるような　大きなエナジーとパワーを感じて　一瞬で恋に落ちた。数十年以上　ZENメディテーションを続けてきている彼女の作品には　”存在”自身の力強さと　天空につながる繊細さ、また　宇宙との一体を感じさせるスピリチュアリティーが共存する。長い間私は、彼女に　私の彼女の作品に対する想いを伝えてきた。皆から寄せられる感嘆の声の中　私の想いの本気さはきちんと伝わっていたようで、ずっと誰にもその絵の「伝授」を行ってこなかった彼女が　ようやく　私に伝授してくれることになった。寛容で魅力的な人柄の彼女は、人々の「教えて欲しい」という要望にこたえたい気持ちは山々の中、　本音、彼女自身どういう風に自分の作品が生まれているのかわからないために　伝えようが無かったらしい。「教えてと言われても、自分でもわからないのよ・・」と、いつも笑っていた。が、突然彼女が、　「ロミオなら」と言ってくれた。ロミオなら、"教えなくても”　つかめるだろうと思ってくれたらしい。実を言うと、　彼女は、ジュリアーノの母親である。そう、私の近い未来の義理の母親。が、それが　伝授してくれる理由になったわけではないらしい。私たちの関係は　もう長い間　友達のような　親子のような　姉妹のような関係。その中で、彼女の中に、義理の娘ということとは関係無しに　私だったら感覚をつかめるだろうと言う確信が出来たらしいのだ。感動。そして、彼女は　まるで彼女の作業場を丸ごと持ってきてしまったかのように　沢山沢山の色たちや　必要なものを全て抱え持って　私の家へ現れた。ダイニングルームがアトリエに変わる。彼女は、筆を殆ど使わなかった。ただ、立ったり座ったり　動いたりしながら　色が重ねられてゆく。なるほど．．．．これは、教えようが無いかも。私は「観る」事で　その感覚をつかむ。まるで動物が　その子供たちに生き方を見せてゆくように見よう見まねだけで　感覚を　覚える。「HARA(お腹の事）に重心を置いて、心を開いて、エナジーが上に上ってゆくようにね。」「ただ直感で色を選択したら、それに光を加えて」「喜びを感じながら　ポジティブなエナジーをただ表現して」「それだけで　ハッピーになれる」これらが　私にくれた　彼女の言葉。　私たちは良いエナジーを作り出すクラシック音楽を聴きながら　沢山の作品を　生んだ。二人とも　気分が高揚にしてきて　「楽しいねー」「すごい！こんなに単純でとっても幸せな気分！」　と、気持ちを分かち合いながら　色々な絵の試みをしてみる。「わー、こんなの生まれた！」　「ヒャッ。それ、新しいテクだね！」楽しみながらも　メディテーションをするように、絵を描く。その一瞬に集中しながら　ただ　心と手に従う。時間は　矢のように過ぎた。気がつくと、ダイニングルームには　沢山の絵が溢れていた。すごい....この作業、ハマル.....Gisela　に　大大大感謝です。私のLIFEに　新しい風を吹き込んでくれて　ありがとう。さてさて、これらがロミオの初作品たちです！お恥ずかしながら大公開***　　（絵をデジカメで撮ってPCに取り込んだので、ちょっとぼけたりラインがはっきり見えなかったりしていますが、雰囲気は伝わるかな・・・）ちなみにGisela　の作品は、メインページPeacefulloveの、インテリアのセクションに幾つか紹介してあります。 *ブルーのものは　”内と外の統合”*白(上)は”混沌”*白下2枚は　”日本を想って”*ターコイズ×ピンクは　”コミュニケーション”*ピンク(上）は　”無条件の愛”*赤っぽい真ん中ものは　”情熱から湧き出る力”*下のピンクは　”いつも花がそばにいるよ”*黄色っぽいものは　”Clarity/未来へのクリアさ”　そして全てに共通するのは　”光へ還る”という想いを込めています。

  2004.11.28

• ドイツ発*起業アイディア

  ドイツのビジネス系マガジンに紹介されていた実際に成功している　新ビジネス、起業アイディアを今日はちょこっとご紹介します。◆小道具サービス　資本金：10000ユーロTVドラマや演劇、映画などの撮影に必要な小物、小道具をなんでも探してそろえるサービス。「骨を探して来て」と言われたりしたこともあるそう。　価格：300ユーロ～6000ユーロ◆スニーカー専門店資本金：10000ユーロスニーカーコレクターだった人が、趣味を仕事にした例。置いてあるものは、希少価値のあるもの、限定品のスニーカが多い。価格：60ユーロ～1000ユーロ◆猫専門店資本金：15000ユーロとにかく猫に関するものをおいています。（犬物もあり）猫用のおもちゃからかご、犬用のデザイナーズベッドまでなんでもそろいます。ちなみに　そのデザイナーズベッドの価格、399ユーロなり。オープンして一ヶ月目にはもう黒字だったそう。（ちなみに私、ドイツを”犬王国”と呼んでいます。お犬様は、レストラン、バス、お店、どこでも人間とご一緒☆）◆先祖（家系）バイオグラフィー作成サービス資本金：15000ユーロ日本で結婚式のとき、カップルの生まれてからの歴史をビデオで流すような感じで　両親のバイオフィーを作り、他界した後も子孫に家系の歴史を伝えてゆくというアイディア。DVDもあり。価格：1250ユーロ◆ライフスタイルコンサルティング資本金：25000ユーロパーティなどの際の、服から贈り物、会場となる場所を選んコンサルティングしたりと、全てを担う。パーティでなくもちろん日常のものでも、「ライフスタイル」に関するコンサルティングを全て引き受け、14人の、様々な分野のプロが待機している。◆CD/DVD　ポストカードサービス資本金：28000ユーロ折りある毎に送るポストカードを、CDやDVDにするサービス。音楽もつけて、心のこもったCD/DVDカードへ。◆バスポータルサービス資本金：40000ユーロ陸続きのヨーロッパは、車での国外旅行も当然のこと。それを、自分の車でなくバスでする場合の全ての情報を網羅。◆小さい人用のモード服資本金：50000ユーロ身長165cm以下の女性は、ドイツでは「小さい女性」に入る。袖丈や裾をお直しせずにジャストサイズな「MODE」を提供。◆音なし広告作成資本金：50000ユーロテレビコマーシャルのような感じで、しかし音なしで格好よくお洒落に広告を作成。美容院などで展開され、置いてあるTVから　音のないお洒落な映像のみの広告が流れる仕組み。◆ドイツコーラ資本金：50000ユーロUSAのコークに対抗（？）して、ドイツ産のコーラ誕生！レモンが入ったさわやかなもので、瓶は環境に優しい制度を使用。既にバーやクラブ（ディスコ）、スパーマーケットやカフェなど、あらゆるところでの需要あり。◆エコロジー子供靴資本金：50000ユーロエコロジー最進国ドイツ、その関連のものは既存で多くあり。　ここでは新しく、子供用の　歩き始めの段階の靴をエコロジー素材で開発販売。去年から初めて、今年の春には黒字に。◆写真絵画資本金：60000ユーロ画家の集まりが始めたサービスで、クライアントの送ってきた写真を、そのまま手書きの絵にしてくれる。大きく、部屋に飾れる風景画にしたり旅の思いでを絵にしたり、というサービス。◆SHOP　IN　SHOP資本金：75000ユーロ例えばMODEの洋服やとお寿司やさんが合体！服を選んで試着して、お気に入りのものが見つかった後は寿司バーでお寿司を。お店の中に、全くちがうお店があるというコンセプト。そういえば、私の街の洋服屋さん、以前あった壁をとりさって、となりのカフェと合体しています！初めにも記しましたように、これらは全て実際の成功例です。どこの国でも、皆さん試行錯誤されているのですね。まだ続きはあるのですが、今日はここまで♪後日また　ご紹介しますので　お楽しみに☆

  2004.11.25

• カンボジア撫子

  機械の上を走ったり　機械の間に足や腕を挟んで筋肉を動かしたりする人々の集まるフィットネスのマシンフロアで一人、鏡に向かってしなやかに踊る女性。ヘッドホンをして自分の世界に入りながら　腰を落とした姿勢で　ゆっくりゆっくりと　回る。肩から腕、ひじから指先、まるで線や波が宙に見えてくるかのように　彼女のしなやかな動きが　鏡に映る。この柔らかな雰囲気の女性　何度もジムで見かけてはいたのだが　話をしたのは今日が初めてだった。私が日本人だとわかると、最近合気道を始めたことや　歌舞伎や能、ZENへの興味があることを話してくれた彼女。私がひそかに「タイ舞踊かしら」と予想をつけていたことは見事に外れ、彼女はカンボジア出身の女性だと知る。カンボジア・・シャワーの後の湿った足に、ていねいにたっぷりとオイルを塗りながら　柔らかい口調で　「日本の神聖さが好き」と語る彼女。その目は　まるで穢れの無い子供のように澄んでいた。　強い響きのはずのドイツ語がどうしてこんなに柔らかく聞こえてくるのだろう。繊細なバイブレーションの波の上を流れるように彼女の言葉は　しとやかに　しなやかに　運ばれてくる。大和撫子ならず　カンボジア撫子だと、私は思った。「日本の神聖さが好き」と言ってくれた彼女、彼女こそが神聖なナデシコだと。文明社会に　犯されていないという表現が似合う。それは、カンボジアという出身国のせい?彼女も今現在はここドイツ、文明の先進国の一つに住んでいるのに　それを全く感じさせない　自然で無垢なままの　コア　純粋で　まっすぐで　芯のあるしなやかさ凛彼女と別れた後文明に犯されている「神聖な日本」とその日本人「私」について　ひとり　サウナで考えた

  2004.11.24

• ティーパーティ

  インテリアに少し手を加えてから　ティーパーティをしたくてうずうずしていた私。思いたっらそく実行！と、友達に声をかけてみる。すると「丁度、Statesから義理の妹が来ているので　彼女もいい?」「午前中に友達と会うので、彼女も来たいって言うのだけれど、いい？」となり、南欧の太っ腹マンマ気質を目指す私は「もう、何人でもいらっしゃ～い！」と宣言。結局、10人なり.....。チェリーケーキ　や　カフェマキアートのケーキ、クッキーやアーモンドなどを用意。甘いものの他にフィンガーフードも用意しようと　ベーカリーへ行き　ブルスケッタ用のバケットを買い込む。トマトを刻んで　オーブンにセット！ここまでは万事順調でした・・・・が！他の作業をしていてすっかりブルスケッタのことを忘れていた私、なんだか、焦げ臭い？！！おそるおそるオーブンを開けてみるとひゃあ、真っ黒・・・（悲）えーい、焦げを削ってみるぞ！　と、ナイフで焦げの部分を落としてかじってみる私。わーん、やっぱり　にがい・・・・（泣）そうこうしているうちに一人二人とやってきてテーブルの周りには　所狭しと　人々が座り、落ちついた。見る見るうちに小さくなってゆくケーキ。やっぱり女性郡、甘党でいらっしゃる♪私がブルスケッタの失敗の告白をすると　皆、ケーキに大満足な顔をして笑っている。が、そこへ一言。「では、次回はSUSHIね！」来た！寿司パーティー。前から何度かリクエストされていた寿司パーティなのだが、実はうまーく逃げてきたのだ。一人で全て用意するのは大変なので、手巻き寿司パーティにして、皆で一緒の作業にしようかな。どなたかアイディアがあったら　教えて下さーい。

  2004.11.23

• ウェルネスWeekend　/感動のFlash

  友人から送られてきたメールの添付で、思わず感動の涙が止まらなくなってしまいました。ありがとうって、沢山言いたい気持ちになり両親に、今すぐに会いたくなりました。私はこんなに離れて暮らしているのに、いつも暖かく見守っていてくれて、ありがとう。。泣けるFlashコチラです。ところで、にちゃんねる　って、掲示板のことですか?*************************週末の朝　目が覚めると　ジュリアーノは隣でまだスヤスヤと夢の中...。私はこっそりベッドルームを抜け出して、リビングへと移動する。ビデオとともに、エクササイズ、開始！　アメリカのTVコマーシャルで　思わず購入してしまったエクササイズビデオ、コレがなかなか良いのです。こうして始まる　ウェルネスな週末の朝。そうするうちに　ジュリアーノもようやく起きて来て、「Morgen！」と、無垢な子供の様にニコニコしながら朝食の準備をし始める。週末のブランチは、時間をかけてたっぷりと頂くのだが、学びを知らない私たちは　いつもその後「ふぅ～っ」とおなかを抱えて動けなくなる（笑）。そしてお決まりで　「食べ過ぎちゃったね」　と言い、「スポーツしよう！」となる訳なのだ。表に出ると空気が冷たく　「う～、寒い！やっぱり行かない。」と私の怠惰性が顔を出す。（笑）ジュリアーノはここで、強硬手段に走った！引きずるようにロミオを家の中に連れ戻しまるで父親が子供に服を着せる様にこれでもか！！というほど何枚も何枚も　ロミオに服を重ねてゆく。更に長いマフラーを首にぐるぐる巻かれた私は雪だるまのようになりながら　いつの間にか車の助手席に座らされていた。（笑）「う～、着すぎて動きが鈍いよ～。」公園に着くと　友達たちは既に集まって、バスケットボールをしている。「Hi！」皆、着だるまの私を見て吹き出しそうになりながら挨拶を交わし、私たちもゲームに加わった。*****************夕方からは、家から歩いて5分ののテルメへ。ここはローマ時代に20以上の温水が湧き出ているのが発見された地域で、街の名前からもそれが伺える、温泉街。冬になると地下から温水の暖かさが湯気となって上ってくるため、ドイツの中でもマイルドな地域。この、ローマ調のテルメの特徴はゴージャスなつくり。立派な柱や絵画の壁面。そして数々のサウナとスチームにジャグジー。医療効果も認められているため、医師の指示を受けた人々やお年よりも多く、そして知っておかなければならないのは、（ドイツは殆どどこでもそう） 混浴　しかも、水着は禁止！そう、男女一緒に裸んぼう！！なのです。　あら、日本人の男性二人発見。関西弁で話してる。一人は、お風呂だって言うのにしっかり眼鏡をかけたままでいらっしゃる。まあ、気持ちはわかりますけどね。。でも、ほらほら、曇ってますよ（笑）リラクゼーションスペースで　リクライニングチェアーに横になりながら、星空のような天井をみあげる。ちりばめられたライトの色が様々に変化するにしたがい、ブルーの深い感覚から、明るい黄色のポジティブな光を十分に身体に浴びさせ、エネルギーに満ちてゆく空間と時間。カラーセラピー効果、大！気がつけばもう、夜の12時になろうとしていた。身体をぽかぽかさせながら「寒くないねー！」と家まで歩き、湯冷めをする前にそのままおやすみなさい。。。完全に　ウェルネス重視の週末だった。

  2004.11.22

• 

  ≪画像つき≫食器棚リメイク/色とパターンのリンケージ

  ダイニングルームで一つ浮いていた、グレーの食器棚。大きさの実用性と値段のお手ごろさに負けて一年前に購入したもの。 このところペイントに目覚めていた私は、テーブルやその他、ちょこちょこと色々なものを、時間があれば塗っていた。が、この食器棚は結構大きいものなので、怠惰な私はサンドペーパーがけの大変さを考えて、なかなか手をつけてこなかったのだ。それが、やっと完成!!ポイントは、紅茶でアンティーク調に染めたレース。 （染めている最中の写真です）ラブリー系になりかねないレースは　あまり私のタイプではないのだがアンティーク雑誌などで見かけてから、何処かであこがれるようになっていた。付けてみると、あら、いい感じ☆思った通りの仕上がりになって、大満足です。 コチラPeacefulLoveにその様子UPしています。（QualityofLife,→Handmade→食器棚のリメイク）************************沢山の、惚れ惚れするようなテキスタイルを扱う　お気に入りインテリアショップで、素敵なファブリックのはぎれを発見。白地に深い赤で描かれた、絵画模様のファブリック。私たちの家にあるティーセットにぴったり！と、即購入。更に、同じパターンのペーパーナプキンも！そこで、そのティーセットとの関係性を持たせるためにセットを並べた食器棚と　同じ壁面にある扉に貼り付けることにした。大正解♪ もう、ティーパーティを開きたくて、ウズウズしています（笑）コチラにもう少し画像があります（QualityofLife→Handmade→色とパターンのリンケージ）こういった　色や柄のリンケージは　ファッションに頻繁に用いられる。ベルトと靴やBagなど、小物の色や雰囲気をそろえる。特に　男性の場合、普通のスーツが洗練されて見えるのはこれらの小物と腕時計のリンケージ。もちろん女性は自由自在。ストールやアクセサリー、ヘアアクセサリー、服そのもののパターンの中の一つをモチーフにしたブローチやその他の小物など、遊べる遊べる。。。。ただ　同じ色やトーンを用いることで、洗練された雰囲気になるこのテクニック、どこにでも使えるよね。インテリアに使えば、心地よいハーモニーとリズムを生んで、暮らしの舞台が豊かになる。料理のコーディネーションに使えば、目が喜んで、味を更に引き立ててくれる。例えばアルバムの写真を整理するときにだって、使えてしまうテクニック。簡単、洗練、調和で　暮らしを更に楽しく豊かにね☆

  2004.11.20

• Lovely　Bones

  誘われて、読書グループに参加し始めた。今日のディスカッションの書は『LovelyBones』。不思議でスピリチュアルで泣ける本。グループのメンバーは　ドイツ人、アメリカ人、カナダ人、イギリス人、スペイン人と　幅広い。集まったのはBarbraのお宅。ここがもう、隅から隅までインテリアに目が釘付けになるような家。　というか、お屋敷。いえ、お城!!ほんとうに、お城のようなの。この地域には、そういった昔からの立派な住宅が多く、彼女もその中の一軒を手に入れたラッキーな人の一人。うっとりするほどのお城部屋のなかで、会は始まった。私は読書グループというもの自体に参加するのが全く初めてだったので、とりあえず様子を見に。。。と言う気持ちだったのだが、こんなに面白いとは思わなかった！！メンバーも、ライターであったりアーティストであったりするため、彼女たちの視点を聞くのもとても興味深かった。英語に関しては少し不安があった。彼女たちは母国語で、母国語の本を読んでいるわけだから私にとってハンディは大きい。が、まあなんとか、『軽いチャレンジ』くらいに受け止められそう。そして、いつもの自分の専門分野ばかりの本から抜け出して、与えられたテーマの本を読んでみるのも自分のキャパを広げるチャンス。そう思って、『軽いチャレンジ』に挑戦なロミオ。もう少し時間が出来たら　この本とこの本を読みたいな・・・と思いながらも実行することができていなかった私。”時間を作って”　それを楽しむことが出来る機会に恵まれて、今までの自分を反省するとともに　新たに嬉しい気持ちがする。『LovelyBones』　日本語版もあるのかな。どうぞ、機会があったら読んでみてください。感動の一冊です。

  2004.11.18

• お金への執着

  家の近くにカジノがある。（コチラでは合法、ドレスコードのある、フォーマルな遊び？）ジュリアーノが私に聞いた。「1ミリオンユーロ勝ったらどうしたい?」「えー、それはもう、旅行に沢山行って好きなもの全部買って～、そうそう、欲しいブーツ見つけてあるし。」と、馬鹿丸出しな答えをする私。「勝っちゃったんだ.....」「え？」「1ミリオン」「.......ホント！！！？？？」その瞬間　私の頭の中からは、先に答えた馬鹿な返答がすっかり消え　それに変わる　たくさんの想いが浮かんできた。チャリティー募金を沢山しよう。私たちの結婚式に来てくれようと思っている、日本とアメリカの友達たちの　旅費とホテル代をそこからサポートして皆が負担少なく　結婚式と旅行を楽しめるようにしよう。残った分で、友達集めてパーッとパーティをしよう。それでも残ったら、とりあえず貯金して、あとは自分たち自身への投資として、実になるものに使うよう　ゆっくり考えよう。私はすぐに、どこの組織で募金をしたら良いかをインターネットで調べ始めた。色々な組織がある。世界中にある。。「じゃあ、ブーツは要らないの？」「え、そうだね。別にそのお金から払わなくてもいいもの。　そういったお金はそれなりに世に返して、循環したいと思　　う。」お金はエナジー。と、私は思っている。普段から思っているのだけれど、予定外の大金が手に入ることになって　自分が本当にそう思っていることに確信が出来た。執着すればするほど、エナジーは、質を変えてしまう。愛しながら大切に循環させれば、いいエナジーになる。お金はお金。　綺麗なものでも汚いものでもない。お金はお金。　物質。それで世界が動いてしまう。だからこそ、私はそれをエナジーとして、愛し、分かち合いたいと思う。キレイ事　?　なのかも知れない。でもそれでもいい。私にとって、コレが　心地よい考え方だから。エナジーは、愛のあるところに帰ってくる。****ん？なんだかジュリアーノが、目をウルウルさせている。「びっくり。そんなお金の考え方があるなんて。そしてロミオの、お金に対する執着心の無さにちょっと感動。」「勿論お金は私も好きよ。先ほど言ったように、愛してる。でも、エナジーとして。　お金に対する執着心は、あっても嬉しいものではないと思うの。だからといって、泣かないで～、ジュリアーノ・・・」「ごめん。。。。実は、謝らなくちゃならない。。。　ほんの、ジョークのつもりだったんだ。軽い冗談。　 ミリオン勝ったなんていうのはジョークなんだ。ゴメン..ロミオ・・・「.........................」文字通り、絶句なロミオです。でも、こんなちょっとしたジョークから　自分自身の気持ちが再確認できて　面白かったかも（笑）。ジュリアーノのオヤジギャグにカラ笑いするのは日常だけれど、こんなジョークを見破れなかったとはロミオもまだまだ修行がたりんのう。。。（笑）彼のパフォーマンス力に、座布団10枚!!　という所でお開きー。

  2004.11.17

• イノリ　*祈り*　

  「何してるの?」とジュリアーノ。「お折り」「お祈り?」「うん、小さい頃ね、おばあちゃまの後をくっついていって　毎日お祈りしていたのを思い出したの。」「そっかー。じゃ、僕も一緒にお祈りする！」こうして私たちは、家の角の、小さな仏像たちが並ぶコーナーに手を合わせ始めた。あくまで　インテリアを乱さないように並べられた　数々の神様に、こうして二人で手を合わせるようになったのは初めてのこと。私が生まれた東京の家は、二世帯であった。表の庭と裏庭でつながった隣には、祖父母が住んでいた。そして幼い頃の私には、毎朝祖母について『お参り』をする習慣があった。まずは　仏壇、　そして神棚、　それからおもて庭に出て、庭の隅にあるお稲荷様の小さな鐘をブルンブルンと振る。お酒とお水を取り替えて　お祈りして、お終い。年の離れた兄が、ふざけてタバコをお供えにして置いて「神様はお酒も飲むのだからタバコも吸うだろう」と言って笑ったのを思い出す。（笑）こうして　”祈り”　は　私の中の一部になっていた。内容と言えば笑えるものたち。「今日は席替えがあるので、○○くんの隣になれますように♪」「お兄ちゃまがリレーの選手になったので、早く走れて一位になれますように♪」お祈りをした内容は、不思議なことに全てが実際の事になった。そのおかげで、私の中に「全てのことは、かなう」という信じる気持ちが作られたのかもしれない。しかし宗教じみているかと言えば、それは全く皆無な私。上記のように多種な神が家にあった上、通った幼稚園と学校は　キリスト系、アメリカで働いていたアユールベーダセンターでの生活はヒンドゥーイズムが軸であった。なんとめちゃくちゃな宗教暦・・・・・それでも私は　イノル。祈る事は　願うことではなくて　感謝すること。ただ　手を合わせて「ありがとう」と心で言うだけで身体と心に「愛」を感じる。瞬間の　pilgrim（ピルグリム）。今ここでする　巡礼の旅。お年寄りっぽいかな？　あはは。それでもいいの。わたしは、祈る。

  2004.11.16

• 『会う』素晴らしさ

  誕生日を迎える友達に、ドイツからSurpriseの電話をかけた。子供が出来るまでは、建築士としてバリバリ働いていた彼女。双子ちゃんの誕生とともに育児に専念しはじめ、今はママ業一本で頑張っている。おそらく誰もが一見モデルだと思って疑わないほどすらっとしていて美しい彼女。一体この身体の、どこから双子が誕生したのだろうと　本当に不思議になる程の　その線の細さとしなやかな動きが、声を聞いてありありと　目の前に浮かんでくる。「旦那とのデートのためにメイクしてる途中だったのにロミオのせいで、初めからやり直さなくちゃー。（笑）」と泣き笑いする彼女が、愛しい。彼女の、驚きと嬉しさに溢れてくる涙に、私もついついもらい泣きをして、感動のBirthday、声の贈り物。それから彼女との話題に出た、共通の友達のY。Yは、指折りTOPの視聴率を長年獲得している人気番組のディレクター。いつも世界中を飛び回って冒険的な番組作りに励んでいる。Yと私は　10年以上、悪友（笑）として全てを話し、笑い、泣き合ってきた良きライバルでもある嬉しい関係。ふと久しぶりに彼女の声も聞きたくなって、携帯に電話をかけてみた。なんでだろう。普通に、本当に普通に、まるで昨日会ったかのように全てがよみがえる。いつもそう。そして、いつもそう言って、二人で笑う。私は話す。「うちのママからメールが来てね、『Yちゃんの名前が番組の最後に流れてきたわよ！すごいわね～。』　って興奮してたよ。しかもね、『ロミオもドイツで、ちゃんと生きがい見つけて生きなさいね。』なんて、すっかりYのせいで感化されて、殆ど毎日メール交換してるのに　突然　”生きがい発見”モードに入ってた（笑）。」それを聞いて、大笑いするY。国際電話なのに、携帯なのに、まったく距離も時間も感じない。ただただ、声が聞けて、嬉しい。お互いの暮らしやこれからの話、まるで会っているかのように、話は止まらない。海外暮らしで思うこと。それは、日本の友達に、簡単に会えない寂しさと、真の友達の、大切さ。色々な人種の友達がいて、様々な活動をして、楽しく充実した日々を送っていられる事へ感謝する。それでもしかし、やっぱりね、恋しさはつのるの。。。声を聞くと　さらにつのる。今どこ?　何してるの?　あ、それなら　30分だけお茶しない?なんて、偶然近い所にいることを知って、少しの時間を分かち合う気軽さ。お互いに意味のある、詰まった話をど～っとして、それからまた、さらっとお互いの時間へと戻る心のつながった関係。友達は　宝。離れていても、　いつも　宝。でも、やっぱり会いたいよ。「会える」という事は貴重な事。ナマでライブな空気を感じられるのは、やっぱり「会う」事ならではの　素晴らしさだと思う。今この瞬間　すぐに会うことは出来ないけれどありがとう。いつもそこにいてくれて。

  2004.11.14

• 光とアルプス　

  ザルツブルクはそれほど大きな町ではないためここだけに滞在するのならば3日間ほどでたいていのことが楽しめる。最終日は、残していた観光名所、お城へと向かった。日本語での説明テープもあり、一部屋一部屋まわって行って歴史上のお話や時代時代に増築されていった過程を見る。最後に一番上、お城の天辺にたどり着くと・・・わぁぁぁぁぉ...****凄い絶景...街全体が　一面にパーっと広がり、その先にはアルプスが連なる。そしてそして　何よりも美しかったもの....雲の間から射す、日の光....丁度　薄暗いお天気から快晴にシフトする時でうすいグレーの雲雲の隙間から、白く黄金に輝く光のラインが　アルプスの上に飾られた雪たちに反射し、更に輝きを増していた。神々しい程の美しさ。思わず息を呑み、それから深く、深呼吸をする。冷たい空気の美味しさと、その強くまぶしい光のおかげでクリアな感覚に包まれながら　その瞬間にいる自分を楽しんだ。お城の下に下りると先ほどまでとはうって変わっての快晴になっており、青い空を見上げながら　お城との色のコントラストを写真に収めた。*****そろそろクリスマスマーケットが始まる時期。広場には、マーケットで並ぶテントの組み立てが始まっており　街では既に　クリスマスの色があちらこちらに飾られていた。教会の鐘が、私たちの出発時刻の数だけ鳴り響くのを聞きながら　ジュリアーノは　ビデオカメラを自分に向けて、何やらつぶやいている。「美しくて楽しかった。そして、よく食べた～。美味しかったけど、ほんと、食べ過ぎた！」うんうん、その通り。感動的な場面に沢山出会い、可笑しな事たちに沢山笑い、そして本当に、よく食べたー☆ロマンティックな旅の思い出を胸に、家路へ...

  2004.11.08

• 神秘の雪結晶・白銀の世界

  寒い朝だった。とっても寒くて、遠くの山には雪が見えた。「そうだ！今日は予定を変更して、スキーをしに行こう！」ホテルで色々聞き出して、山のほうまで言ってみることに。しかし途中で会った人々に言うことには、スキーには早すぎる。　よし。それなら雪の中、山道をお散歩しよう。山のふもとへ着くと、上に上るゴンドラは動いていなかった。ふーむ、ここで又、聞き込み調査（笑）。一度街に戻って別のバスに乗り、今度はどうにか、少しだけ山を登ってくれるバスがあることを知る。数が少なかったため、30分ほど時間をつぶし、ようやくバスに乗り込んだ。バスはズンズンと、上に向かって登ってゆく。それにしたがって、周りの景色が変わっていった。白い！！　真っ白！！最終点についてバスから降りるとそこは白銀の世界。うわぁ～♪！！　なんて美しいの！！周りに人は殆どいなく、しんしんと降り続く雪の中、ジュリアーノと私は　”もう少しだけ上へ”と、歩き始めた。肩や髪が雪で白くなってゆく。足元はスニーカーのまま、サクッサクッと音を立てて新しい雪を楽しんだ。手のひらに、舞い降りてくる雪を受け止めてみるとその瞬間に溶けてしまう。そこで肩にのっている雪たちを、よ～くみて見ると...結晶....☆☆☆遠目ではただ白くて、その中に埋もれると冷たい固まりで、でも、一つ一つをこうしてみるとなんて綺麗な形をしているの...そしてなんて完璧な模様の結晶なの...「水は答えを知っている」と言う本の中で結晶から教えられる　宇宙や人の生き方の感動が述べられているようにここに純粋な結晶の美しさを見ることが出来てしばらく感動にひたる私。。。****この本は、実は私、ドイツで見つけて読みました。江本勝さんという日本の方の本ですが、各国の言葉に訳されているようです。スピリチュアルで美しく、「意識」への心がけの大切さを気づかせてくれる、深い本です。よかったら、読んでみてくださいね*****しばらく、ズームにしてその結晶たちの写真を撮ったりジュリアーノに投げつけられた雪ボールの残りをコートからはたいたりしているうちに手先を初め、身体が冷たくなってきて　ようやく下に　降りてゆく。ツツー、ツツーっと、”ナチュラルスキー”と名づけながら下にすべり降りた私たち（笑）の目に留まったのは暖かそうな、小さい山小屋レストラン！！中に入ると、ドライフラワーで飾られた素朴で大きなシャンデリアランプのある、家庭的で美味しい香りのする空間♪暖炉のそばのカウチに座り、私はパンに入ったポテトスープ、ジュリアーノは温かいバニラソースのかかった、アップルケーキを注文した。窓からは、雪化粧をしたアルプス山脈が見え壁に飾られた写真などから、私たちはまるでハイジの世界に入り込んだみたいだね、と笑う。（ハイジはスイスですが）美味しさと暖かさでホッとした後、逃してはならない最終のバスに乗り込むと登って来た時と同じ運転手さんが笑顔で迎えてくれた。「雪を、楽しんできた？」そして嬉しいことに「運賃は払わなくていいよ」と言ってくれ、私たちは貸切状態のバスの中　席の下から出てくる暖かい温風で温まりながら　その白銀の世界を後にした。もう時間も時間だったため、ホテルに帰ってサウナとスチームルームへ入って　極楽気分を味わったその後はシャンパンを注文して　この日の雪の白さと結晶の純粋さにグラスを挙げた。**　乾杯　**

  2004.11.07

• ユーモアとスピリチュアリティ　/モーツァルトの秘話

  ザルツブルクは、モーツァルトの生まれた所として有名。第一日目は、コンサートもプランに入れていたので”モーツァルト三昧”にしてみることに。といっても事は簡単。モーツァルトの生家と住んでいた家を訪ね、かの有名なチョコレートやリキュールをたっぷり口にして、音楽会の演奏に酔うというだけ（笑）。もちろん　それらはどれも観光名所であるので、日本語での記述も所々に見つけられた。普通に足を踏み入れて　普通に見学順路を行くのだがここで私たちがいつもする、ちょこっと旅を楽しくするコツがある。といっても企んでいるわけではなくて、いつも　いつの間にか　自然に流れていく動きなのだけれども･･･又は、ジュリアーノから　自然に学んだコツだと言う方が適切かもしれない。いずれにしても、そのコツとは...◆そこに勤める人に話しかけること!!◆そして軽く、質問攻めにしてみること（笑）。そう、彼らは知識の宝庫なのだ！モーツァアルトが生まれた部屋の隅に椅子を構え本のページをめくりながらたたずむ監視の方。今回も又、気がつくと　ジュリアーノはその方に近づいて　既に話しかけていた。そう、そしてこのコツの中、最も重要なのは◆拍子抜けな質問であること！！例えば今回彼が始めた質問と言えば「このあたりはシュナップ（リキュール）が有名だけれど、モーツァルトはどれ位お酒を飲む人だったのですか?」「写真で少し思ったのだけれど、彼は小さな男性だったのですか?　彼の日常は、どのようだったのですか?」などなど。すると、監視の方は　意表を衝かれたような表情の後、クスッと笑いながら、溢れんばかりの知識を　怒涛のように話し始めて下さった。彼は身長151ｃｍという小ささで、手も小さく、あれこれしかじか...と。すると更に私たちも　もっと興味がわいてきて、色々な質問をしたくなる。どれほどの時間を　そこで過ごしただろうか。モーツァルトの秘話を、面白おかしく聞くうちに天才音楽家に対しての、不思議な親近感が湧いていった。ピアノで習ったモーツァルト、発表会への練習や連弾。今までの、そういった音楽的な親近感とはまるで違うもっと親しみのある「人」としての親近感。ちなみに、話が続かない質問の例。「ここで彼は生まれたんですか？」...Yes「これが彼の弾いていたピアノですか?」...Yesそう、Yes/No　の答えの来る　Closingな質問ではなくてHWWW、つまり　HOW　WHERE　WHEN　WHY をうまく応用して更にちょっとばかげたような質問をしてみるのが　ほど良いのだ。長時間　静かにその場所にたたずんでいなければならない勤務の彼らを　楽しませることも出来、私たちも楽しめて、プラス、通常では聞けないような　おこぼれ話や秘話も　聞ける！！ジュリアーノは、天然なまでのこのコツで、ローマ内バチカン王国、ローマ法王の秘話さえ聞き出してしまった事もあるツワモノ（笑）。さてさて話は戻って、モーツァルトの家も、時間をかけて最後の部屋にたどり着いた。写真撮影が禁止だったため　少しスケッチやメモを取っていた私。すると...　「あ、よかった～！まだいてくれて！」と先ほどの方がわざわざ上の階からちょこっと降りて来て「伝え忘れた話が一つあるんだ！」　と言う。ここまで来ると私たちはもう、可笑しくてお腹を抱えて笑ってしまった。でも、考えてみると勿体無い。彼らが豊富な知識を人々に伝えないまま「写真撮影は禁止ですよ。」「あ、触らないで下さいね～」とだけ言って一日が終わるなんて。Win-Win　法則ではないけれど、皆Happyになるように☆フレンドリーさとユーモアは、世界共通の緩和剤。言葉の壁ももちろんあるけれど、その国の、ちょっとした言葉さえ覚えておけば、後は英語で十分なのである。（更に英語が苦手だとしても、雰囲気で親しめる事はまちがいなし！）この夜は、沢山の秘話を思いだしながら、お城の中でのコンサートでモーツァルトを聴く。親しみが湧いた後でも、やっぱり凄い。この音楽。心と身体に沁みて来る。全ての音階が、全てのチャクラを刺激するように私たちは二人で手をつないで　音楽を聴きながらメディテーションをした。ユーモアとスピリチュアリティ。わたしたちへの大きな糧となり、源である。To　be　continued....

  2004.11.06

• ハッピーロマンティック

  自らを”ハッピーロマンティックJuliたん”と呼ぶちょっと可笑しな私のフィアンセ(笑）インターン期間を終えて、ようやくレギュラーで働く事が決まった。（彼はまだ、大学を出て間もないヒヨッコおこちゃまなのである）そのお仕事が始まる前にもらえた　まとまったお休みの時期。「ロマンティックな旅に出よう！」ドイツと言えばコレ！と言うほど有名な”ロマンティック街道”。　ライン川沿いのお城のホテルに泊まろうか。でも気分は、ちょっとドイツの外の国ベニス！！と思ったら、今、ベニスの街は水びたし。う～ん、残念。するとインターネットで、素晴らしいサービスプライスを発見！オーストリア　ザルツブルクの　5つ星ホテル☆☆☆☆☆が　なんと半額プライスに！！　素敵♪　お城でのコンサートあり、素敵なレストランあり、そして今年はモーツァルトフェスティバル50周年記念でもあるらしい。決まり☆（^^）***ハッピーロマンティックな　小旅行。その街が舞台とされた”サウンド　オブ　ミュージック”をもう一度見たいと　ＤＶＤレンタル屋に出向いたが、あいにく古すぎて置いていないらしい。シュン。それでも関連の音楽を聴いたり　二人で歌ったりして旅前の　気分を盛り上げる（笑）ふらり旅行が好きな私たち、行動のプランを念密には立てないが　気分だけはたっぷり盛り上げておいても悪い事はないものね♪ワクワク☆ハッピーロマンティックで　クラシカル。ハイ、歌っていますね～。ジュリアーノ。「エ～デルワ～イス　エーデルワ～イス」でも、ずっとこの繰り返ししか聞こえてこないのは、気のせいかしら.....?

  2004.11.05

• 情熱のラテン**

  音楽が流れ出すと、身体と心が躍りだす。新しく習うステップも、音楽とともに身体になじんできて心から　ソウルから　リズムに揺れる私のすべてドレッドの長い髪を大胆に泳がせながら踊るインストラクターの彼の、焼けた肌器用にデザインされたように　少しだけそり残されたあごひげと　高揚して赤く染まる頬情熱が伝わってくる大きく燃える炎のように踊ル時にクラップする手のひらの音Ein　Zwei　Drei　パッパッパ　パッパッパラーリズムを導くようにカウントをとる声一日中、家具を塗り替えていたためにかなり疲れていた私それなのに・・・踊ることで　疲れが飛んだこの瞬間に　生きている一瞬一瞬を　踊る快感サルサやメレンゲ、色々な名前が付いていてもステップの基本や応用を、きちんとフォローしながらもこんなに熱くて燃える気分ナチュラルハイ陶酔.....*******さてさて私は酔っ払っているのでしょうか？危ない薬をやっているのでしょうか?答えは、　ブー×これがダンスの凄味....さて、インストラクターの彼は酔っていたのでしょうか?薬草でも吸っていたのでしょうか?答えは......　わかりません!（笑）これもダンスの凄味!?ビバ☆ラテン！！情熱的に　生きたい

  2004.11.04

• 銀磨き

  しばらくぶりにちょっと汚れてきてしまっていた銀を磨くだんだんと輝きが戻ってくる銀製品を見ていたら心も躍ってきたモノを磨いて自分を磨く***　今日磨いた銀製品　******ティーポットミルクピッチャーシュガー入れティートレーケーキサーバーケーキ用ナイフウフフこれでまたまたティータイムが嬉しくなる♪

  2004.11.02

• アンナ/女の顔

  「ロミオ！今、この街に戻って来ているの！今晩にでも、会える?」Hをうまく発音できないフランス語なまりのキュートなドイツ語で　電話の相手がアンナだという事は　すぐにわかった。ニースの血が流れる彼女自身が　”ドイツのニース”と呼ぶこの街。　ここに今、彼女が戻ってきている！アンナが突然ここから姿を消したのは、今年の初めの事だった。ご主人の駐在で引っ越してきてすぐ私と知り合い、何かがクリックしたように二人はすぐに仲良くなってから、しばらく後の事。Vogueでも取り上げられる程の凄腕インテリアデザイナー彼女のインテリアデコはため息が出るほど素敵。私たちはいつも連れ立って、カフェめぐり、美術館やメッセめぐり、そしてショッピングを楽しみながらファッションの話から心理学の話までおしゃべりは　止むことがなかった。「別れる事になった」ご主人を置いて　自国に戻ったと連絡が来た時　私は驚かなかった。彼は度を越えたワーカーホリック。彼女は　自身のキャリアがありながらも　家庭を大切にする女性。それでも長年の関係に終止符を打つのは、並大抵のエネルギーでは追いつかない。怒涛のように押し寄せてくる　不安や迷いや恐れが彼女を苦しめて　体重が落ち　不安定な気分になり　それでも前に進もうとする彼女をずっと見てきた。夕方　前に良く来たバーで待ち合わせをし、私たちは殆ど同時に姿を現した。オリバー・カーンも訪れるというこの人気のバー、時間が早かったためか　いつもよりも人が少なくて店内は少し寂しげな雰囲気だった。「アンナ！」「ロミオ！」再開の嬉しさに、お互いの顔がほころぶ。カルティエ宝石展のために、日本の京都へ出張で行った話を目を輝かせながらする彼女。そのキュートな話ぶりの中、以前よりも更に深みが増した顔つきは　沢山のことを乗り越えた強さを物語っている。女の顔は　変わる。何かを乗り越えて　眼差しが凛とする。強さと穏やかさが同居した　大人の女の顔になったアンナがそこにいた。「人間ってね、すごいなーって実感したの。あんなに辛いことが沢山起こって　不安定な時期が続いて　もう、どうなっちゃうのかって思ったのにね。でもね、何でも乗り越えられるんだなーって知ったわ。這ってでも　人間って、何かを乗り越えていくのね。これが、生命力なんだろうな。」紙一枚で　『夫婦』をやめた彼女は、何かが吹っ切れたようにクリア顔で、そう語った。どんなことが起こっても、出口は必ず来る。立ち止まりながらも少しずつ、光の方向に歩いてゆくだけ。うまくいかなくても　悲しい顔のままではいない。大人の女の　深い　顔。優しさと強さを持った顔は　その人の魅力を上げる宝。傷ついても　辛くても　後で宝が輝くように。女の顔は変わる。

  2004.10.31

• サヨナラ愛しのラップトップ

  突然ラップトップコンピューターが全く反応しなくなった。うんともすんとも言わないのである。いや、元から「うん」とか「すん」とかは言わなかったが...。（ハイ、わかってます。サムイです。）コンピュータショップに連れて行き　診てもらうと悲しい結論が下された。「もう、古い機種ですし、修理しても無理でしょう。」ガーン！寿命なのね。。そう、このラップトップはかなり古い。でも　とても思い入れのあるものなの。思い起こせば渡米する２週間前のこと...。ボストンに住む友達の一時帰国で、一緒にご飯を食べていた。「ロミオ、渡米に当たって　何か困っている事あったら言ってよな。　俺に出来る事ならなんでもするよ。」「ありがとうー！うーんとね、実は　ＰＣについて迷っているの。コチラで買っていこうか、アメリカで買うか。」「あー、中古でいいなら　俺がもう使ってないラップトップ、あげるよ。　最近マイクロソフト日本語版の新しいのも買ったから、ソフトも　インストールしておいてあげる。」「きゃー。なんて嬉しい事！（涙）どっぷり甘えさせていただくワン！」それからロミオは無事に渡米。そして３日後・・・・ルームメイトが　「ロミオに荷物が届いてるよー」と言って、大きな包みを抱えて来た。ラップトップが一式　大きな段ボール箱に入って　携帯用のＢａｇまで一緒についてドーンと到着。Ｓ君の大きな大きなご親切により、ネットがつながる。（大感謝☆）それからというもの　ネットがなくては暮らせない海外生活の一部としてそのラップトップ君は私と一緒に暮らしてきた。***********ラッキーなことに、データは無事なよう。ただ　デスクトップに移し変えればいいらしいので、一安心。が、なんともなんとも悲しい気分。私の愛しいラップトップ。この子のおかげで　ホームシックも乗り越えて来られた。ありがとう。サヨナラだね。***皆さんにもありますか?思い入れのある、「もの」。

  2004.10.30

• Ｐｉｎｋ×Ｂｌａｃｋ

  久しぶりに、一目ぼれ。黒のベースに　ピンクと赤と紫のビーズが　絶妙なバランスで並んでいるピアスに出会った。少しアンティーク調で　アナスイの様な雰囲気をもった甘くてクールでクラシックな　コンビネーション。小さな蝶々が付いたハートのフォルムから、さらに小さなつぼみと　３枚の葉が下に垂れている。この手の込んだ繊細さと大胆な色の組み合わせ...。ぞくぞくするほどオンナゴコロを刺激する　この小さな「マテリアル」。ショウウィンドウで見つけた時は　既に閉店後だったため私の頭の中はもう、想像と妄想でいっぱい。クールな黒のベースに合わせ、全身のコーディネーションは黒。　７分丈袖のタートルかジャケットに、パンツはシンプルで　少しワイドなものか、半端丈で。ダブルの裾からは黒、もしくは渋いボルドーの　ブーツを覗かせる。ピンク×パープル×赤　のビーズの中から一色を選んでやわらかく　シックな感じの皮手袋をあわせる。手首スレスレよりも　少し長めのものがいい。同じ色彩トーンのストールを合わせ、髪はＵＰで　ピアスを主役に。そうだわ、日本で買ってきた　着物のはぎれで作られたＢａｇ!丁度　赤もピンクもパープルも入っていて　地が黒！　何処かをはずすスタイルも好きだけどたまにはこうして、　全てをピアスに合わせてあげるのもいい。まだ私の手元にもないピアスのために私のワードローブたちは　首を長くして　出番を待っている。次の日朝一番で、その小さな「マテリアル」を求めていくと　それは第一印象のまま、　凛とした姿で私を待っていた。「Hi,迎えに来たよ。」小さな小さな　たわいもない出会い。こんな買い物も　シアワセ　***

  2004.10.29

• ソウルメイト/魂の選択

  今日は、Bluemoonさんの日記にトラックバックさせていただきながら書いています。 赤ちゃんの命がこの世に降りるその瞬間「魂」に身体が与えられる。*****こういった「魂」的な話題は人によって捉え方が異なってくるのを承知で、私はこう書いています。ちなみに、いかなる宗教団体にも所属していません*****魂は、その両親とその環境とを選んで生まれてくる。たとえそれが辛くて大変な所だったとしても。何故ならそれが　その魂にとって必要な学びだったから。私たちは今、色々な役割を持って生きている。この両親の「子供」この子の「親」この人の「配偶者」この兄の「妹」この人の「恋人」「友人」・・・・・・その役割にも意味があって、自分で選んでなっている。そして相手にとって私たちは、その役割として必要なもの。私たちが知らなくても、魂が知っている。その関係を生み出していることで成長のために必要なものを　学ぼうとしているから。それが、この、私たちの肉体には理解できなかったり辛かったり。けれどもその役割でいることで自分のために何かを学んでいると思えば　これは無料の学習法。　そして他のどんな科目より、ずっと大切な学習科目。ヒプノセラピー的に言うと　今世関わっている周りの人々とは「魂のブループ」として役割を変えながらずっと一緒に成長して行く。「ソウルメイト」今の母親は、もしかしたら前は自分の娘だったかも?今の息子は、前は自分の弟だったかも?性だって、逆だったかもしれない。そうして役割を繰り返して、一緒に成長してきている。魂がそれに気づくと、癒され、受け入れ　全てがつながる想いになる。私たちは皆、ここを選んで生まれてきている。流れながら、変わりながら選択した道をよりよくするため、全うするため今を生きている。ありがとう。　周りのひとたち。ありがとう。　私の魂。学ぶ素晴らしさを、伝えてくれて　ありがとう。ごめんね。時に忘れてしまって。ごめんなさい。。。でもいつも、大切なもの、本当のもの、追いかけてゆきたいと思ってる。だからこんな私でも、呆れずに、成長の糧を与え続けて下さい。。。Appriciation.

  2004.10.28

• 

  ペットを使って1億円稼ぐ！？◆画像つき◆

  残すところ、2ヶ月と4日になりました！年末までに 1,000,000ユーロ（約135,000,000円)目標！！8月の30日から始めて、54,895ユーロ（約7,470,878円）貯まりました。え？どうやってためたかって?　ちなみに私ではないですよ（泣）。それはね...この子！！　↓ うさぎ・・・「助けてー！！」どうしたのよ、うさぎ君！？「僕はね、ある雨の降る寒い夜に拾われたの。一ヶ月待っても元の持ち主が現れなかった僕に、拾ってくれた新しいご主人は言ったんだ。」 フッフッフ！食べてやるぜぃ！！ 「うわーん！僕、僕のこんな姿、見たくないよー！！ね、ね！！　あなたも見たくないでしょ？？　お願い、僕を助けて！！」そう、彼を助けてあげたければ、救出金を寄付して下さいな☆もしくはこれらの商品もありますよ☆ なんて、銀行振込先をかいたホームページを作っちゃったわけ。愛らしいうさぎ君の写真つき商品をおいたお店もつけて。そうして今までに集まったに貯まったお金　750万近くって、すごい！！これ、本当にほんとのお話。ラジオでまでもレポートされて、ページを訪れる人も増えたよう。しかし年末までに、目標は達成できるのでしょうか?！コチラ→Clickがそのうさぎ君のHP。ドイツ語ですが、ご興味のある方は、どうぞ。写真も大きく載っていて、思わず納得？！のページです。（笑）そして今、実際 残すところ4日の、フリーメールでお小遣いを稼ぐメールサービスの登録が、結構知られているみたいですね。11月1日から始まるフリーメールお得なサービスで、思わず私も登録してしまいました。こちらにもご興味のある方は、うさぎ君ページ同様、リンクを貼りました。コチラです。→clickこのページは 見た感じ お金お金 していますがEqquのキーワードで色々調べてみたところ怪しそうでもなかったため、今までもホットメールを使ってきた私、同じフリーメールならお小遣いがもらえる方がいいものね☆という感じでの登録です。皆さんも、どうですか？うさぎ君も皆さんも私も、ハッピーでありますように☆↑なんて、自分なりにこの締めのつまらなさに、落胆気分（泣）

  2004.10.26

• ルクセンブルク、フランス、そしてお次は！

  Ｔｒｉｅｒは、ドイツの中で、最も古い街。ローマを思わせるような大きな遺跡が街の中にそびえていたりする、雰囲気のある素敵な街。その街に住むＪｕｌｉａｎｏのお父様のところに行くのは、これで何回目になるだろうか。ここに来ると決まって少し足を伸ばしてドライブをする。というのも、ここはドイツの国境に接し、ひょいっと他の国まで行けてしまうから。Ｄｉｎｎｅｒは、ルクセンブルクにある、クラシックモダンのインテリアがお洒落なスパニッシュのレストランへ。何度も顔を出しているため、店員さんたちも覚えていてくれて、お気に入りのワインを出してくれる心遣い。これでまた、次回もリピートって気にさせられる。サービスの極意！軽く二人分はありそうなパエリアが目の前にドンと置かれると、そのエビたちの鮮やかな赤、ムール貝のつややかな黒、そしてサフランで黄色く染められたライスのゴージャスな盛り合わせに思わず口の中が湿ってくる。そのパエリアには、更にチキンもほとんど丸ごとそえてあるので、結局全てを食べきれたことはない。お腹がパンパンになりながらも、私たちの話題は次の日のランチのこと!!　フランスで、美味しいカフェを見つけたとのお母様情報で、すぐに決定。次の日のプラン。朝はドイツお決まりの、たっぷりした朝食タイム。香ばしいドイツパンたちと一緒に、生ハム、スモークサーモン、タン、マッシュルーム入りのサラミ、各種チーズに今回は、ヤギのカマンベールも添えられて、さて、どれからいただこうか、迷うってしまう。そうして団欒のひと時が終わると、さて、フランスへ、お目当てのカフェを目指してドライブ。車を新調したばかりのお父様、嬉しそうにビュんビュん飛ばし、市場でチーズを買ってから、カフェまで歩いた。そこは、地元でも人気のようで持ち帰りのために列が出来ていた。　パイ系やチョコレート系、フルーツ系と、どれも捨てがたい！！お行儀がよくないとわかっていても、皆で少しずつ、分けていろんな味を楽しむ私たち。　ひゃー。どれも、おいちーっ！！顔がほころび、ただ、この瞬間にフォークを口に運ぶ、それだけで、しあわせ☆な気分。と、ここまでは　”順調しあわせ週末の行楽”　ときたものの、Ｔｒｉｅｒに戻ると、なんだか体が重い...もちろん食べ過ぎて体が重いのもあるのだろうが、何か、違う....そう、来る前から少し、だるいなーとは思っていたのだが、だんだんと意識がぽーっとしはじめ、腹痛、頭痛、何故だか左の足全体の鈍い痛み、と、思い切り”病気”な症状に見舞われるロミオ。体が熱く、熱もあるよう。ソファベッドに倒れこみ、動かない私に回りはあたふた。ロミオのなかでは、どこか遠いところで、人々の声が聞こえる、と言う感じ。うー、なんか、体が苦しい。っていうか、痛い。だるい。と、オンパレードの症状を訴えつつも、意識は遠く。。。。インフルエンザかもしれない。いまだに、まだ　頭がボーっとしている状態。でもどこか、　ハイ　（笑）。ドイツ各地に住む、親戚医師たちに電話をしまくるお父様。なんだか皆をまきこんで、大事になっているみたい。でも、わからない。とにかく身体も頭も重いし、だるくてボーっとする。どうにか自分たちの街まで帰ってたもののロミオ、グッタリです。おい、日記なんて書いている場合じゃないぞ！はい、その通りです。あはは。休もう。

  2004.10.25

• 

  素敵なテーブル/国枝ヤスエさん

  国枝ヤスエさんは、私の尊敬する人の一人。幼い頃から図書館通いが好きだった私は彼女の本を見つけては、その洗練されたセンスに釘付けになっていた。20歳を越えた頃、彼女のセミナーに顔を出すようになりセミナーの後には個人的にお話をさせて頂いたりもした。彼女はとても素敵にお年を召していらっしゃり着こなしのセンスも抜群だった。そして何よりも、彼女のテーブルのしつらえやキャンドルのある暮らし方が大好き。素敵なテーブルコーディネート、デコレーションは何も高価でなくてもいい。アイディアとセンスと色、一番は、おもてなしの　ココロ。何年か日本でコーディネートを学んだ後渡米して、何度か素敵なテーブルに出会ったがここドイツに来てまたまた更に、素敵な素敵なテーブルに出会うようになった。招かれた先のテーブルやお料理が素敵で、目はウルウル、胸はワクワク、そのしつらえの美とホステスの心遣いに感動の嵐....という私。しばらくぶりに、インプットしたくてたまらなかった。申し出てみると、クッキングクラスを開かれていると言うホステス。　わーい！嬉しい！通うこと、即決。第一回目は季節がら、パンプキンスープと肉のロールにサラダ、デザートはりんごのコンポート。こんな感じでお肉の中に、具を巻いてゆく。（こうして見た感じちょっと、おもしろい。笑） こちらはプラムとミニオレンジバージョン。チーズとナッツバージョンもあり。少しわかりづらいのですが、こちらが焼きあがってお皿に盛り付けたところ。 そしてこちらが一人分のお皿にとったところのアップ。 うーん　ＹｕｍｍＹｕｍｍ！！そして地下室から出してきてくださったボルドーワインも、美味でした！！ご機嫌♪これにあわせて、別に、お花ももう一度習いたいな。ドイツのフラワーアレンジ、とっても素敵なのです。あーん。やりたいことが、沢山.......

  2004.10.22

• 結婚観の違い

  今の時代、結婚適齢期って,何歳くらいを指していう言葉なのだろう。そしてまた、まだその言葉は生きて使われているのだろうか？*久しぶりにメインＨＰ更新しました。今日の日記はそちらからの抜粋です*ここドイツでは、好きだから一緒にいて,好きだから一緒に暮らし始める。まるで,『結婚』を意識していないのか,何かのきっかけがないと結婚をしなかったり。3年4年と一緒に住んでいて，お互い仕事も持っていて，結婚しているも同然のようなカップル二人の間には子供もいて，子供にとってはパパとママなのに二人の関係は夫婦ではないカップル以前結婚をしていて離婚してしまったのだけれどもやっぱり又一緒に住み始めたカップルそして彼らは皆、それぞれとても、愛し合っている。ガラガラガラ．．．　続きはコチラ へ。（メインページへ飛びます。左の項目から続きをお読みくださいね♪）

  2004.10.20

• ことばの魔法の小技

  ことばで自分を磨く小技（？）。おとといの日記からの、更に発展日記です。自分を磨く方法は、たーくさんあるけれど”ことば”も　見逃せない　重要な要素。それは相手に様々な印象を与えるというパワーの他に自分自身を変えてしまうパワーが潜んでいるから。おととい書いたように、ネガティブなことばを繰り返していると人相が不幸になる!!眉間にしわがより、大切な、第3の目を閉じてしまうのだ。カナシイ....そこでそうならないためにも、ことばの大きなパワーを借りる。それは、ただ簡単に、口にすることばを変えてみるだけ。◆『Ｓｈｏｕｌｄ』　を　『Ｗｉｌｌ』　にするだけ。「今日はＯＯしなきゃ」「ＯＯに行かなくちゃ」をやめて「今日はＯＯをする」「ＯＯに行く」と、言ってみる。ただ、それだけ。『Ｓｈｏｕｌｄ』　は　行動が、物事の犠牲になっている。それに対して　『Ｗｉｌｌ』　は　自分自身の選択。犠牲者になりたい?それとも自分で自分の人生を選択したい?『人生』なんて大きく考えなくても日常のことは全てそう。「ＯＯをすること」に、囚われたくない。だから　「しなければいけない」とは、言わないだけ。犠牲者になって悲劇のヒロインになって、同情されても嬉しくないのは私だけ?私は　せっかくヒロインになるのなら、ハッピーなヒロインになりたいな。例えばこの日記だって、「書かなくっちゃ」と思ったら重くなる。書くことを選んだから、　「書く」。自分の意志で行動している事を意識すると前向きな方向に、物事が動いてゆくのは自然の流れ。ことばの魔法の小技って、なーんだ、自然の流れにのる事だったのね***

  2004.10.19

• ムール貝、ＴＡＰＡＳ、その後は朝まで．．．

  Downtownのイタリアンレストランで、一番人気のおいしいお店。雨がちらついていたため　外のお席はしまわれていたものの、店頭には、おいしそうなムール貝が山盛りにされた写真!黒い殻から覗くムールの実たちが「食べて、食べて☆」と語りかける。「こんにちは、マダム！」スタッフは皆、イタリア人。急がしながらも常にフレンドリー。まずはプロセッコで乾杯！そして、運ばれてきた山盛りのムール貝。全体にレモンをかけて　一つずつ、殻から取り出して口に運ぶ。　ん....口の中に広がる新鮮なその美味に、思わず笑みがあふれ出る。貝からの味と、オイルとレモンの調和した　風味豊かなスープがお皿の底に滴っているのをバケットでぬぐい、最後まで堪能したあとにデザートを注文。そう、ここのパンナコッタは、そのとろける滑らかさの他に　可愛らしいハート型ココアデコレーションが魅力。口もお腹も大満足。　と、お店を出て何やら会話にあがったのは、新しく出来たスペイン料理のお店。「こんにちは！セニョリータ！」モダンとクラシックが心地よくミックスしたお店に着くと、さっきあんなに美味しくお腹いっぱいになったのに　ＴＡＰＡＳを次々と注文している彼ら。特別なほどに美味しい生ハムや、エビやチーズやマッシュルーム。色とりどりのＴＡＰＡＳたちが目の前に現れて、私もまた、シェリーとともに食がすすむ。　美味しい!ヨーロッパでは、必ずと言っていいほどレストランに現れる、薔薇売り。先ほどのイタリアンで一本プレゼントしてくれたジュリアーノ（私のパートナー）、先程と同じ薔薇売りがやってきたと言うのに、又購入。チン！ここで、薔薇2本なり。その後は流れでやっぱり　サルサ！と、ラテンダンスのクラブへ。まだ12時前だったせいか、フロアで踊っている人たちは少なくて、一度席についてカクテルを飲む。そこへまた、同じ薔薇売りの登場。ジュリアーノ、ここでまた3本目を購入!!と、私たちの仲間の一人、最近彼女と別れたＩも薔薇を買う。　誰に?　と突っ込まれた彼「ちょっと、周りの女の子と話したいからそのきっかけに。」そこで大きなブーイング。はじめから薔薇を渡して話のきっかけにするなんて、スマートじゃないよと皆からのご意見。結局薔薇なしで女の子と話をしたものの、きっかけを逃してＩの手元に残った薔薇。私のところに来ることになった。チン!　薔薇、4本。*笑*夜も更けると次々に、フロアが人であふれ始めメレンゲ、バッチャカ、サルサと、陽気に踊り、笑いあう。そうして家路に着いたのは、朝の5時過ぎになっていた。イタリアン、スパニッシュ、サルサと真っ赤な薔薇4本。ドイツでだって、ラテン的　**

  2004.10.18

• 人のことばを聞いて我ことばを振り返る

  Ｓが楽しそうに、地中海クルーズ旅行の話をし始めた。目の前に風景が浮かんでくるような表現豊かな話。上品なことばとウィットに富んだ彼女の話は、私たちをグイグイと惹きつけたまま、面白いように展開をしていった。船の上の状況や、豪華な食べ物、周りの人々などの情景がありありと映り、皆の笑顔が浮かぶ中.....何故だか時に、話がさえぎられる。ポツン、ポツン、と、テンポが崩されていることに気がついた。そう、話を聞いている側に一人『Ｓｈｏｕｌｄ』を連発する人がいたのだ。ちょっと可笑しな失敗談などが繰り広げられると彼女は決まって「アナタはこうするべきだったんじゃないの?」と　『Ｓｈｏｕｌｄ』（ドイツ語では『Ｓｏｌｌｅｎ』）を挟む。その可笑しな話は、ゴージャスな旅行をかわいらしく仕上げるのに一役買っていて、聞いていて心地の良いものだったのにもかかわらず。それに気がつくと、彼女が所々で『Ｓｈｏｕｌｄ』を繰り返し、話をぽつんとさえぎっていることがわかった。話し手は時に流しながら、時に腑に落ちない顔をしながらもテンポを崩されて、それでも穏やかににこやかに話を終わらせた。『Ｓｈｏｕｌｄ』さんが最後に乾いた口調で言ったことば。「これはこれは、良い話だったわね。」それから彼女と会うたびに、私はそれが気になるようになってしまった。誰の話の場合でも、『Ｓｈｏｕｌｄ』を連発しているのだ。「えー、こうするべきだったんじゃないの?」「こうすればよかったのに」「どうしてこうしなかったのよ」話を最後まで聞く前に、たいていの場合、このような求められていない否定的なことばでさえぎっている。彼女の眉間には深いシワ。口元は斜め、への字に曲がってしまっているのにも気がついた。ことばって、とても大切なもの。ポジティブなことばを発していると、ポジティブなエナジーがやってくる。反対に、ネガティブなことばたちはネガティブなエナジーと、不幸人相をつくってしまうのだ。コワイ!私は鏡に向かって、眉間のシワを確かめた。口元を確かめた。口角をあげ、ポジティブなことばを発しよう。話はさえぎらないように、『ＯＯすべき』と決め付けない。口角をあげて笑顔でいると、ほら不思議、ネガティブなことばは出てこない。ネガティブなことばは似合わない。学べる元は、色々なところに転がっている。人のことばを聞いて、自分のことばを振り返る。素敵なことばとエナジーを発して、幸せの道を歩いてゆきたいな。

  2004.10.17

• ＯＭＡ　には足がない

  2年前、私が初めてあった時　彼女には足があった大きな身体をしっかりと支えていた2本の足。私の祖母祖父は4人とも既に他界しているため、再び　ＯＭＡ（オマ＝おばあちゃま）とＯＰＡ（オパ＝おじいちゃま）を持てて　本当の孫のようにかわいがってもらって　とても喜しい。そのＯＭＡが今年の初めに　足を切断しなければならなくなった。　糖尿病の結果として。今、彼女は片方の完全な足と「小足ちゃん」と自分で名づけたひざまでの足で暮らしている。大きな身体は勿論一本足では支えられない。電動の車椅子が、彼女の移動を助けている。それでも明るく前向きに「小足ちゃん」をジョークにしながら暮らすＯＭＡ。彼女を訪ねる時はいつも、彼女のお気に入りの中国レストランに行く。そして彼女と外出して改めて思うのは、ドイツのすばらしさ。身体にチャレンジがある人々や妊婦、小さな子供をつれた人々に、とってもとっても優しいの。社会自体、環境、バスのしくみや周りの人々の対応。たとえばＯＭＡのように足が片方しかなくても、優れた電動車椅子を操って、一人で普通に買い物に行ける。周りの人々が、率先して沢山の手を貸してくれる。当たり前のように、そういった光景があちこちで見られ、それを見て又人々は、躊躇なく自分も手を貸せる。バリアフリーの社会バリアフリーの心そうだ。ずっと読みたかった本を思い出した。「五体不満足」ずーっと前に母が読んで薦めてくれたもの。まだ読んでなかった。ママへ。航空便でピューンっと、お願いしまーす。*ニコッ*

  2004.10.15

• セレブの時代と本質のブランド　

  クラウディア・シファーがディスカッションクラスのトピックに用いられたのには、訳があった。（9/28の日記より）「セレブの時代」である今、彼女のようなスーパーモデルを起用することで、その商品の売り上げがぐんと伸びる。その「セレブの時代」について考えるためだった。セレブの時代....セレブが着ればその服が売れ、セレブが持てば皆そのバッグを持ちたがる。セレブが起用されたコスメを使うのは、そのセレブのようになりたいから？．．．少し前、私の住む街中で、沢山の　”小パリスヒルトン”(コパリスヒルトンと読んで下さい）を見かけた。長いブロンドの髪に斜めにかぶったハンチング、そして小脇には、手の平にのりそうな小さな犬をかかえて歩くティーンエージャーたち。アメリカでは、ブッシュとケリーのラリーにさえも　セレブが応援に加わっている。「セレブの時代」セレブが動けばお金が動くセレブという言葉に　人々は弱いのか。しかし私が注目したいのは、セレブよりもブランディング。今、個々のブランディング化、起業のブランディング化が必要とされてきている時代。自分だけの、その会社だけの、特質を活かすこと。私たちは誰も皆、この地球に、ただ一人。この宇宙に、ただ一人。それぞれの目的と役割を持って、この世界に生まれてきている。「セレブ」と呼ばれる人々も、彼らの目的と役割があり、そして彼らもこの地球上にただ一人。皆　同じ　大切な存在。皆　違って　皆　特別。私は私であり続けたい。この世での、私の役割を果たすため私にしか出来ないただ一つの創作世界を、この世に送り出していくためにここに存在していると信じるから。そして誰もがそうなのに、それに気がつかずに「セレブ」の時代の後を追う。自分ブランドでいたい。自分ブランドでいようよ。自分ブランドで、一番自分が輝ける。それが本当の、本質のものだから。

  2004.10.13

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