元気な70代女たちと元気のない男たち
元の職場仲間5人の中で一番たよりないのは私のようです。旅行でも山寺の長い階段も傾斜のきつい城の階段も躊躇してしまうのはわたしだけ。中でも5人の中で一番年長者のIさんはフットワークよく行動力抜群。Iさんの晩年運は天報星(スピリットステージ胎児・自信・変転・多芸多才)で中央は牽牛星、西は司禄星。高尾学館の占術入門「十大主星」の天報星の晩年運を読み直すと、Iさんとのおしゃべりそのままなので笑ってしまうほどなのです。(高度なテキストよりも入門編が理解しやすいですね)《晩年に十二大従星の天報星を持つ人は》「生涯現役の役目を天から与えられます。人から仕事を頼まれたり、悩み事を相談されたり、家を移転したりするような忙しい日々を送るでしょう。天から十分な体力と気力をあたえられているから、それを100%生かしてください。多芸多才の星『この人に聞けばなんでも教えてくれる』と次々に押しかけてきて、多忙な人生になりますが、周囲の期待に応えることで運気が上昇します」と、あまりに、Iさんの現状にピッタリの説明でした。末娘さんが3人の子供をつれて実家に戻って、教育方針の違いや騒々しさに、家の庭にお一人様の家を建てて移り住んでいるIさん。娘ファミリーの面倒をみながら自由を謳歌した生活している。習いものやジム他ボランテイアで仕事をしたり、月に1回は旅行したり忙しい。5月は私たちと福島に旅行に行って、新潟の友人の別荘に行って山菜取りをして、6月もミステリーツアーで沖縄に旅してきたという。お一人様のせいか、昔のボーイフレンドやジム仲間の男性から「人生相談」の電話がしょっちゅうかかってくるそうな?先日のランチの時男性たちの相談内容に二人でクスクスと笑いどおしでした。「病気の相談や、お墓の相談、相続の相談ばっかり」と言う。「仕事をやめた年取った男性たちって、友達や家族に相談したくないみたい」・・・「何日も人と話をしていなくて、言葉が出てこないかと心配だから電話でも良いから話したいなんて言われてもね」・・・結婚前の友達の一人のXさんは「家内が実家に行ったきり帰って来ないので一人暮らしなんだけど、先日も医者に無呼吸症候群と言われて、家で一人死んでいても誰にも発見してもらえないかと思うと心配で・・・」Iさん「区役所に行って相談すると良いわよ」その後Xさん「区役所に行って相談したら、アルソックの機械をトイレのドアにつけてもらったけど緊急連絡先になってくれないか」Iさん「それは困るわ、遠いし、身内じゃないし、奥さんにすべきよ」「と言ってあげたけど、そんなの私に相談する前に身内や友人に相談すべきよね、そのあとも、トイレのドア開けっ放しにしたらアルソックから早速電話があったんですって」「新しい車買ったからドライブにそちらに行くよと言われて、おしゃれな店の住所と電話番号教えたら、カーナビが使えなくて(外車のせい?)到着できなかったのよ」と、本当に、面白い相談ばかりで2人であきれてわらいのネタにしてしまったけど、退職してただの人になってしまった70代の男性たちは、あの優秀だった(?)現役時代の面影がないようです。そういえば我が旦那様も最近元気ないな