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テーマ:言葉の意味(3)
カテゴリ:街・建物
「大は小を兼ねる」と言いますが、
「大」と思っていたのが実は「小」の方だった、 なんてことがけっこうあります。 『エレクトーン』という楽器があります。 ヤマハが50年近く前に開発した電子楽器で、 スクール事業を通じて高度成長期に一世を風靡しました。
少子化の影響で事業の継続が危ぶまれましたが、 今は中国に進出し、スクール事業も販売も伸びているそうです。 で、このエレクトーン。 類似製品が他の楽器メーカーからも相次いで登場しましたが、 当時、どのメーカーのものを指しても「エレクトーン」と言ってました。 ところが『エレクトーン』はヤマハの登録商標であって、 一般名詞ではないんですよね。 公共放送のNHKでは、ちゃーんと「電子オルガン」と呼称してます。 あ、今日の話はエレクトーンではありませんでした。 『首都圏』の定義です。 『関東地方』というと、東京都を筆頭に 神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬の一都六県を指していますが、 『首都圏』はその中の東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県の、 南関東のことを指しているんだと、ずーっと思っていました。 ところが先日、あるテレビ番組で初めて知りました。 『首都圏』の範囲とは…… 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県 ん? 山梨県!? そう、『首都圏』とは『関東地方』に山梨県をプラスした範囲だったんです。 関東地方の定義の方が範囲は広い、と思っていたのは 大きな間違いだったということで……。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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