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テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:検見川無線送信所
DOCOMOMO JAPANが選んだ150の建物を紹介するパネル展示会が、
JR東京駅前の『行幸地下ギャラリー』で開催中とのことで 行ってきました。 DOCOMOMOとは国際的な組織で、 20世紀建築の中で重要な建築物等を評価し、 保存を提言していく活動を行っています。 その日本支部であるDOCMOMO JAPANは、 特に貴重で価値のある日本の近代建築物について 1999年から2009年まで10年にわたって 「DOCOMOMO150選」として 延べ150の建築物等を選定しています。 そして2007年には検見川送信所も選定されました。 僕は『検見川送信所を知る会』の活動を通じて DOCOMOMOという組織を知った次第です。 さて会場の『行幸地下ギャラリー』は、 JR東京駅から皇居に向かって伸びる 行幸通りの地下に開設されています。 まずはJR東京駅に敬意を表してパチリ。 東京駅は丸の内側の駅舎が大正時代に建てられた状態への 復原工事を数年前から行っており、 長らく工事用のシートに囲われていましたが、 今はようやくてっぺんのドームが姿を現しています。 そのすぐ西には通称『JPタワー』の工事が進行中。 これもDOCOMOMO150選のうちの1つであった 検見川送信所と同じ吉田鉄郎氏の設計になる 旧東京中央郵便局の跡地に建設中の高層ビル。 旧東京中央郵便局は熱心な保存活動が行われたものの、 残念ながら壁面の一部しか保存がかないませんでした。 さて、丸ビルと新丸ビルの間を貫く行幸通りの地下に入ります。 多くの建築物のパネルが陳列する中、 南関東のエリアの中程に、検見川送信所のパネルが展示されていました。 パネルに配された写真はどれも見たものばかりですが、 こうやって1つのパネルにまとめられ、 他の建築物と一緒に展示されているさま見ると、 とても新鮮に感じます。
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