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テーマ:同窓会(412)
カテゴリ:家族・家庭・交友関係
高校を卒業して早や30年。
卒業以来初めての、学年全体の同窓会が大阪で行われました。 噂を聞いたときは半信半疑な感もありましたが、 秋口に招待ハガキが到着するや、「お、マジでやるんや!」と。 最近はこういう同窓会をコーディネイトするビジネスがあるようで、 今回のイベントも『同窓会ネット』という会社に頼んだそう。 発起人の一人に話を聞いたところ、 幹事がやるべき仕事はすべてと言っていいくらい ほとんどこの会社が請け負ってくれたんだそうです。 受付も同社のスタッフでした。 同窓会は、開催すると「やって良かった!」となるんですが、 言い出しっぺがだいたい幹事になりますし、 その幹事役にとっては準備があまりにも大変。 結局、やりたくてもやれないケースって多かったんじゃあないでしょうか。 それが、こういう代行ビジネスに頼むと、 実に手離れよく開催できるわけで、便利な世の中になったもんです。
出席者は200名超。 卒業生は学年全体で約560人だったので半分にも届きませんが、 それでも率は高い方のようです。 懐かしい顔ぶれがたくさんいる中で、 でも卒業時まで全然知らない人もたくさんいる。 同窓会で「初めまして」という不思議な感覚も味わいました(笑) 当時の先生も何人か駆けつけてくれ、ひと言ずつ挨拶。 物理担当だった先生。 今年、米寿になるんだそうです。 当時既に定年間近、といった感じだったので、 確かにそういう齢になるわけですが、 かくしゃくとしておられました。 こちらは3年時の担任の先生。教科は英語でした。 春にも会ったので、懐かしいという印象はなかったのですが、 談笑中に 「あなたが私に宣言した言葉、今でも覚えてるわよ」 と言われ、その宣言を繰り返してくれました。 言った本人はすっかり忘れていて、 「え? 僕、そんなこと先生に言ったんですかっ!?」 と応じるしかなかったんですが、先生曰く、 「自分が担当した生徒は、教え子だった、という証のために なにかしら本人のセリフを覚えるようにしてるんよ」 ということ。思い入れがすごいなぁ、と感嘆しました。 そしてこちらは体育の先生。 この先生には、学年全体がしごかれました(笑) 僕の出身校は、体育の授業が男女ともことのほか厳しく、 周辺校の間でも、「あの高校の体育はメチャクチャしんどいらしい」 という話が伝わっていました。 その渦中に僕らはいたわけで、キツい体育だったけど、 その後の自分の成長にかなり役立っているのも事実。 で、この先生。 同じ高校の出身なので、学校の先輩でもあり、先生でもあるわけで、 しかも僕らが1年の時から卒業時まで、僕らを担当されました。 3年間、1つの学年を担当したのは僕らの代が初めてだったそうで、 だからご本人も相当思い入れがあるんだそうです。 その先生ももう還暦。 在学時の、あのひげ面のギョロ目姿はどこへやら、 すっかり好々爺っぽくなってました。 あっという間に1次会が終了し、 同じ会場で引き続き2次会。 楽しい歓談が続いたものの、 こっちは帰りのバスの時刻が迫ってきたので、 10時頃に会場を後にしました。 復路の高速バスは独立3列シートで、シートピッチも広く、 リクライニングも深いので、ぐっすり休むことができました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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