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テーマ:景色・街並みについて(24)
カテゴリ:健康・ウォーキングライフ
昨日に続いて今日もジョギング&ウォーキングネタです。
実家周辺のスタンダードなコースは下地図のとおり。 金剛団地の南縁をたどる、延長7kmのコースです。 地図上の赤枠で塗ったところが、今日のお題となる古い街並みのエリア。 まずは南海高野線滝谷駅周辺に広がる須賀地区。 駅の外縁部はマンションや新興住宅地が建ち並ぶ、 いわゆるベッドタウンですが、 駅の周囲は道も狭く、古くからの家が建て込んでいて、 どこか懐かしい、昭和の香りが感じられます。 旧家の塀が風情を感じますね。 そしてこんな施設も。 昔懐かしい火の見櫓です。 ずいぶん前に見たときにも「こんなものが未だ残ってるんや」と 感慨深かったものですが、今も大切に残していることに脱帽。 さて須賀地区を通り越し、丘陵の東側に出て北上。 金剛団地へ戻るルート上にある廿山(つづやま)地区を踏破。 「廿」を「つづ」と読むのは完全に当て字で、難読地名ですよね。 僕は小学生の頃から読み方は知っていて、 むしろ当て字とわかったのはずいぶん後のことでした。 「廿」は、漢数字の「十」を2つ重ねた形なので、 基本的には「二十」の意味。広島県の「はつかいち」という地名が、 「二十日市」ではなく「廿日市」と書くのもそういう漢字の由来があるからです。 で、この「廿」は転じて「たくさん連なる」という意味にもなるようですね。 廿山地区のある羽曳野丘陵は、山というよりも低い丘が 大和川南縁の羽曳野市内から富田林にかけて10数km連なっており、 その地勢を言い表したのが「廿」の「山」で、「つづやま」と読ませたのでしょう。 ちなみにカーブが続く道路のことを「つづら折り」と言いますが、 これを漢字に当てると「九十九折り」となり、数字的には二十よりも多いです。 さてその廿山地区。 ここも狭い道の両側に昔から家が建て込んでいて、風情のある街並みです。 僕が中学生の頃までは、富田林の西側に広がる金剛団地と、 富田林の市街地が広がる東側との間を結ぶ道路がほとんど整備されておらず、 車で行くにはこの廿山地区を通り抜ける街路がメインでした。 ところが片側1車線分しかない狭い道なので、 反対方向からきた車と離合するのが大変。 しょっちゅう大渋滞を起こしていたことです。 東西の道路が整備された今では、この道路が大渋滞していたのも昔語り。 時代が下るといろんな光景が昔のものになってしまうんですね。 廿山地区を歩くこと20分。 あっという間に視界が開け、金剛団地に戻ってきました。
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