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2012年03月06日
テーマ：引っ越し・悲喜こもごも(79)
カテゴリ：家族・家庭・交友関係
実家が引っ越すことになったそうです。
今月から来月初旬にかけて実行に移すとか。 前々から母親はつくりの不便な今の間取りを嫌忌して 引っ越しを志向していたのですが、 ここにきてたまたま良い物件に当たり、とんとん拍子に決まったと。 新しい住み処は 同じ金剛団地エリアなので最寄り駅は変わりないのですが、 しかしかなり奥まった、新たな開発地なので、 駅までの距離は倍以上に伸びそうです。 僕の実家は公団、今だとURって言うんですか、 いわゆる団地です。 高度経済成長期に建てられた、 今でもどこにでも見られる造作の建物で、 今となってはどことなく懐かしい昭和の薫りがします。 新しい住み処もURの団地なのですが、 こちらは築年数もさほど経っていないようで、 間取りも広さも現代風。 住みやすさは圧倒的に軍配が上がります。 今を去ること42年前の1970年。大阪万博の年の春に、 堺市内から今の実家に引っ越してきました。 以来、小学生・中学生・高校生・大学生・社会人と、 僕の成長の過程は、ずっとこの団地にありました。 そう考えると感慨深いものがあります。 先日の年末年始の帰省が、今の実家に接した最後となりました。 次に帰省するときは新しい実家になっています。 42年間、ありがとう。
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