|
テーマ:懐かしい昔の話(548)
カテゴリ:車・道路
一般的な道路地図では、
道路の種類が1つのルールで色分けされています。 すなわち国道は赤、 主要地方道は緑、 一般的な都道府県道は黄(橙)。 この色分けは昔から変わっていません。 しかしそんな中でも変遷はあります。 僕が小学校低学年だった今から約40年前の道路地図では、 赤・緑・黄にそれぞれ濃色と淡色の2種類が定義されていました。 凡例を見ると、淡色は『未舗装』という意味が書かれています。 濃色は舗装道路、淡色は未舗装のダートな道。 今から40年前は、都道府県道はおろか、 国道ですらダートな砂利道の区間があったんです。 まだまだ道路が発展途上の時代でした。 僕の父親の郷里である京都府の丹後へ車で向かうときも、 ダートコースはありました。 大阪の池田から京都の亀岡までを結ぶ通称『摂丹街道』。 今は国道となっているこの道路も、当時は主要地方道でしたが 未舗装の区間がありました。 ダート区間に入ると車は右に左に、上に下にと大揺れで、 運転する方も乗車する方も大変でした。 昭和も下って50年代に入ると、 どんなにマイナーな道路でも舗装されていることが 当たり前となり、今に至っています。 あの頃は、未舗装区間に差し掛かると、 車酔いばかりしていた僕はかなり憂鬱でしたが、 それでも今にしてみれば、とても懐かしい光景です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月24日 23時07分51秒
コメント(0) | コメントを書く
[車・道路] カテゴリの最新記事
|
|