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テーマ:近代化遺産を歩く(146)
カテゴリ:検見川無線送信所
梅雨の晴れ間の土曜日。
エニアグラムのタイプ3仲間で検見川送信所見学会を行いました。 そもそも5月の下旬にメンバーで飲み会をした折、 たまたま僕が検見川送信所の話をしたところ、 メンバーの1人が「見に行きたい!」と目を輝かせ始め、 まぁまぁ、そのうちね~……と話をはぐらかそうとしたら、 「まさやん、見学会を企画して! いつにする?」 とマジな話にふくらませてきたのがきっかけ。 たまたま6月末に千葉県建築展が開催され、 「検見川送信所を知る会」の紹介ブースが設けられることになっていて、 そのときには覗いてこようかな、と思っていたので、 それと見学会を組み合わせることになり、今日に至りました。 夏らしい雲がいくつも浮かんではいたものの、 このところの曇天を忘れさせてくれる青い空の下、 最寄りのJR新検見川駅に集合。 知る会・事務局の久住さんにツアーコンダクターを依頼しており、 彼の先導で徒歩10分ほどの送信所跡に到着。 参加メンバーは初めて目の前に現れた巨大な遺構に、 口々に感嘆の声を上げつつ、写真を撮りまくっていました。 ↑送信所建物正面からの俯瞰。重機が邪魔ですが、絵になる光景です。 ひとわたり送信所を愛でた後は、 京成線で千葉中央へ移動し、建築展が開催されている『さや堂』ホールへ。 このさや堂も文化遺産に指定された建物を保存・利活用している施設。 旧川崎銀行(後の三菱銀行)の建物を保存するために、 包み込むように上屋を建て、さも豆のさやのように仕立て上げた建物です。 その旧川崎銀行建屋内で建築展が行われていました。 千葉県の建築家が自分の作品や研究成果を元に応募、 選考された作品等が展示される趣向。 この建築展に建築家スタッフから 「『知る会』の活動を啓蒙する機会に使ってはどうか」との ありがたい提案をしていただき、今回の展示に至ったもの。 展示パネルには久住さんが作成したラフ原稿を元に、 僕がレイアウトした説明ボードがしつらえられ、 保存・利活用の一例を示したパースも展示。 展示会に訪れた人たちもしばし立ち止まってパネルに見入ってくれていました。
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最終更新日
2012年07月01日 09時59分02秒
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