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カテゴリ:映画・TV・音楽・エンターテイメント
本当に暑いですねぇ(~Q~;)
先週末の大阪は湿気も含んで熱帯のジャングルにいるような勢いでしたが、 カラッとしているとはいえ、埼玉も 日本で一番気温が上がる熊谷を擁していることもあり、やはりかなり暑く、 油断しているとすぐに頭がのぼせてきます。 暑気払いをしなければ、何もやる気が起きない時節。 暑気払いというと、ふつうは冷たいビールでも飲んだり、 熱い食べ物を食べて思いっきり汗をかくなど、 何かと口に入れるケースが多いのですが、 今日は耳から入れる暑気払いということで、 怪談話を聞きに行きました。 当代きっての怪談話スピーカーである『稲川淳二の怪談ナイト』です。 前から7列目ということで、かなり良い席をゲット。 よくよくチケットを見てみれば 「当日、何らかの怪奇現象が引き起こした不慮の事故に関して、 主催者は一切責任を負いませんので、予めご了承下さい。」 「霊にとりつかれやすいお客様や、心臓に強くない方の御入場は ご遠慮させていただきます」 と、何とも意味深なコメントが印字されています(^_^;) ヨメさんともども、霊感がないことが幸いしてか 怪談話はことのほか大好きで、 稲川淳二はじめ、いろんな怪奇もののDVDをレンタルし、 夜中に震えながら鑑賞したりします。
でも、ライブには今まで行ったことがなく、 以前から「行きたいねぇ」と言い合ってはいたものの、 その季節になるとすっかり忘れていて、気がつけば秋も深まる頃…、 というパターンがずっと続いていました。 「今年こそは!」ということで、春頃からチケットを仕込み、 今日の本番を迎えた次第です。 会場は同じ埼玉県内の三郷市にある市立の文化会館。 関越道・外環道を乗り継いで約1時間の行程で現地に到着。 会場の駐車場には、セット等を運ぶためのトレーラートラックが その身を休めていました。 この怪談ツアー、何と今年が20周年なんだそうです。 20年も続いているんですね。公演中に聞いたところでは、 ツアーで語った話の種類は390に上るんだそうで、 でもまだまだ多くの語られていない話があるのだそうです。 会場は、若い人、年配の人、あらゆる層の観客で埋め尽くされました。 時間どおりに開演し、ご本人が舞台に登場すると、割れんばかりの拍手と歓声、 そして口々に稲川淳二の名前を叫ぶ声援が会場に響き、ご本人もご満悦。 ニコニコしながら 「もう本当に幸せ者ですねぇ。これだからやめられないんですよね」 と独特の節回しでコメント。 今回は20周年ということもあり、新しいネタを披露しつつも 過去に紹介したテーマの中で、好評だった内容をもう一度紹介し直す、 という趣向もあり、僕の知っている話もけっこう語られました。 話が話だけに、一話が終わっても会場はシーンと静まりかえっています。 ミュージシャンのライブだと曲と曲の間で必ず拍手や歓声が沸き起こるだけに、 この静寂はかなりのインパクトを感じました。 ところが電話が題材のテーマで、最後のセリフを言いはなったとたん、 会場中に大ボリュームで着信音の効果音が鳴り響き、 さすがに会場はどよめきました。あまりの恐怖に多くの人が力なく笑う始末。 僕もその中の一人でした。 今回のライブでは、青木ヶ原の樹海をTV取材したという話が 最も恐怖を感じましたね。この話もDVDやテレビ放送を通じて 以前から知っている話ではありましたが、 やはりライブで聞くとリアル感が何倍にも募りました。 最後は一般の人から寄せられた心霊写真をスライド映写しながら 解説をするコーナー。 怪談話と心霊写真紹介の流れは、このツアーの定番スケジュールのようです。 あっという間に2時間が過ぎ終演。 外へ出ると心なしかひんやりした風が肌をさすっていきました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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