埼玉が誇る『のぼうの城』
映画『のぼうの城』を見てきました。埼玉という名前のルーツとなった、『さきたま古墳群』近在にあった、忍城(おしじょう)という城が舞台。時は戦国。豊臣秀吉が天下統一をめざし、東国攻めの総仕上げとして小田原城を攻略していた頃の話。小田原城主の北条氏に見方をしていた忍城主・成田氏を討つため、秀吉の臣下・石田三成率いる25,000の軍勢を、わずか500名の武士と、農民2,500名のわずか3,000名で籠城するという、無謀な策に出た忍城城代・成田長親が主人公の話。なかなか面白かったです。埼玉県って、地味で、特にこれといった名所・旧跡が思い出せないような土地柄なのですが、忍城跡周辺はさきたま古墳群もあり、歴史ロマンにあふれたエリアです。今から5年前に、ヨメさんと車でふらっと訪れたことがあります。(写真は整理したため掲載されていません)本当に風光明媚なところで、のどかな田園風景が望めました。そんな場所が400年前は戦場だったことが信じられません。映画の方は成田長親の策略が痛快で、かなり映像に引き込まれました。事実をけっこうデフォルメしてあると思うのですが、十分、楽しむことができました。ちなみにこの映画、本当は昨年公開の予定だったのですが、圧巻の水攻めのシーンが、東日本大震災直後では衝撃が強すぎるという事情で1年延期されたといういわくがあるそうです。【送料無料】のぼうの城 [ 和田竜 ]価格:1,575円(税込、送料別)