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テーマ:★渋谷★(5)
カテゴリ:街・建物
横浜で取引先との打ち合わせの帰り、
渋谷のランドマーク『渋谷ヒカリエ』に立ち寄り、 渋谷駅を俯瞰してみました。 向こう側に見える連続カマボコ屋根の建物は、 東急東横線ターミナルの旧渋谷駅。 さる3月中旬に新しく地下駅へ移り、 地下鉄副都心線と相互乗り入れを開始したことが 大きな話題となりましたが、 渋谷の変革はむしろこれから。 もうすぐ、東横線の旧渋谷駅は取り壊され、 その跡地は2通りの使われ方をします。 まず正面の明治通りに沿って高層ビルが数棟 建設されます。 そしてそのビルの裏を走るJR線駅の拡張に、 残りの土地は使われます。 多数の乗降客で終日にぎわう山手線ホームが 相対的に狭いため、ホーム幅の拡張が行われます。 それから埼京線・湘南新宿ライン用ホームの移設。 現在は土地の制約から、 同線のホームは大きく南へずれており、 山手線はじめ他の鉄道との乗り換えがとても不便。 これが、東急線旧渋谷駅の土地を活用することで、 山手線ホームの隣に新ホームを構築するのです。 すこぶる便利になります。 そして地下鉄銀座線。 現在の渋谷駅は奥に見えるビルの中にありますが、 これもとても狭い駅で、 混雑時はホームから人がこぼれんばかり。 そこで、手前の高架上に新しいホームを建設します。 水色の鉄橋の左下に、 逆台形状のコンクリート構築物が見えますが、 ここにおそらく銀座線の西行き線路を 移設するんだと思います。 渋谷はその名のごとく、深い谷間に広がる街。 渋谷駅を中心として東西とも上り坂になります。 その東西間を往来するためには、 今は下って上ることを強いられていますが、 東の宮益坂上と西の道玄坂上との間に 巨大な人工地盤を築き、 フラットに行き来できるようにもするとか。 そして高層ビルは合計5棟の建設が予定。 さらに渋谷駅東口・西口双方に 巨大なバスターミナルを整備。 これらてんこ盛りの再開発事業が完了するのは、 2026年の予定。 あと13年、 渋谷の駅界隈は建築工事の槌音が止むことはありません。
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最終更新日
2013年05月14日 20時07分59秒
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