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テーマ:異性の友人(1)
カテゴリ:家族・家庭・交友関係
僕は子どものころは相当の奥手で、
たとえば女性と1対1で会話をするなんていうのは、 「清水の舞台から飛び降りるに等しい行動」、 と表現しても決して大げさではない向きがありました。 それに、女性同士が会話をしていると、 まったく根拠ないのに、僕の姿態を題材にして からかわれているように感じることもあり、 女性グループには絶対に近寄ってはならぬ、 という頭がありました。 そんな僕でしたが、 思い返せば、社会人前後あたりから、 だんだん女性に対する抵抗感が薄れてきたように思います。 きっかけは、今のヨメさんと知り合ったこと。 当時、僕は学生の身で今の勤務先の大阪営業所に 縁あって期間限定のアルバイトに来ていたのですが、 そのときに、正社員採用含みでアルバイトに来ていたのが 今のヨメさんでした。 もう1人、彼女とまったく同じ条件で採用された アルバイト女性がいて、 僕も含めてこの3人が、帰る方向が一緒だったこともあり、 会社をひけてからも喫茶店に行ったり、 食事に行ったりするようになりました。 それまで僕は、女性同士の会話を端で聞いていても その内容がまったく理解できず、 だから会話に加わりようがないわけで、 それが高じて「女性と会話ができない」、 というトラウマに陥っていたわけですが、 彼女たちの話の内容は、 不思議とスッと頭の中に入ってきたんですね。 何だか世界が変わった感を味わった記憶があります。 その後、僕は今のヨメさんと付き合うようになり、 数年後ゴールインするわけですが、 もう1人の女性も当時は既に許婚がおり、数年後に結婚。 今でも旦那さんを含めて交友関係があり、 それでも大阪と埼玉でなかなか会えませんが、 年1回は大阪に帰省した折に家へお邪魔するようにしています。 こういう体験を経て以降は、 女性同士の集まりに首を突っ込んだり、 女性と1対1で会話を交わしたりということが、 まぁぎこちない場面もなくはないですが、 何とか普通にこなせるようになっています。 というより、むしろ女性の集まりのほうに 惹かれるときもあります。 ヨメさんの交友関係で、たまたま僕も一緒に集まりに行った時も、 『主婦の会話』に思いっきり入り込んでたりしますし、 先週末のエニアグラム仲間のカラオケ会も、 男は僕1人でしたけど、全然抵抗感なし。 そこいくと、男子の友人の話を聞くと、 けっこう男同士でつるんでいるケースが多いですね。 ま、そっちのほうがまともなんでしょうね。 僕の場合、青年期までの超オクテだった状態の 埋め合わせをするような向きがあるんだと思います。
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