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テーマ:忘れ物、紛失したもの(56)
カテゴリ:家族・家庭・交友関係
スーパーのレジでもらったお釣りの中に、
ひときわ光る100円玉がありました。 よく見ると、鋳造が『平成26年』とありました。 平成26年鋳造の100円玉 posted by (C)まさやん6312 できたての100円玉を手にしたことになります。 こういうことって、ありそうでないですよねぇ。 と、ささやかな幸せを感じていると、 夕刻になって母親から 「いつでも良いから電話ちょうだい!」 という、何となく悲壮感が漂うメールを受信。 何ごとか? と思い、さっそく電話。 聞けば、キャッシュカードや銀行印などを 一括収納しているケースが見当たらない、と。 今朝、銀行へお金を下ろしに行こうと思い立ち、 いつもそのケースを入れているバッグの中を確かめていると、 ケースがないことに気づいたらしいのです。 それからはもう半ばパニック。 それらがないと、一切、お金が引き出せないわけで…。 頭の中が混乱しながら、家(や)捜しするも、 思い当たるところには見当たりません。 昨日、一緒に行動していた弟にも連絡を取り、 彼の車の中を探ってもらいましたが、 やはり見当たらない。 親しいご近所さんに連絡を取り、 もう一度、家の中を一緒に探してもらったのですが、 ついぞ見当たらず。 「お兄ちゃんに連絡取ってみたほうが ええんとちゃう?」 というご近所さんの助言があって、 僕のほうに尋ねてきた、ということです。 しかし、そのケースの容姿を聞くも、 そんなものがウチのVOXYに落ちていた記憶がありません。 「最後にそのカードケースを見たのはいつ?」と問いかけてみました。 すると、父親の告別式があった翌々日、 銀行のATMで預金を下ろしたのが最後、だと。 そのATMへは僕の運転で行っているので、じゃあ念のため、 ということで一度電話を切ってVOXYの中を探しましたが、 やはり見つからず。 再度電話をかけて、その旨を告げるとともに、 その次にそのカードケースを確かめたのはいつ? と尋ねると、それからは銀行へ行く用事が無く、 今日に至っている、とのこと。 ふだんはバッグの中のチャック付きの収納に入れているので、 「そこにあるはず」 という思いだけしかなく、 「あるはずのものがない」、ということでパニックになったと。 でも、ないものは、ない。 「まぁ、しょうがないわ。諦めた。 明日、銀行へ行って紛失の届けを出してくるわ」 と母親が口にするやいなや、 「あ! あった、あった!」 と。 どうやら、年末にお金を引き出して帰宅した際、 「大事なものなので、バッグに入れっぱなしではなく ちゃんとしたところに保管しておかないと」 と思ったらしく、 ついぞ今まで置いたことのない場所の引き出しに しまっていたとか。 受話器越しに僕と問答をしながら あれやこれやと考えを巡らせているうちに パッとその記憶がよみがえったらしく、 無事にその引き出しに鎮座しているカードケースを 見つけたとのこと。 大事なものであることに異論はありませんが、 しかしだからといって慣れない場所に保管すると、 こういうことが起こってしまうんですよねぇ。 母親には 「今まで置いたことのない場所を保管場所に使うときには、 きちんとそのことを覚えておく、という教訓になったね」 と忠告した次第。 とはいえ、僕も他人事ではありません。 今日、掃除をしていたら、棚の奥から祝儀袋が出てきて、 中を見てみると、長男が大学、次男が高校に入学したときに 親戚からもらっていた入学祝いが詰まっていました。 --すわ!臨時収入! と、ウキウキ気分になりましたが、 実はもらったのは5年前。 この間、この棚の奥にしまい込んだまま、 ついぞその存在は記憶の彼方。 そういうことがあるわけです。 僕の場合、今回は忘れていた金員が出てきた、 ということである意味ラッキーではありますが、 あるはずのものがなくなる、 というアンラッキーなことも起き得ます。 気をつけないと、ですね。
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