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テーマ:温泉について(1678)
カテゴリ:北フランス
2006年の夏です。
しばらく日本語で書けない日が続いておりました。 北フランスの海で泳いでおりました。 7月中旬から素晴らしいお天気に恵まれました。初めて泳ぐ海ではないのですが、 冷たい風にさらされて震えながら泳いだ記憶ばかりが残っていたので、 今回はやめようかなあ、と思っていたのですが、今回は最高でした。 生まれて初めて、馬にも子馬にも乗りました。鞍なしで、正直怖かったです。 でも、乗った馬は、おとぎ話に出てくるような美しい白馬で、とても優しくて、 感動しました。11歳の金髪の少女ロマーヌが私の乗った白馬を上手に誘導して くれたので、彼女のお陰でもあります。白馬は「ユニーク」という名前の21歳 の馬で、飼い主に言わせると、「怠け者」らしい。 でも、まったく初心者の私にはありがたい一生心に残る優しい白馬です。 さて、話は変わりますが、日本でお勧めの海水浴場があります。 それは、富山県の新潟隣の町で、朝日町にある「ひすい海岸」です。 有料ですが、きれいに整備された芝生のキャンプ会場もあり、 テントを張れるスペースがあります。 朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場ですね。 http://www.town.asahi.toyama.jp/buntai/camp/plan.html おしゃれでこじんまりした丸太のログハウスも何件か建っています。 お子さんが3人くらいいても大丈夫そうなハウスも建っています。 「ひすい海岸」の海は珍しい小石海岸で、透明感のある白い石やヒスイも 見つけることができます。 この朝日町(とまり、泊町とも呼ばれている)の山の中に、大昔、勾玉を 製作し、日本各地に販売していたらしい(?)アトリエも発見されたらしい。 はるか縄文時代に飛びます。 ひすい海岸で大きな翡翠を見つけて、この町のひすい加工のお店で、 勾玉のペンダントを作ってもらってはいかがでしょうか。 さて、ひすい海岸の海は遠浅ではありません。 すぐに深くなるので、高い波の中に入っていくのは避けてくださいね。 海が穏やかな日は最高な気分で泳げます。 8月15日以降は避けたほうがよいようです。 「ひすい海岸」まで来たら、少し山に向かって同じあさひ町の くだら美術館、小石を載せた屋根の(江戸時代の町屋敷だったかもしれない、 怪しい記憶でごめんなさい)川上家(囲炉裏を囲んで飲むばたばた茶、 今でも無料かなあ)、縄文時代の家、レストランもある大きなヒスイを飾る 文化センター「なないろかん」を全部一挙に訪問。 そして、もし、日にちが許せば、あさひ町の山の中にある「小川温泉」の 露天風呂をお勧めです。 「小川温泉」に行く途中、畳の部屋で飲むコーヒーもおいしかった。 たしか、「アルプ珈琲」って大きな看板が喫茶店の一見ごく普通の家に出ていた、 と思う。今でもあるかなあ。 「小川温泉」に向かう道路の左側に橋を渡ってすぐ左の家だった。 もっと時間があれば、入善町の「深層水」管理センターまでいって、 おいしい水を飲むもよし、また、入善町の文化ホールで無料でアーチスト安達博文、 かくまかなめ、いしだあゆむの作品などを鑑賞するもよし、 宇奈月町の「ビール館」の出来たての生ビールを飲むもよし。 ほんとうに恐ろしくおいしい。生だもんね。でも、飲酒運転はいけませんよ。 警察も草むらでそっと張り込んでいますよ。 「ケルシュ」ビールが特に好きでした。 宇奈月ビール館は宇奈月温泉街の中にはありません。 宇奈月温泉街には紅葉の季節に行くと最高です。 黒部市の小高い山のふもとにある「こたん」も昔はあったのですが。 通のフランス人も感激した川上シェフの料理は最高でした。 烏帽子(えぼし)山荘で、あんみつをいただくとか。 宇奈月町の温泉街にある素敵な喫茶店「モーツアルト」でおいしいケーキとカフェを 楽しむもよし。梨のケーキがおいしかった。 また宇奈月町の「おわら踊り」は一見の価値あり。 それは優雅な調べに合わせて踊る男性陣の踊りもすごく格好いいですし、 女性陣の躍りはなんとも言えず優雅そのもの。 「おわら風の盆」は八尾町で有名ですが、宇奈月町のほうがすぐそばで見ることができて よかったです。 宿泊費を節約したい方は、えーと、お寺のユースホステルを利用する手もあります。 温泉といえば、昔、テキサスで何人ものメイドを抱えた名家に生まれ育ったと いうご婦人が初めて日本に来られた時、いきなり温泉にお連れしたことがあります。 ご婦人の息子さんは、かなりとまどっておいででした。 なにしろ、人前ではだかになるわけですから、いきなり日本の温泉文化に 飛び込ませてよいものかどうか。でも露天風呂は成功でした。 それが、小さな宿場町、ふなみ町にある「バーデン明日」です。 温泉入浴のみも大丈夫。この温泉は、もともと能登半島の学者さんたちか 研究者の方たちが海の向こうに浮かんで見える富山県のある場所がゆらゆらとして 見える現象から温泉があるのではないかというので、掘って見たら、ちょっと塩味の 肌がつるつるするお湯が出て、ほんとうに肌にいいのかと研究の結果、 飲んでも体にいい温泉だということがわかってから、できた温泉だそうです。 地元の人たちの憩いの場所にもなっています。 また、富山と言えば、立山です。夏でも寒いくらいの立山の頂上。 3000メートル級の立山の頂上で、神主さんにお祓いを受けて杯一杯のお酒で清める 夏の一日もいいみたい。 ジャズ通の神主さんにお清めを受ける幸運に恵まれるかも知れません。 富山県東部に行ったら、大岩不動産で冷えたそうめんをいただくのも最高。 星に一番近いホテルに泊まるのが私の夢でもあります。 ホテル立山。星に一番近いリゾート。標高2450m、 立山黒部アルペンルートの中心地室堂に位置する日本最高所のホテル。 このホテルでカクテルを味わいながら、満点の星を眺めてみたいなあ。 みくりが池温泉。立山の頂上に登ったら、ぜひ、この温泉へ。 雄大な景色に囲まれて天然いおうの温泉につかる最高の気分。 小川温泉元湯 ホテルおがわ。 開湯400年という伝統ある良質な温泉を掛け流しで愉しめるのは元湯だかこそできる贅沢。 ふつふつと湧き出る源泉は、毎分470リットル、神経痛、リューマチ、婦人病などの 効能があります。また、地元の方からは子宝の湯としても親しまれています。 バーデン明日。一度、日本庭園風の露天風呂を独り占めで、満点の星を 眺めながら、背泳ぎをしたことがあります。 純天然温泉。サウナもあり、サウナの後に飛び込む冷たい水風呂も最高! 山脈の雪解け水のおいしい水の産地でもあるので、美肌効果抜群ですね。 東京から京都へ、そして富山から長野へ、最後に東京へ。 京都なら、仁和寺で宿泊し、 富山へ行き、富山から長野に。 長野は白馬村のホテル ラ・ネージュ本館にいつか宿泊するのが夢です。 わざわざ海外に行くことはないですよね。 夢だなあ。郷愁に浸る。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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