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テーマ:食生活と健康(648)
カテゴリ:健康
愛読書の「野菜がクスリになる50の食べ方」の中で茄子のアクには体を冷やすポリフェノールという化学成分があり、多くなると体の冷えが増すようです。」という農学博士の言葉が以前から少し気になっていましたが、今回少し調べてみました。同じ本の中で、ナスは漢方の分類で、体を冷やす典型的な食べ物となっている、とも本の中に書かれています。
茄子にはフランスの栄養学の博士ピエール・デュカンも、若干利尿作用がある、と記述しているので、ま、冷えれば、利尿につながるから、要はそういうことなのだろうと一応自分で納得しておしまい。 (深く追求しないタイプ) 「野菜がクスリになる50の食べ方」の中では別の農学博士によると、茄子に含まれるコリンという化学成分は、血圧降下や胃液の分泌促進などのほか、肝臓の働きをよくし、強壮・興奮作用があるとのことです。(そうか、肝臓にいいんだあ、と単純に反応する。) 農林水産省・食品総合研究所食品機能部の農学博士によれば、茄子には生のままでも、加熱しても、発ガン物質を抑制する力が82パーセントくらいあるそうです。(茄子、たくさん、食べよう。ブロッコリーもすごいし、両方、にんにくとたまねぎ、にんじんと合わせて全部いためて食べたら、最強の料理かも。) この効果は、茄子の紫色のアントシアニン系のナスニンによるものだそうです。 さて、現在、抗酸化物質として名高いポリフェノールですが、あるサイトで、ポリフェノールは、フラボノール、イソフラボン、タンニン、カテキン、ケルセチン、アントシアニンなど植物が光合成を行うときにできる物質の総称とも書いてあります。 (http://kenko.it-lab.com/info.php/22/) どちらにしても、化学の世界は日々新しい発見があり、変化しているので、私の愛読書が出版された2000年にはポリフェノールの定義も定かではなかったのかもしれません。フランス語の栄養学とダイエットの本も1999年出版のものです。 トコトリエノール、アスタキサンチンも富山県の富士化学工業やサントリー等が研究を重ねてきた農学博士を通して、その効用を世の中に広めていったから、ブームになった感じもしますし、これも結構最近のことだと思います。 フランスの栄養学の博士ピエール・デュカンによると、茄子はりんごと同様にペクティンを多く含むので、腸の中でジェル状態で、腸の通過をゆるやかに調整しながら、糖分の吸収を遅らせ、コレステロール分子を捕らえ、カロリーの吸収を減らすので、心臓血管系の病気や糖尿病が気になる人や慢性の便秘に悩む人にもおすすめの野菜だそうです。 こんな料理はどうでしょうねえ。 オードブルは、かぼちゃと長ネギの野菜スープ。いわゆる味噌汁なら余計体にいい。 で、中心となる料理は、これ。 にんにくをオリーブオイルで炒め、香りを出したところでたまねぎ、茄子を入れる。焦がさないこと。焦げた部分は発ガン物質になるのだそう。 すった梨と赤ワインにあらかじめ漬けておいた牛肉を野菜に混ぜて、塩、こしょうで味付け炒めて出来上がり。 ここで実はエルブ・ド・プロヴァンスという香辛料をふりかけて炒めると一味ヨーロピアンな味に仕上がります。 梨のかわりに、りんごでもOK.たんぱく質の分解力のおかげでお肉をやわらかくする成分があるのだそうです。。 あるいは蜂蜜に牛肉をつけておくと、甘味があって、おいしいです。 牛肉のかわりにお豆腐もいいです。 やっぱり、お肉よりお豆腐で。タンパク質では、お肉に負けていないらしく、「畑の肉」とも呼ばれているらしいです。 そして、フランスパンを食卓に置いて、赤ワインと一緒に食事。 赤ワインは、ノンアルコールワインもでていますし、特に有機栽培の表示の入った赤ワインも出ています。 ノンアルコールでない赤ワインはワイングラスに一杯までなら、老化防止、長寿効果が期待できますが、それ以上はいけません。あとは、お水に切り替えましょう。 赤ちゃんがいる家庭なら、赤ちゃんが飲んでも大丈夫なミネラルウオーターで知られるヴォルヴィック、やせたい女性にはコントレックス、胃の弱い方なら、エビアン。 海洋深層水もいいですよね。 ミネラルのとりすぎは特に男性の腰に良くないらしい、とぎっくり腰を体験した主人は、ブリッタ水やミネラルではない源泉水を飲んでいます。(…ふっ、…いえ、笑っちゃいけないんですけど…) さて、チーズ。くせのないカマンベールでも固めのカンタル、オレンジ色のミモレットもおいしい。 動脈硬化が気になる方はチーズはパス。 で、お楽しみのデザート。果物がいいんですが、たとえば、バナナを植物油で焼いて、上から、グラン・マルニエをかけて火をつけると簡単でお洒落なデザートになります。バナナの上に溶かしたチョコレートを少しかけてもいいですよね。 焼きバナナってすっごくおいしいですよ。育ち盛りのお子さんのいる家庭なら、バターで炒めてあげると喜ばれそう。 でも、おかあさん、便乗してバター炒めのバナナを食べると、体型に響くかも知れません。 あるいはもっと簡単に腸に優しいヨーグルトでデザートを済ます。 さらに食後の飲み物として、ハーブティの登場。 カモミールがいちばん良く飲まれているかなあ。カモミールは結構丈夫な花なので、育てやすい。花を摘んでお湯に入れて煎じて飲むとおいしい。乾燥したものはマーケットにも売られていますね。 でも、夕食に食べ過ぎると確実に太ります。量を少なめにしましょう。おかあさん、(お腹の出てしまったおとうさんでもいいんですが、)残り物を胃に入れていませんよね。残り物は冷蔵庫に入れて、次の日、ガスで弱火で温めてからいただきましょう。 ミクロオンドは、なぜか、野菜には向いていないような気がします。(私も日本では頻繁に使っていました。便利ですよね。ミルクやごはんを暖めるときとか、グラタンを作る時とか。でも、高熱で一気に野菜の内部に熱が通ってしまうと、野菜のおいしさがうまくでないような気がします。煮込みのものなら、ココットミニュッツか、グラタンみたいなものならガスオーブンでゆるやかに暖めたほうが味がいいのでは、と思います。) これを書きながら、どうしてもこれも書きたくなってしまう。 やっぱり、これをたまに食べたい。日本では毎日のように食していた納豆。 しその葉とのりの千切り、黒ごま、いくらをふんだんに入れた納豆。 フランスにいると、これが夢の食品になります。いや、パリの京子食品にいけば売っているので、まったくないわけではないのですが。 しその葉は、子供の頃、母が栽培していたので、当たり前のようにたくさんあったものなのに。フランスでは普通のマーケットにいってもありません。しそ油なんてまさか見つかるはずもない。いつか私も種を買って栽培せねば。おねえさああん、送って~!しその種。 CHマルゴー [1993] 750ml 36,800円 1993年のシャトー・マルゴーはフランス・ボルドー地方の超一流の味を誇るワイン。 これに合うチーズといえば、エダムチーズやゴーダチーズ、そしてサン・ネクター。 サン・ネクターは日本では出てないのかなあ。 チーズは女性にとってカルシウム補給にもなるので、 ポリフェノール効果の高い赤ワイン,一日にワイングラスに一杯のみにとどめて 味わえば,美容効果も望めますね。ワイングラス一杯の赤ワインですよ。 ゴーダチーズ140g 210円 エダムチーズ 約323g 1,090円 42,525円 37,800円 1,470円 今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love よろしければ、ぽちっとプレスを。 人気blogランキングへ ありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. フランス語入門(2)受講料22,000円 フランス語、習ってみる? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 5, 2006 12:44:23 AM
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