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カテゴリ:健康
時々、IHU のラウル博士の動画を理解しようとして見ている。
今日みた動画は、最初の部分しか聞いてないが、話の中で、犬が新型コロナウィルス感染者をかぎ取る、という実験をマルセイユの感染病の国立研究所 IHU がし、消防署と協力して、犬を指導、パリでも同様の実験がされ、その結果、97%の確率で成功率が高いことがわかった、という話。 やっぱり、わんこはすごい。わんこよ、あなたの出番よ。 犬は実際、すでに麻薬の捜査でも活躍している。 そう言えば、薪を注文する南仏の青年もぬいぐるみのような巻き毛の犬を飼っているが、なんと、高級食材で知られるトリュフを見つけてくれる、ここほれわんわんなのである。 南仏の大学関連のガードマンもシェパード犬と一緒に構内を回っていたのを思い出す。 偶然、昔、知人にくっついて行った時、そうしたガードマンと話をすることがあった。 「あいこ」と呼ぶと、体格もいいシェパードがすくっと立ち上げる。ああ、かっこいい。 でも、名前がねえ。「あいこ」何故でしょう。いまだに謎です。 特に親日家とか日本の漫画を読んでそうな人には思えなかった。 英国で狼が好きで狼を野生のまま保護し、狼の専門家になったショーン・エリス氏の著作の中でも、狼が病気の人を匂いで嗅ぎ分ける話が載っていた。なので、母狼に見捨てられる赤ちゃん狼は病気だから長生きしないことがわかっているため、見捨ててしまう、と言う話。もう一つの話はもっと感動的だったかなあ、忘れてしまった。あ、がん患者がわかる犬の話だったかなあ。 さて、犬は感染しないのか、とふと思った。 が、思うに、免疫力のある犬なら、仮に感染しても無症候か、軽症ですむのではないか、と思う。 人間もストレスがたまって無理をして免疫力が衰えている時、高齢になって免疫力が減少し、唾液が少なくなっている人が重症化してしまったのではないだろうか。 液体も関係しているのか。湿った布、汗の中、石鹸で洗濯していない雑巾とかそんな場所でウィルスは生き延びているのか。 昨年こんな記事があった。フランスの北のほうの小学校だったか、一人の児童がコロナ陽性だと診断された。が、その児童の同級生で感染した子はいなかった。その感染していると診断された児童もまったく何事もなく、日々が過ぎ、陰性になっていた、と言う。 それでフランスでは、子供は感染しないんじゃないか、と思う意見が主流になり、小学校と中学校は割と早くに解除されていた。 夕べのニュース番組で28分番組がある、その中に二人のジャーナリストが招待されていた。 一人の金髪の女性は、全員接種しなくてはいけない、当然の如く言い、もう一人のスイスの雑誌から派遣されてパリで仕事をするジャーナリストは、接種証明書のある人間だけが劇場や映画館に入館できるというふうにしないといけません、と断言していた。ほかにも招待者がいたが、何故か、反対意見を言う人は一人としていなかった。28分だから議論は無理かとも思う。 思うに、テレビ番組に登場して博士や医者が新型コロナワクチンに懸念を示す意見を述べると、陰謀説を受け入れ、広めようとする番組としてレッテルが貼られてしまうことを恐れているようにも思えないではない。 昨年の夏から今年の春先までちょくちょく田舎から田舎へと移動し、行く先々でいろんな人に遭遇したけれど、田舎ってそんなに外来者が来ないせいもあると思うのだけど、新型コロナウィルスを信じない人もいて、報道番組はいつも大袈裟だからね、という感じだった。ただの風邪でしょ、とか、いや、ただの風邪とは違うとは思う(汗)、と思いつつ、一応、マスクが義務化されていたので、みんなしてはいたけど、緑豊かなほとんど人も車も通らない田園風景のど真ん中で周囲に人はいないし、あほらしいことよ、とマスクをはずして話をすることもあった。こんな美しい大自然の中で。 ただ、夏場に川や湖で遊べる場所として有名らしい田舎に立ち寄った時、ホテルの経営者なのか女性が電話先に怒ったふうな声で、「閉めてますよ、うち、報道ご存じないんですか」と八つ当たりを食らったこともあり、その話を夫にすると、「そんなホテルは誰もいかないな、客に対して失礼だな」とちょっぴり怒っていた。まあ、私だって報道だけ聞いて大パニックの時もあったし、ホテルなら死活問題でもあるだろうから、気が狂いそうになるのもわからないではない。幸い、ほかのホテルが開いていたので、助かった。おおらかそうなオーナーが笑顔で迎え入れてくれ、大型犬もいた。ただ、飲食店も自粛ということでホテルのレストランも閉まり、夕食はなかった。残っていたパンか何かを食べたのかな。 この南仏の田舎はテレビの報道ではマルセイユはすごいことになっている、と言われた時期もあったが、マルセイユから結構離れているので、いつも同じ顔を見て過ごす田舎の人たちは全く怯える様子もない。 逆に夫がたまに都会に出て戻ってくるので、自分が夫と二人で感染して村の人たちに感染させたらまずい、と究極の自粛と距離を保ってはいた。それでも食事に招待してくれる人がいて、一応6人という人数を守ってはいた。幸い、みんなその後も何ともないようではあるけれど、仕事のほうが大変みたいで。 たまにスーパーに買い物に出た時も、「ええ、こんなにたくさん車がはしっているのお?」と驚いたくらいだった。思うに、その時は午後6時だったか7時には自宅にいないと罰金の対象になるらしく、それもあったのかな、と思う。 現在は午後11時以降は自宅にいないといけない。 今年も6月の中旬にはプラタナスの木々の下での村人たちの食事会やペタンク大会が開催される。 食事会に参加する人は各自お皿とフォークナイフ持参で参加する。 数年前に夫と参加したが、お皿やフォークナイフをそうと知らずに忘れてしまった。 幸い、村で顔なじみになった男性がすぐ近くに住んでいるからと貸してくれたことがあった。 料理は村でレストランを開くシェフが担当することが多いので味は抜群。 最近は、この南仏、夜の11時まで外出をしていい、ということになり、これからの観光シーズンの到来となる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 12, 2021 06:42:47 PM
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