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カテゴリ:健康
2021年7月12日現仏大統領の発表後、7月13日からフランスの各地でデモが繰り広げられた。
パリ、マルセイユ、ナント、ボルドー、など各地の都市で行われた。 セーヌ・サン・ドニ県のおよそ27200人前後の人口の町モンフェールメイルの町長グザヴィエ・ルモワン氏61歳は、これまでの都市封鎖などの政府のコロナ対策に対して屈辱を感じている、と話す。(2021年7月10日のフランスソワールのインタビュー) Pass sanitaire もしくは衛生パス これが始まると、たとえば、外路地に出されたカフェテラスの一角に座ったとする。 そこで接種証明書か陰性証明書を提出しないと、罰金135ユーロが課せられる。 70ユーロが約一万円。 レストランがそういう客を無視して座らせた場合、45000ユーロの罰金が課せられる。 これに対し、ブリュノ・ル・メール大臣も7月19日にこの罰金額は若干やりすぎという気はする、と話していたそうだ。国務院 le Conseil d'Etat はこれは金額が大きすぎる、と指摘しており、これに関しては検討中のようだ。 飲食店のあるオーナーは、月にこの金額に満たない利益もない細々とやっている店もある、と話す。 つまり、接待業に就職している人々も接種するか、PCR検査などで陰性証明書が必要になる。 これがなければ、街を散歩中によくカフェのトイレを拝借するが、それも不可能になる。 すでに医療業界に従事する人々も同じ対策が行われ、患者の中にも接種済みの医者と看護師を求める声があるとしているが、医療従事者の中にはすでにコロナに感染し、免疫ができている人々もいるし、アレルギー問題で接種をすべきでない人もいる。 フランス国務院の最終的な決断はまだ少し先のことになるようである。FranceInfo という報道機関は、2021年7月19日に国務院も介護者に接種義務を認める方向であり、二万平方メートルの商業施設の出入りにも接種済みか陰性証明書が必要になる方向になることを書いている。 と、いうことは衛生パス Le Conseil National des Centres Commerciaux の代表者もこの対策には反対している。 しかも、パスツール研究所も商業施設でクラスター(集団感染発生 フランス語では le foyer)が見られたことはない、と。 7月12日の仏大統領の話ではPCR検査も10月から有料にするそうだ。 フランスは観光の国でもあり、長期バカンスの国でもあり、夏に家族でレストランに行くことも増え、家族の集い、友人の集いも増える。7月13日にはすでに約80万人のフランス人が接種をしたそうである。中には当然10代の青少年もいる。 一方で、接種を拒否する人々は存在するし、その中には医者や看護の人々もいる。 パリ市内ではすでにこの発表の前にも、看護士たちの辞職が40%にも及んだ病院もあるとユーチューブで話す人もいた。 このフランス語でパスサニテ―ル Pass sanitaire と呼ばれる衛生パス(接種証明書あるいは陰性証明書)を巡って、議論が絶えない。 Le Conseil d'Etat 国務院は2021年7月19日の時点で、このPass sanitaire と呼ばれる衛生パスを認めてはいない。 30代くらいのベルリヴェ氏(Eric Berlivet、城などで有名なロワール県人口約一万人のRoche-la-Molièreの町長)のような接種推奨派は、 「集団免疫のためには、接種しか解決方法はない、これしかない。フランスには連帯するという意識がなくなっている。フランスは無料で(国民の税金から出ているが?)接種や検査を提供してきたありがたい国である。自分は町長で病気の専門家ではないが、ウィルスの専門家で医療の専門家の意見を聞いている。いつまでも自粛も続けられない。接種しか方法がない」 といった内容を、ほぼ決まり文句にしている。 上記の町長という立場にある人が、自分は接種に反対だ、と言ってしまえば、その場で解雇されるのは目に見えている。と、思っていたが、いや、中には反対意見を述べる町長もいた。でも、長く職務についていけるのかどうか。 しかし、これに対し、この衛生パスには反対意見が出ている。 たとえば、ボルゴ氏 (Yves Pozzo di Borgo73歳 上院議員2004年-2017年:上院 Sénat=元老院)。 「接種後にもコロナ感染し、死亡例も出ていることがわかっていることや、 エイズウィルスを発見したモンタニエ博士のような人が接種者の増加に伴い、変異株が増加している、と話していることを無視はできず、実際に接種の進んだ国で血栓の問題や感染者が減少しているわけではない事実がわかっている。これに関する今のフランスの政治は間違っている。このコロナワクチンは、これまでのワクチンとは異質のものである。フランス政権を司る人々の中には疫病学の専門家はいない。例えば、私のかかりつけの医者は血栓の問題があるので、接種をすすめはしなかった。この接種パスポート(ほぼ全員に接種を余儀なくさせる点で)は自由を踏みにじる行為であり、一つの国を分断する行為である」と、言う内容のことを話している。 接種の進んだ国と言うのは、イスラエルや英国をさしているのだろう。 二度の接種にも係らず、コロナ感染し、死亡した例もある。 そこで、いや、コロナ感染しても悪化を防ぐことができる、と推奨派が言ってきたことが覆されているのである。 さらに接種に関して、間違いであってほしい、と思うほどの懸念がある。もちろん、政府をはじめ、大手の報道機関からも聞こえてはこない、打ち消されてきた懸念がある。これを述べる大学講師も彼の懸念が間違っていることを祈っている。 パリ第11大学で遺伝子学を教える講師クリスチャン・ヴェロ氏は新型コロナウィルスの遺伝子は広く信じられていることとは逆にほぼ変異しない、と話す。 何故なら、新型コロナウィルスは遺伝子レベルのエラー探知が優れているからである。それは決して変異などしないということではなく、もちろん変異はするが、巷で騒がれているほどにはしない。 しかし、recombinaison 遺伝子組み換えというものがある。 それは、遺伝子組み換えとは、遺伝子素材の混合をする、ということだが、ウィルスは特にその道のチャンピオンである。とりわけ、コロナウィルスがとりわけ金メダルレベルである。 なので、ヴェロ博士 Dr. Vélot が懸念するのは、ワクチンと呼んでいるモノの中にある無害化されたというウィルスが同じような配列の遺伝子を見つけた時に、遺伝子組み換えを起こす可能性を全面的に否定はできないことであり、これが少人数で人体実験が行われているなら、一人死んでも可哀想だった、で済むのかもしれないが、現在、世界的レベルで行われていることに不安がある、という。 この懸念は、すでにフランスの大手の新聞社や大手の報道から、陰謀派にひっくりめられ、テレビでも酷な扱いを受けた遺伝子学の博士のアレクサンドラ・ヘンリオン・コード氏も昨年から話していた内容と重なる。この博士やエイズウィルスでノーベル賞を得たモンタニエ博士も、変異株は接種者の増加で生じたのでは、と話している。コード博士は、その理由を伝えている。 一回目の接種を受けた後、抗体が弱い状態でできる。ウィルスはそのまだ弱い状態の抗体に打ち勝つようにさらに強化されるという理論である。 ヴェロ氏が話すように、コロナウィルスそのものは変異率はかなり低いが、遺伝子組み換えでは金メダルレベルである。 ヴェロ氏は、自分の懸念が間違っていればいい、今後数年先に何も起こらなければいい、と話し、イベルメクチンやヒドロキシクロロキンでの治療に期待は残している。 このほかにもヴェロ氏は話しているが、結論から言うと、パンデミックの時に接種を全員にするべきでもなく、青少年にはすべきではない。 が、現実に起こっていることは、世界で一斉に接種スポーツが起こっているかのようだ、と。 フランスでは、いろいろメディアから虐めを受けている状態のマルセイユの感染症大学病院でヒドロキシクロロキンで治療を受けた元コロナ患者がこの病院に感謝の念を述べるコメントがたまに見られる。 2021年7月初旬にこんなコメントをヴェロ氏のインタビューをしたフランスソワールのコメント欄に残してありました。 Merci pour toutes ses explications. (ヴェロ氏へのインタビューに対して感謝を述べている) Je suis soignante, 私は看護をしています。j’ai 55 ans, 55歳です。 je n’ai pas de comorbidité 私には合併症はありません。 j’ai eu la covid en mars 2020, 2020年3月にコロナにかかりました。 j’ai fini en réa à Marseille マルセイユの救急医に行くところまで行きました。 je n’ai pas eu besoin d’intubation, 挿管は不要でした。 on m’a soignée avec le protocole du Docteur Raoult et d’autres traitement ensuite. ラウルト博士の治療方法やほかの方法で治療を受けました。 Aujourd’hui mon taux d’immunités continue de grimper, et je ne me ferai pas vacciner. 今では、私の免疫率は上昇を辿っています。接種はしません。 Merci à l’IHU, aux hôpitaux de Marseille et à tout le personnel, je vous dois la vie. MERCI 🙏🏻 メディテラネ感染症、マルセイユ病院に、医療従事者の方々に感謝します。命を救ってくれたのです。 ここに書いたブログも何か脅迫を受けた時点で削除します。 何だろう、こんな感じのフランスは30年以上住んできて見たことがなかった気がする。 デモは良く起こってきた。 しかし、最近は、25年間に渡って国の政策の弱点などを批判してきたジャーナリストがこのコロナウィルス騒動に関連することで批判し、降板の憂き目に遭い、まるで、よその国で起こっているような話だとも言っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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