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テーマ:読書の愉しみ(1004)
カテゴリ:読書感想文
自閉君の水泳訓練日。知的障害の子供のプールはマネジメントが大変。特別支援学校の先生も来てくれるが、コロナ以来親の付添が続く。それでも規制はずいぶん緩和された。共用貸し出しのボードが使えるようになり、更衣室に一度に入る人数制限もなくなった。
それでも、プールサイドに腰掛けてバタ足をするのは十人十色で、膝を伸ばして蹴る正統派から、ほとんど自転車漕ぎの要領で水しぶきを蹴散らす子までいる。うちの自閉君は顔に水がかかるのを極度に嫌う。隣にそんな子が来た日にはパニック寸前だが、小さい頃に比べればまあ辛抱がきくようになった。 プールが終われば兵庫県立こどもの館へ。図書室に行くのが楽しみだが、近ごろイスがめっきり減った。斉藤新知事の意向ではないだろうが、高齢者にはややしんどい。 そんな中で背表紙を見て、「こりゃ何だ?」と思った本がある。 発泡スチロールがスチロースになっている。一瞬、こんな糖があったかしら?と思ったほどだが、見事な誤植。それを同じ本のカバーでやってる。中身は発泡スチロールの切り方だの、くっつけ方だのだが、こっちの方に気がいってしまった。 もう一つ、「いきものがかり」かと見まがう、「いきものがたり」意識したネーミングかと思った。 中身はすこぶるまじめと言うか、人類が滅亡させた生物の多いこと、また温暖化の警鐘を鳴らす学者の文が多かった。生物の相が変わって行くのは必然だが、そこに人為的要素が大きく働いて〔特に経済活動〕、変化が不自然なことになっている。 昭和以後でも寄生虫はかなり見事に駆除されたが、その代償としてアレルギーや花粉症が出てきたと言う説。信頼性のほどは分からないが、一理あるかも知れない。そういえば、体内にサナダムシを飼っていると言う先生の文もあった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月28日 22時54分25秒
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