理系の人々
息子に「おもろいで」と言われて読んでみた漫画である。ライターは「よしたに」。息子の同窓生に「吉谷君」がいて、時々遊びに来ていたので覚えてしまったのだが、これがなかなか面白い。基本的に四コマ漫画のやや拡張版である。私が農芸化学、息子はロボット工学なのでまずまず理系家族なのだが、夕飯を食べながら小難しい話をしたものである。プログラミングの話まで飯を食いながらするか?と娘にあきれられたこともある。まあ、理系と言っても、機械と化学ではお互い知らないこともたくさんあるので、貴重な時間でもあった。「理系の人々」の作者はIT関係のエンジニアということだが、「自分の使っているものを褒められると舞いあがってしまう」とか、「興味のないことにはほとんど関心を示さない」「営業トークというものを知らない」などと辛辣なことを書いているが、「理系あるある」で、つい笑ってしまう。すでに単行本化されているが、最近「Smartnews」でも一話限りだが見かけるようになって、ちょっと楽しみにしている。同種の漫画に「腐女医の医者道!」(さーたり)もあるが、これもこれで面白い。こちらは外科の女医さんのやや誇張された日記みたいなものだが、自分が手術を受けた時もこんなのだったんだろうか、と楽しんでいる。