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テーマ:気になったニュース(31014)
カテゴリ:視・紙・誌面から
あんまり気が進まないが仕方なく・・・と言う姿勢がかいま見える採決と言う印象がある。同性カップルと言うのは自分がそれに当たらず、周囲にもそれと知る人がいないので一般論しか書けないが、世の中には秘密裏に出産する人もいれば、子供を持つことを望まない人もいるので、個人の意見を尊重すべきだろうと思う。
憲法か何かは忘れたが、「結婚は両性の合意によってのみ成立する」と言うような文言があったから、男性同士、女性同士でも「両性」には違いないだろう。婚姻によって得られる「利益」(ちょっと露骨な言葉であるような気もするが)が得られないのはおかしい、と言うのも尤もだ。 出産したが育てられない事情があって同性カップルに養子として渡すならば「生産的でない」と言う指摘も当たらなくなるだろう。ただ、相続にあたっての養子の立場を十分に考慮して欲しいと思う。姉が亡くなった時に戸籍をさかのぼって、実の母親が、父との離婚後3回の結婚をしたことが分かり、その後出産はしなかったものの結婚相手の実子を養子に迎えていたことで、相続がいっぺんにややこしくなった。 幸いと言うか、その人は隣町に住んでいたので連絡は比較的簡単に取れたが、遠距離だったら大変だっただろう。姉は未婚だったから子供がおらず、両親もなくなっていたので兄妹で遺産を分割したが、弟の子に代襲相続させることになった。くだんの義兄弟は相続を放棄した。存在さえお互いに知らなかった人だ。幸いにも「そういう人(姉)がいることは養母から聞いていた」と言うことだったので、説明の手間は省けた。 裁判所で彼の代わりに手続きをし、法務局に相続関係図の書き方を教えてもらい法律に浸かった時間だった。しかし私がやっておかないと子供が迷惑する、と言い聞かせて進めた。面倒くさい作業だった。 相続の問題がLGBTの中でどう取り扱われているかは知らないが、国民がしんどい思いをしないよう配慮して欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年06月09日 21時32分27秒
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