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テーマ:気になったニュース(31016)
カテゴリ:視・紙・誌面から
軍の中での殺人事件が起きた。標的に当てる訓練の待機時に発砲したと言う。2人が亡くなり、1人がケガをして、狙われたのは教官だと言うからこれはちょっと・・と思うのだが、今の若者の思考は相当50年前の若者とは食い違っていそうな気もする。
新聞記事の片隅に「成績の悪いのがいると連帯責任として班員全部が腕立て伏せを命じられる」とあった。私は昔からこの「腕立て伏せ」が苦手で、だいたい早くにへばってしまう。それに「連帯責任」て何だ?これの効果も目的も分からなかった。一人の出来が悪いからと全体に同じ課題を課すのは格差の拡大と蔑視を生むだけだと思う。 その課題を課す上役を恨み、「おまえの所為だ」となじる同僚がいたら、「こいつら・・」と言う方向に感情が動いてもおかしくないとも思う。(決して彼の行為を是認するのではない)少なくとも、自分の考えを他人も全く同じように分かっているなんて思わないことだ。 かつて自分が高校生の時、防衛大学校への進学も視野にあった。父が事業に失敗して、経済的に苦しかった頃だ。防衛大ならば学費が要らず、給与まで出る。親としては大助かりなはずだ。しかし姉が「職業大学へ行くのはやめた方が良い」と反対したことで、「国公立なら」と親が許してくれた。姉は看護大学に進んでいた。ちょっと勝手が違ったらしい。幸か不幸か、体育がからきしダメで物理、数学もよくなかったので合格の可能性も低かったに違いない。幸い現役で国立に進学できたのだが。 自衛官候補生とやらの待遇を調べたら、中卒または高卒が条件で、試験もある。合格すると月額15万円ほどの給与が出て、被服、食事は支給らしい。週休2日、サラリーマンとしては悪くないだろう。1年以内に離職したら給与返還を要求されるが、訓練期間を過ぎて任官しなくても退職金まで出るらしい。免許や資格のたぐいは色々と取れるらしい。大型自動車、建機、危険物、無線従事者など業務によるだろうが。ガテン系ならよさそうだ。 昔は「軍隊に入ると白い飯が食える」と言ったそうだが、何かそれに通じるものを感じてしまう。困窮したら自衛隊?まあ未知の世界なので突っ込みようもないが、短絡的思考の匂いがする事件だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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