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テーマ:自宅でカクテル(28)
カテゴリ:飲み食いの話
昨年は八朔が大豊作で、かなり人にもあげたつもりだが、まだまだ残っている。3月に最後を木から取ったが、それより前のを触ってみると、ブヨブヨ感というか、シワシワ感というか、いかにも鮮度が落ちた感触になる。この柑橘は温州みかんよりも皮が厚く、食べるのに手間がかかる。女房が包丁で皮を剥き、中の白い皮もとってサービスしてくれるが、種が多いという実に食べにくい?(贅沢は言えないが)シロモノだ。
もっと簡単に片付けられないか?ガラス製で帽子みたいな形をした絞り機がある。これを使ってジュースを作るにはただ赤道方向で2つに切り分け、ゴリゴリという感じで潰せば良い。3つほど潰せば200mlくらいのジュースがとれる。正真正銘のジュースだ。ジュースというのは100%果汁であるはずだが、輸送には向かないので(水ばっかり!)濃縮果汁を作り、最終工程で水を加えて元の濃度に戻してパッキングするのがほとんどだ。濃縮果汁還元と書いてあるはず。 で、この鮮度の落ちたっぽいジュースは、結構甘い。もちろん柑橘だからそれなりの酸味はあるが、市販のジュースと遜色ないものだった。これなら簡単に食べられる。となると、もう少し変わったものができないか?と考えてしまうのだが、先日息子が帰った時にジンを置いて帰ったのを思い出し、カクテルを作ってみた。ジンベースのカクテルは最も種類が多いはず。とにかくクセのないエタノールと言って良い。ウィスキーのような独特の匂いはなく、飲みやすいはずだ。(あくまでも私の感想)ジンを20mlばかり加えて、ビール並みのアルコール濃度になる。氷を入れてさらに薄まる。 湯呑みに作ったところがなんとも色気がない。ガラスの方が見かけはいいだろう。 ネットで調べるとこのカクテルには「ジン・オレンジ」という名前がついているらしい。原料そのものではないか。なんとも芸のない?命名だが、美味しく飲めた。 次はゼラチンを混ぜてゼリーでも作って孫たちに食べさせてみようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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