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カテゴリ:視・紙・誌面から
兵庫県知事や宝塚歌劇団のニュースが兵庫県で報道されている。どっちも兵庫県というのがなんとも恥ずかしい。と言って、自分がどうこうできる立場でもないが・・
基本的にハラスメントは被害者の目線で語られるべきものではないか。知事の暴言や配置転換、降格など、よほど合理的な理由が被害者にない限り、行なった方が「そんなつもりはなかった」で済ませられる問題ではないと思う。親告罪みたいなものだろう。第一、「そんなつもりがなくて」降格や配置転換を行うということは人事権の濫用と言うべきである。 宝塚の場合はさらにややこしい話になっている。「ハラスメント行為を行なった個人に責任はなく、会社の指導監督ができていなかった。よって会社側に全責任がある」と言うのは「罪を憎んで人を憎まず」かもしれないが、どこの会社でも就業規則に「懲戒」の項はあるはず。一般の会社なら出勤停止とか諭旨解雇、懲戒解雇などと言う処分が決められ、何らかの問題を起こした個人に対して処分を行うものである。 ちょうど朝ドラで「法律」をテーマにした「虎に翼」をやっている。「法律とはより良い社会を作るために使うもの」ことの内容はともかくハラスメントが問題になる現在、この信念を再考すべきではないか。 尤も政治資金規正法改正案はこの趣旨に沿うものではない印象があるので、この国は・・・のレベルになる可能性もある。 ついでながら、「政治には金がかかるんだ」と声高に言う政治家。どんな事にどのくらいかかるのか、実績の例を示してほしいもんだ。基本、政治というのは税金の使い道をどうするかを議論する仕事のはず。仕入れも起きなければ売り上げもない。どこにどう費用が発生するのか明らかにする義務がある。政党交付金は税金に他ならないのだから。 もう一つついでに。兵庫県の維新は野々村議員と言い、知事と言い、報道を聞く限り、「お子ちゃま体質から脱皮できていない」んじゃないか。「こう言ったら相手はどう理解するか」という、発言や行動前の深慮が欠けている気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年06月20日 23時12分29秒
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