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テーマ:気になったニュース(31005)
カテゴリ:視・紙・誌面から
昨日6月23日は「沖縄慰霊の日」だった。もう半世紀以上も前になるが、沖縄がまだ返還前であったとき、沖縄から来ている女子学生の話を聞くことがあった。「あなたたちは『沖縄というところに米軍基地がある』と思ってるでしょ。『基地の中に沖縄がある』なのよ」
当時の彼女が留学であったかどうかは知らないが、正直この言葉には驚いた。確かにそう考える方が後々起こる沖縄大学構内に墜落した米軍ヘリのこと、少女暴行事件の経緯などを見れば正しいと思う。 私が大学に入った時は70年安保のまっただなかだった。都会の大学では全面ストとか言う話が入ってきていて、「ならば地方大学かな」と唯一合格した国立大学に進んだが、やはり日共系の学生と反日共系のグループが対立していた。しかし暴力的な衝突は1回だけで終わった。中央ほど外人部隊がこれなかったのかもしれない。それでも、6.23は覚えている。 報道でデニー知事と岸田総理の挨拶を聞いたが、岸田総理の挨拶の薄っぺらな事。二言目には「安全保障」と言うが、今や米軍の代理部隊になっている気がするのは私だけだろうか。激戦のあった沖縄でよくあれだけ不戦の誓いの感じられない発言が出来るものだとあきれる。 自衛隊の南西方面への投入は大戦時の姿を再現していると思わないのか。大政翼賛状態の政府に検討だらけの法律を作らせて大丈夫か。「戦争はしない」と言う県民の姿勢を全く理解していないと見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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