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テーマ:気になったニュース(30778)
カテゴリ:視・紙・誌面から
結果的には現職の大勝利だったが、今回の選挙はいかにも今風の選挙だったように思う。50人も立候補して部外者としてはちょっと驚いたが、「知事選考フェア」の様相だった。演説会よりはSNSの発信力に重点を置き、どちらかと言えばそちらの方が耳目を集めたようだ。
一方で「掻き回しただけ」の集団もあったようだ。原則、供託金さえ払えば誰でも立候補できるのだから民主主義が保障されているとも言えるのかも知れないが、政治の役割といえば「税金をどう集めて使うか」ということに行き着く。いささか「目に余る行動」だった気がする。 私は東京には住んだことがないのでその実態を知らないが、世代としては美濃部知事の時代、学園紛争の時代である。いわゆる革新都政、革新府政だった。結局はその後保守勢力が取り戻したが、高度成長イケイケの時代だったからかも知れない。でも、双方が真面目に政治を考えていたと思う。それから見れば、若干「子供っぽさ」みたいな物を感じた。政治は進歩したのだろうかと疑わしく思う。 メディアを誰でもがそれらしく修飾できる時代と言えるかも知れない。真贋をきちんと見られる能力を持たないととんでもないことになる時代だとも言えるだろうか。 それにしても記名式投票や投票所に足を運ぶ、というハードル、なんとかならないものか。マイナンバーカードを強制するなら投票にも使えそうに思うが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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