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カテゴリ:視・紙・誌面から
トランプ氏と爺爺同士の泥沼戦になり、泥仕合になるかと思ったが、撤退を決めて若い副大統領の指示に回ったのは、重鎮からの説得もあったのだろうが、まずは懸命な選択だったと思う。目の前にいる人の名前を間違えるのは私もやるかも知れないが、80歳の声を聞けば、10年、20年後の世界を設計できるとは思えない。トランプ氏はもっと危ない。今の共和党は理屈でなく感情で動いている。共和党でなくもはや「トランプ党」の名が相応しかろう。
高校の頃だったか、戯曲の「ジュリアス・シーザー」が教材に出てきて、有名な「ブルータス、お前もか」の後の物語を知った。ブルータスは民衆の理性に訴えたが、直後にアントニーは民衆の感情を操り、暴動を起こさせた・・のくだりである。感情で動く人間は「衝動」に従うが、多くは碌でもない結果に終わる、と当時の教師が教えてくれたのを覚えている。 銃撃直後に右手を振り上げたトランプ氏の写真はまさに国民に「不屈の印象」を与えるに十分だったと思うが、その後「理性ある大統領」であることを示そうと「半分の国民でなく全ての国民を率いる」と言うようなことを言っていたが、1日後には「バイデンは史上最低」を繰り返していた。国民は「あんたの感想」ではなく明日への政策を要求していると思うのだが。 ともあれ、民主党が勝とうが共和党が勝とうが、日本への圧力はしっかりと続き、軍備の強化や一層の隷属を要求してくるだろう。地位協定は堅持するだろうし、航空路の優先権も手放さないだろう。「俺様の国」である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年07月23日 21時13分31秒
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