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テーマ:気になったニュース(31013)
カテゴリ:視・紙・誌面から
石破元幹事長が結局当選した。1回目の投票で高市氏がトップをとった時にはどうなることかと思ったが、「取りあえず看板の掛け替え」には、石破氏の方が良かろうということかと思う。まさか裏金問題議員の推薦と、党内のことではあるが選挙違反すれすれのことをやってしまった高市氏を今通すのは総選挙に与えるダメージが大きかろう。
政治家というもの、理想を掲げて当選したあとはだいたい保身に走る。選挙制度が変わって定数が減った時には「死活問題だ」と訴えた議員がいたが、「あんたを養うために税金があるんじゃないよ」仕事に対する報酬であって、養育費ではないのだが、見事「比例制」と言う抜け道を考え出した。まさに「ぬけぬけと!」 アベ路線からは変わることが期待される。アベの成果は「民主主義の否定」につきる。解釈を変更して内閣の閣議決定ですべてを進めていくのは民主主義の否定だ。ついでといっちゃ何だが、議会の解散権は首相にある、と言い出したのはいつからだろう。総理大臣だから内閣をまとめ上げ、責任を持つのは当然だが、いつの間にやら「首相の専決事項」になってしまった。 防衛予算の増額に賛成し、「石破じゃ終わったな」などと書き込む勢力もあると聞くが、仮に戦闘状態に突入した場合に自分は参加しない権利がある、あるいは自分はそういう被害には遭わないなどと思ってでもいるのだろうか。そういう勢力は災害ボランティアにも行かないだろうな。徴兵制が役に立つとも思えないが、国のそういう事項は静かに陰険に進められるものだ。 新総理もアメリカ詣でに行くのだろうが、「地位協定」は不平等の象徴だ。この見直しが出来るならば「名総理」になるだろうが、「民主主義/アメリカ」は自国の民主主義は守っても他国は隷属すべきものと考えていることだろう。「戦勝国」なのだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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