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テーマ:気になったニュース(31013)
カテゴリ:視・紙・誌面から
石破総理の外国訪問報告会のさなかに「ノーベル平和賞が被団協に決まった」という発表がなされた。故佐藤栄作元総理以来という事だ。正直、佐藤栄作氏の時はまだ学生だったが、「なんやねん」と思った。「非核三原則」の言わんとするところはともかく、事実上守られていない「持ち込まず」である。今も担保されているか大いに疑問で、今回の日本被団協とはレベルが違うと思う。
言わば、「政治家と草の根運動の違い」である。税金で生活している輩と身銭を切り、労力を割いて活動を続けてきて、その悲惨さを発信し、次世代を育ててきた団体とを同じように評価にしてはならないと思う。 私自身は長崎の資料館に1度行った事があるに過ぎないが、「ニホンーヒダンキョウ」とか「ヒバクシャ」を国際語にし、賠償ではなく、「二度とこんな悲劇を生むな」と訴えてきた被団協には尊敬の気持ちを持っている。放射線はDNAを破壊し、変質させて癌や生命に直接影響を与える。東海村のバケツ被曝もあった。 核兵器は放射線と同時に超高温を発する。非人道兵器の名にふさわしい。時節がロシアとウクライナの戦争、イスラエルとパレスチナの紛争のさなか、核兵器をちらつかせる動きを牽制する意味もあるのかも知れないという報道には共感する。 被爆国でありながら「核の傘」に入り、核兵器禁止条約を批准しようとしない行政は猛省するべきだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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