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RSメキシコ駐在記

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2009.10.03
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先週はお疲れ様でした。
ひとまず優勝という結果は良かったと思います。
今回は自分が思うポイントなった点(攻撃面)について簡単振り返ってみたいと思います。

<目次>
■攻撃の起点となっていたくさびのパス
■有効だったカウンター攻撃とそれを支えた攻守の切り替え
■新しいオプションとしてのロングボール
■見えてこなかった崩しの形
■まとめ



■攻撃の起点となっていたくさびのパス

ピヴォをこれまでと変えて望んだ今回の試合。
まぁ、良いところあり・悪いところありといった感じでしたが、彼の持ち味がチームの戦術にこれまでと違ったバリエーションをもたらしていました。

特によかったのが、前線からひいてきてセンターサークル付近で後ろから出てくる縦パスを受けることができていた点です。
(このパスを「くさびのパス」と言います。)
ここでタメを作ってその間に後ろの3人が押し上げるという形がしっかりできていました。
前々から思っていましたが、ピヴォのところでボールがおさまると攻撃が安定しますね。
今後もこの形を作ることができれば、ある程度各自にボールを前に運んでいくことができると思います。

逆に、このくさびのパスをカットされたりトラップミスなどでボールを奪われたりすると一気にピンチになってしまいます。
なんだかんだ言って、ピヴォへのパスの精度やピヴォの体の使い方など「個の力」に依存する割合は非常に高いと思います。
ま、これはすべての戦術に言えることですが、やはり個々の局面において個の力で打開できる選手がいないとなかなか勝てません。


■有効だったカウンター攻撃とそれを支えた攻守の切り替え

今回は珍しく大量得点で勝つ試合が多かったですが、それを可能したのがカウンター攻撃でした。

これまではパスを出す前に相手にプレスを掛けられてすぐにボールを失ってしまいがちでしたが、今回はしっかりとボールをつないで前に運ぶことができていました。
これを支えていたのが、個人個人の攻守の切り替えでした。
攻守の切り替えと一口にいっても結構いろいろな要素が含まれています。

・意識の中での守備モードから攻撃モードへの切り替え
・自分のやるべきことを理解する
・自分のやるべきことを理解する

今回の試合ではみんなが高いレベルでこれらのことをこなしていたし、相手より高いレベルでこれをこなすことができたと思います。
この攻守の切り替えは、カウンターでもポゼッションでも守備でも、フットサルをやる上で非常に大事な基礎になるので今後も精進していきましょう。



■新しいオプションとしてのロングボール

この試合新加入メンバーがフィクソに入りましたが、その効果としてロングボールを利用した攻撃が可能になったことが挙げられます。

高い技術を持つプレイヤーが一番後ろに入ることによって後ろでボールを回しながら時間を作ることができました。
これによって相手が押し上げてきてプレスが掛かるのですが、その一方で相手のフィクソとゴレイロの間に大きなスペースができ、こちらのアラやピヴォがそのスペースを利用することができるのです。
また、2人ロングボールを入れることができる選手がいるのでより確実にタイミングよくロングボールを入れることが可能になりました。

ロングボールを主体とする攻撃のメリットとしては、
・ボールを失ったとしても相手陣地の深いところなので、ピンチになりにくい
・攻撃に人数をかけなくてもいいので体力の消耗が少ない
・1本のパスが通れば、大きなチャンスになる
などがあります。


■見えてこなかった崩しの形

ここまで書いてきたように、カウンターやボールを奪ってからのビルドアップに関は非常によかったと思います。
一方で、最後の崩しの部分ではなかなか良い形が生まれず、ドリブル突破やミドルシュートを基本とした形に終始していたと思います。

ダイレクトでのサイドチェンジやスルーパスなどの場面でも受け手と出し手のタイミングや意図が合わずにラインを割る場面が目立っていました。
このあたりのコンビネーションの改善は急務だと思います。
※どうすればいいかの提言に関しては、まだ見えていませんので、(できれば)別記事で書こうと思います。


■まとめ

ビルドアップ時の基本的な戦術としてのくさびのパスからの展開やオプションとしてのロングボールは非常によかったと思います。
また、技術のしっかりしたプレイヤーが加わったことによってこれらの使い分けに関しても問題なく機能していました。
今後の課題としては、最後の崩しの部分でのコンビネーション強化にあるのではないでしょうか?


 

 

 

 






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Last updated  2009.10.03 22:18:18
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