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RSメキシコ駐在記

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2018.10.26
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カテゴリ:読書日記

本を読んだ経緯

​​
タイトルがグサッときたからです。
会社でチームをマネージする立場にあるのですが、正直上手く出来ている気がしません…。
チームの仕事をシンプルにしてみんな楽しく働ける職場を作れたらどんなにいいだろうかという思いでこの本を手に取りました。





内容の紹介


1. チーム全体としてやることを絞るこむ
2. そこに向かって全力を出せるようにする
この2つがリーダーのやるべきこと。

やることを絞り込むためのキーは、問題と課題を切り分けて自分たちがやるべきことに集中出来る環境を作り出すこと。

リーダーは、会社の「問題」を自分の「課題」に落とし込む。すると、無駄な選択肢を捨てることができ、自分のやるべきことが見えてくるのです。そして、それは確実に成果につながっていきます。
ー「最高のリーダーはチームの仕事をシンプルにする」第1章より引用



全体最適視点から優先順位、劣後順位をつけること

仕事全体が上手く流れるように、各業務を最適化させることが望ましいのです。
これが「全体最適」であり、仕事をシンプルにかつ合理的、効率的に進めるためのキモとなります。
(中略)
このように「全体最適」を考えることで、仕事の優先順位は変わってくるのです。リーダーは、常に全体最適で仕事を合理的に進めなければなりません。
(中略)
リーダーというのは、当然ですが、多くの仕事を抱えています。
しかし、それでもなんとかこなし、結果を出さなければなりません。
そこで「優先順位」とは別の考え方をする必要がある場面も出てきます。
すなわち、「劣後順位」です。
仕事に「劣後順位」をつけて、あえて、やらないことを先に決めることが自分やチームの仕事をシンプルにするためには重要になってくる場面があります。
ー「最高のリーダーはチームの仕事をシンプルにする」第2章より引用


そのために、リーダー自身が余裕持つことが重要である。

優先順位をしっかり決めて、「仕事を絞る」ことは精神的な余裕も生みます。
リーダーは部下と一緒に目の前の仕事に忙殺されてはいけません。
仕事全体を俯瞰し、常に第3者的な視点から
「進捗状況はどうか」
「今後もこの進め方で間違いないか」
「何か落ち度はないか」
「チームのメンバーのモチベーションは保てているか」
「他部署との連携はうまくいっているか」
と、考える時間を確保しなければなりません。
ー「最高のリーダーはチームの仕事をシンプルにする」第1章より引用


ここに向かって全力が出せるようにするために、
リーダーから部下に働きかけていい関係を築く。
部下が誰であろうと、どんな部下であろうと、人間関係を良好にするには、「常に」リーダーから働きかける。
それが鉄則です。
相手を変えようと思っても、なかなかそうはいきません。まず自分の考え方を変える。そのほうがよっぽどシンプルかつ合理的です。
ー「最高のリーダーは、チームの仕事をシンプルにする」 第3章より引用



まとめと感想


こうやってみると実に様々な能力が、求められるしそれぞれプレーヤーだっ時にはあまり求められてこなかったように思う。
それは役割が違うので当然といえば、当然なのだがサラリーマンの世界ではその違いがあまり認識されていないのではないかと思う。
リーダーになった際に苦しまないように若いうちからこういったことを学ぶ機会に恵まれる人が増えてほしいと思った。







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Last updated  2018.10.26 13:22:28
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