カテゴリ:トレーニング&ダイエット
前回からの続き。
体重計が間違っているという反論として、病院で量った数値と違う、スポーツジムで量った数値と違う、というのがあるのだけれど、これも決め手にはならないんですなあ。同じ日に量って、2キロも3キロも違っていれば、どちらかが間違っているはずだけど。 なぜならば、 人間の質量は刻一刻と変わっているので、同時に同一の場所で量らない限り同じ条件とは言えない。 スポーツジムや病院に設置してある機器は業務用であることが多いけれど、必ずしも「体重証明」に利用できる機種とも限らない。業務用でも「体重証明」に利用できない機種もある。また定期的に校正が行われているとも限らない(参考資料:取引・証明について)。 肉屋に行くとわかるけれど、検定品&定期的に校正されているはかりには、基準適合証印(または検定証印)のシールがぺたぺたと貼ってある。だからそういうシールが貼ってある体重計だったら信用していいだろう。 まとめ 前回の考察も含めてまとめると、体重を量るという行為は、「安定していない人間の質量」と「適切に調整されたとしても±100g程度の精度の機器」の掛け合わせであり、その結果を厳密に考えるのはナンセンスである。また体脂肪率は、機器の仕組み上、体重以上にアバウトな数値しか出せないことも心に留めておくべきである。 説明書にもあるように 「測定値は体内水分に大きく変動されるので、できるだけ同じ時間帯、同じ状態で測定し、細かい変化にとらわれず、長期的な変化傾向をおすすめします」 と考えるのが重要ではないかと。 いちおう終了だけれど、次回は購入したHBF-701のレビューとお勧め機種について書いてみたい。 気が向いたら投票お願いします→ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012.04.07 09:33:23
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