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ワインと絵画がある生活

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2018.02.04
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カテゴリ:自宅ワイン会
前回の続き。


2007 Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de La Garenne(Louis Jadot(Domaine Duc de Magenta))
ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌ(デュック・ド・マジェンタ/ルイ・ジャド)

ジャド傘下のデュック・ド・マジェンタ。07としては濃いめのゴールド。飲んでみると不安的中。このビンテージとしては酸化が進んでいて、飲み進められる程度ではあるけれど、プルミエクリュとしては残念な状態。昨年購入したものなので、先天的なものなのか、流通に問題があるのか不明。

飲み頃/総合:???/???(コンディションが悪く評価不能)

こちらはピュリニーのグラス。だいぶ褐色が入っている。



2006 Chevalier-Montrachet(Domaine Vincent Girardin)
シュヴァリエ・モンラッシェ(ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン)

ブルゴーニュでは最高クラスの重量級ボトル。上げ底の部分は、子供の手が全部入ってしまいそう。デュック・ド・マジェンタの不調に落胆のなか、こちらを注いでみると健全な色調で一安心。

そして先に飲んでいるメンバーから「スゴいよ、これ」との発言。

バニラや熟した果実、香りの複雑さはあるものの、香りのボリューム自体は中程度でスゴいと言うほどでは無い。一口飲んでみると、魂が吸い込まれるような永遠の余韻。シュヴァリエ的な厳しさは無く、包み込むような抱擁感と、おおらかにほほ笑む神々に見守られているような安心感。飲み進めるほど、じわじわとよくなってくる。

圧巻なのが、香りと味の一体感と、底が見えないほどの懐の深さ。ずっと香りをかいでいても飽きないし、時間がたっても全然へたることが無い。孫悟空が、どんなに逃げてもお釈迦様の手の内から逃げられなかった、という逸話を思い出すほど自分が小さな存在に思えてしまう。

派手さは無いけれど、本当に素晴らしいワイン。ワイン会の終わり近くまで、ほとんどの人が残していました。まだ2月だけれど、おそらく今年No1。というか、ここ10年で飲んだ白では1番かも。ジラルダンが、こんなに素晴らしいとは。

飲み頃/総合:いま~10年/★★★★★(いままで飲んだ白ではトップ3クラス)

ジラルダンの白を探す

かきのニンニク炒め


つづく。

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最終更新日  2018.02.15 12:25:52
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