テーマ:ワイン大好き!(30872)
カテゴリ:自宅ワイン会
前回の続き。
2007 Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de La Garenne(Louis Jadot(Domaine Duc de Magenta)) ピュリニー・モンラッシェ プルミエ・クリュ クロ・ド・ラ・ガレンヌ(デュック・ド・マジェンタ/ルイ・ジャド) ジャド傘下のデュック・ド・マジェンタ。07としては濃いめのゴールド。飲んでみると不安的中。このビンテージとしては酸化が進んでいて、飲み進められる程度ではあるけれど、プルミエクリュとしては残念な状態。昨年購入したものなので、先天的なものなのか、流通に問題があるのか不明。 飲み頃/総合:???/???(コンディションが悪く評価不能) こちらはピュリニーのグラス。だいぶ褐色が入っている。 2006 Chevalier-Montrachet(Domaine Vincent Girardin) シュヴァリエ・モンラッシェ(ドメーヌ・ヴァンサン・ジラルダン) ブルゴーニュでは最高クラスの重量級ボトル。上げ底の部分は、子供の手が全部入ってしまいそう。デュック・ド・マジェンタの不調に落胆のなか、こちらを注いでみると健全な色調で一安心。 そして先に飲んでいるメンバーから「スゴいよ、これ」との発言。 バニラや熟した果実、香りの複雑さはあるものの、香りのボリューム自体は中程度でスゴいと言うほどでは無い。一口飲んでみると、魂が吸い込まれるような永遠の余韻。シュヴァリエ的な厳しさは無く、包み込むような抱擁感と、おおらかにほほ笑む神々に見守られているような安心感。飲み進めるほど、じわじわとよくなってくる。 圧巻なのが、香りと味の一体感と、底が見えないほどの懐の深さ。ずっと香りをかいでいても飽きないし、時間がたっても全然へたることが無い。孫悟空が、どんなに逃げてもお釈迦様の手の内から逃げられなかった、という逸話を思い出すほど自分が小さな存在に思えてしまう。 派手さは無いけれど、本当に素晴らしいワイン。ワイン会の終わり近くまで、ほとんどの人が残していました。まだ2月だけれど、おそらく今年No1。というか、ここ10年で飲んだ白では1番かも。ジラルダンが、こんなに素晴らしいとは。 飲み頃/総合:いま~10年/★★★★★(いままで飲んだ白ではトップ3クラス) ジラルダンの白を探す かきのニンニク炒め つづく。 にほんブログ村 ワインランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.15 12:25:52
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