カテゴリ:日本酒
和久井映見が主演したテレビドラマが話題になった「夏子の酒」。もともとは週刊誌モーニングで1988年から1991年に連載されていたマンガだ。当時はお酒に興味が出る大学時代だったこともあり、モーニング連載当時から熱心に読んでいた。
いまはワイン派だけれど、それでもアルコールは何でも飲む派である。ウイスキーや缶チューハイ、ビールはいずれもよく飲んでいる。日本酒は外食を中心に少々。 若かりしころを振り返ると日本酒に凝っていた時期がある。そのころは日本酒好きの先輩と日本酒居酒屋を飲み歩いてたっけ。 当時はオフィスが池袋だったこともあり、近辺の居酒屋には思い入れがある。今は無き名店「笹周」。ここで食べたジビエの鴨は、名だたるフレンチを超えて、もっとも記憶に残る味わい。 そして二十数年ぶりに「夏子の酒」を読んでみた。 「成し遂げる思いと、圧倒的な情熱」 あまりに感動して、おもわず涙がこみ上げてしまった。 読んでいて感じるのは、単なる嗜好品という枠を超えて、 日本酒の奥深さ 日本酒業界が抱える苦悩 農業の大切さ 地方の閉鎖的な社会 疲弊した地方の苦悩 などの、さまざまな思い。初版から30年近くたっても色あせないのがスゴい。ちなみにモデルになっているのは新潟の「久須美酒造」。いやー泣けてきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.05.10 12:08:08
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