日光 片山酒造見学
昨年の春に、日光観光で寄った片山酒造(そのときのブログ)。上層(もろみを搾る工程)が行われると聞いて見学に行ってきました。電車では、加茂錦 純米大吟醸 生原酒でカンパーイ。たぶん「にいがた酒の陣」の限定品。最寄りの下今市駅に到着。2017年に建て替えたこともあり、とてもキレイ。駅前は、昔はにぎわっていた感が...。道の駅 日光街道 ニコニコ本陣。地元の中学校卒業している作曲家「船村徹記念館」が併設。自分の世代ではないけれど、矢切の渡しや王将など、戦後歌謡を代表する作曲家。栃木だけにイチゴが充実。都内で買うより、だいぶ安い。もうひとつ安かったのがキノコ。イチゴもキノコも買ってしまいました。片山酒造片山貴之 社長ラグビーがやりたくて、東京の國學院久我山に行ったラガーマン。日光に近い立地と、SNSやブログをやっていることもあり、外国人観光客も多い。60年受け継がれた一滴に酔う。日光「片山酒造」の生原酒に乾杯!ラグビーを愛するトップビジネスマンに聞く~片山酒造 片山 貴之社長~一時期は厳しかったらしいけれど、少量生産に切り替えて、なんとか建て直したとのこと。ガイシに直接配線があり、いまの建築基準法では認められていない方式とのこと。お酒の神様 松尾様麹室佐瀬式の搾り器。ここまで古いのは日本に数台しかないらしい。いまでは作っていない機械だと思ったら、宇都宮の昭和工業で最新型を作っていました。右下のところがお酒が溜まるところ。もろみを入れた袋を入れると、自重で自然とたれてきます。ポンプの開け閉め係(写っていない)、袋に入れる係、搾りに入れる係の3人体制で完全な手工業。シャンパーニュの小規模RMのデゴルジュマンの様子ともかぶる。最後は試飲。右3本の素顔シリーズと、スタンダードラインはまったく別の酒。ひと夏越して、大吟醸がおいしくなっている。とはいえ5千円なので、看板商品の「原酒 素顔」(3,300円)を購入。昨年来る前は、どんなもんだろうと思っていたけれど素顔シリーズは、かなりうまい。ごちそうさまでした。電車まで時間があったので、再びニコニコ本陣に行き、レストランで蕎麦をいただきました。偶然出会ったSL。昨年も少しだけ見たんだよなあ。これで日光の旅も終了。