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ワインと絵画がある生活

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2024.01.15
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前回の続き。

1983 Chambolle-Musigny 1er Cru / Joseph Drouhin
シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ / ジョセフ・ドルーアン
7,800円, 2006年3月購入, やまや

続いてシャンボール。ドルーアンのシャンボールはメゾンスタイルと合っていて、素晴らしいものが多いと勝手に思っています。

そしてドルーアンといえば雪印。かつてはドルーアンの親会社S.E.P.V社の株式を51%持っていたけれど、雪印集団食中毒事件の影響で株売却、酒類事業撤退で三国ワインに販売権譲渡。その結果、2003年にGrand Cru MusignyやLes Amoureusesが1万円以下で放出されたことを思い出す。購入履歴を確認すると、たった2本しか買っていなかった。バカバカ、当時の俺。共にケース買いすべきだった。

このボトルを選んだのは、1961との違いのため1970年代~1980年代のコート・ド・ニュイのワインを出したかったから。この時代のボルドーは持っているけれどブルゴーニュはほとんどなくて絞り出したセレクション。Les Amoureusesではなく、ただの1er Cruなので、いままで残っていたのだと思う。

コルクはDRC以上にもろく、ザ・デュランドでも先端が折れてしまった。とはいえダメージは最少で、なんとかコルクを落とさず抜栓できた。

色はDRC以上に淡く、オレンジが入っている。熟成香はあるけれど酸化のニュアンスはほとんど感じない。口に含むと酸が目立ち、DRCよりも淡いボディ。おいしく飲めるけれど完全にピーク越えかと思ったけれど、否。抜栓して時間がたつと、ボディに甘みが出てきて、当初の酸が気にならなくなってきた。これまた、うめー。

DRCの濃密度・複雑性とは比べるべくもないけれど、シャンボールらしいチャーミングさを具現化したワイン。これだけ楽しめれば満足以上というか大健闘。

飲み頃/総合:空気に触れて中盤以降はとても楽しめました/★★★★+(ザ・シャンボールの古酒)


つづく。





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最終更新日  2024.02.19 22:40:44
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