テーマ:ワイン大好き!(30863)
カテゴリ:ワイン日記(ブルゴーニュ)
前回の続き。
1983 Chambolle-Musigny 1er Cru / Joseph Drouhin シャンボール・ミュジニ プルミエ・クリュ / ジョセフ・ドルーアン 7,800円, 2006年3月購入, やまや 続いてシャンボール。ドルーアンのシャンボールはメゾンスタイルと合っていて、素晴らしいものが多いと勝手に思っています。 そしてドルーアンといえば雪印。かつてはドルーアンの親会社S.E.P.V社の株式を51%持っていたけれど、雪印集団食中毒事件の影響で株売却、酒類事業撤退で三国ワインに販売権譲渡。その結果、2003年にGrand Cru MusignyやLes Amoureusesが1万円以下で放出されたことを思い出す。購入履歴を確認すると、たった2本しか買っていなかった。バカバカ、当時の俺。共にケース買いすべきだった。 このボトルを選んだのは、1961との違いのため1970年代~1980年代のコート・ド・ニュイのワインを出したかったから。この時代のボルドーは持っているけれどブルゴーニュはほとんどなくて絞り出したセレクション。Les Amoureusesではなく、ただの1er Cruなので、いままで残っていたのだと思う。 コルクはDRC以上にもろく、ザ・デュランドでも先端が折れてしまった。とはいえダメージは最少で、なんとかコルクを落とさず抜栓できた。 色はDRC以上に淡く、オレンジが入っている。熟成香はあるけれど酸化のニュアンスはほとんど感じない。口に含むと酸が目立ち、DRCよりも淡いボディ。おいしく飲めるけれど完全にピーク越えかと思ったけれど、否。抜栓して時間がたつと、ボディに甘みが出てきて、当初の酸が気にならなくなってきた。これまた、うめー。 DRCの濃密度・複雑性とは比べるべくもないけれど、シャンボールらしいチャーミングさを具現化したワイン。これだけ楽しめれば満足以上というか大健闘。 飲み頃/総合:空気に触れて中盤以降はとても楽しめました/★★★★+(ザ・シャンボールの古酒) つづく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.02.19 22:40:44
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