新紙幣が発行されてもうすぐ2ケ月。
全部、見た。
出張で東京方面に出かけることが多い上司が、
手に入るたびに見せてくれた。
「え~! おもちゃみたい」
その都度に同じ感想を口にした。
「1000円ならお釣りなんかでもらうんじゃない?」
ともいわれたけれど…。
だって、1000円札のお釣りって、
5000円とか10000円の現金を出さないと
もらえないし…。
いや、なにより田舎だもん。
新紙幣の流通だって、多分遅いもん。
もん
現金を使うのは、無人販売かカード払いができない
100円ショップ。
よく行くパン屋さんくらい、かな~。
ほぼクレジットカード。
ごくまれに楽天pay。
大事なお金は、1000円札と100円玉。
1000円はATMでおろせば手に入るが、
100円はなかなか…。
新紙幣に伴ってか、地元信用金庫では
両替機でもキャッシュカード持っていても
手数料かかるようになったし…。
ほかの金融機関でも両替機が減っていて、
先日の平日の休みに両替してきた。
そこは、キャッシュカードがあれば手数料無料だった。
その時に起きた不思議なこと。
いや、勘違い。
何が正しい? 何が間違っている?
あれ? あれ?
謎の渦に飲まれてしまったできごと。
●roze-piのゆかいなできごと♪
◆両替難民
近頃、両替難民。
両替機の件は先に記したが、
7月から両替機&カードでも手数料がかかるようになった。
金融機関によって異なり、窓口だと○枚まで無料とか…。
それ以前に、両替機設置店がどんどん減っている。
母とのやりとりで
両替を頼まれたり、お釣りで1000円札もいる。
金融機関の窓口が開いているときしか
両替できなかったり、
両替機だって営業時間は同じ。
平日にはなかなか行けない。
「お金おろす時さ、9000円降ろすとか、
10千円って押すと1000円札で出てくるよ」
ちなみに、どこの金融機関のATMでも同じわけではないみたい。
主にゆうちょで下ろすことが多いのだが
できないところもある、と最近知った。
◆「金のオノ、銀のオノ」
先日、両替をした際に1000円札5枚入れた(つもり)ら、
100円の硬貨1本とお釣りが出てきた!?
イソップ童話にある、「金のオノ、銀のオノ」の話。
えぇぇ…。
「余分にお釣りが出てきました」
って窓口で言った方がいいかな…。
今回の件で両替機でお釣りが出る
ということを知った。
だったら1万円札を入れてお釣りをもらえば
いいことに気づいた。
キャッシュカード入れての両替だし、
明日電話かかって来るかもな…。
一応わたし、元銀行員。
当時は、“現金その場限り”と教えられた。
今、どうなんだろうね。
窓口行かなくてもできること増えたし…。
◆さかのぼること10分ほど前
いつものように、ゆうちょにて。
1万円札を2枚入金して、
続けて3万円をおろした。
“30千円”と押して1000円札30枚おろしてきた。
なんとその時、新紙幣が出てきた!
おぉぉぉ!
うわさの新紙幣、はじめて手にしたぁ!
その足で両替機のある銀行へ。
あっ
新紙幣って読み込めるのかな…。
パラパラとしたら、古いお札も混ざっているので、
古いお札メインで…。
あと1枚、足りないのか。
新紙幣を1枚追加して、わたしとしては
合計5枚で5000円入れたつもりだった。
当然、100円硬貨1本が出てくると思っていた。
◆機械は間違わない
普段、母によく言うこと。
「機械は間違わない。間違っていたら自分。
まず自分が何か間違ったって思わなきゃ…」
スマホでもパソコンでも、家電にしても、
予想に反した結果になったとき、
まず自分が間違ったという認識をするように
常々話している。
両替機前でプチパニックになっりつつ
お釣りを受け取った。
クシャクシャの1000円札が出てきた。
3枚くらいあったような気がする。
そうなのだ。
慌てていて
そのままお財布に入れてしまった。
◆謎に挑む
何か変な気がするが、よくわからない。
もしかして、100円硬貨じゃないところを押した?
歩きながら確認してみると、
100円1本、5000円だ。
何よりほかの硬貨だとお金がたりなかったり、
細かいお釣りがないとおかしい。
おかしいな…。
ゆうちょからおろして通帳に挟んだお金から
出したんだし…。
1000円札30枚あったはずなんだから…。
でも、数えてないけど…。
1万円札とか5000円札が混ざっていた!?
機械は間違わないという考えとは、
真逆な方に思考が傾いていく。
◆謎が解けた
ゆうちょの通帳に挟んだお金。
残っているのはいくらか?
30枚あったのだから、
25枚残っていたら、
そのうちの5枚を両替機に入れた、ということだ。
数えたら、20枚。
え?
20枚??
次にお財布に入っているお札を数えた。
7枚。
2枚はもともと入っていた。
普段は、1~2枚、1000円札が入っているけど、
この日は2枚あると認識があった。
5枚多いのはお釣りで受け取った分?
手元には100円1本、5000円ある。
そう、3万円を1000円札でおろしたから、
あっている、な…。
えぇぇ?
◆結論
新券って、くっついてしまいがち。
それは認識している。
1枚のつもりが2枚だったということも
ありがちだと思っている。
わたしの記憶が正しければ、
旧紙幣を4枚はあった。
それに1枚プラスした認識だったが、
なんか納得できないが、
6枚も一緒に両替機に入れたということになる。
いくらなんでも厚さが違うと思うけれど…。
でも、金額があっているのだから、
そうとしか思えない。
たしかに両替機の前で、お金を出さなきゃと
慌てたような記憶もある。
だから、か?
やっぱり機械は正しかった。
なんか納得いかないけど…💧
◆余談
さて、ここからは余談。
この話を母にしたら、
「いつも、あんた、お母さんにいうでしょ。
“機械は間違わない”って!」
いわれてしまった💧
さらに、はじめて見た新紙幣。
両替を頼まれて、10枚がまた旧1万円札になった。
せっかく細かくしたのに…。
別に旧でも新でもいいのだ。
1000円札であれば…。
さらになおかつ、先を越されたこと。
2~3日後のことだ。
ふと思い出して、弟に見せた。
「見たことないんじゃない? 新札!」
「見た。お母さんから見せてもらった」
え?
こういうことは素早いのだ、うちの母。
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